'08 K-ママ・グランプリ(前編)
あらまっ! 今年もK-ママ・グランプリの発表やわ。ワクワクドキドキ・・・。とは誰も言ってくれないけれど、1人静かに盛り上がっております。
まずはご当地栄町のK-ママ・グランプリは、5月にオープンしたフォトカフェ&ギャラリー「TANTO TEMPO」に! 皆さんはもうお出かけになりましたか? ただ今“写真を部屋に飾ろう”をテーマに、14人の写真家の作品がずらり勢ぞろいですよ。
写真がアートとしてなかなか認識されない、この国の現実に立ち向かうべく、次から次へとアイデアを仕掛けるオーナーさん。パリフォトにも足を伸ばし、一方で若手作家の育成にも力を注ぐ行動派。はあ、のんびり、おっとり、地下空間でお客様さまを待つPAXREX店主とは、ずいぶんタイプが違います。でもコンセプトは同じ。 心強いお仲間。「TANTO TEMPO」の出現で、栄町はアート・ストリートへのストーリーを刻み始めています。カフェスペースには、けいママも度々出没。さんさんと日が射す心地よい窓辺から、乙仲通りを眺め、ゆっくりお茶する午後のひとときは極上です。
一方のPAXREX、今年の展覧会はその佇まいにふさわしく、静かなものが多かったです。新春のPAXREX STYLE展に続き、小林鷹さんの「SERENITY」 森雅美さんの「翳shade」 藤井保さんの「藤井保の世界Ⅲ」そしてちょっと社会派モルテザ・アリアナさんの「Decayー壊れてゆく」。さらに初めての写真以外のアート、 PECHU作品展「宇宙と金魚と天使」。ふ~む、やっぱりグランプリはお客さまに決めていただくしかないですよね。
でも大ヒットとなったPECHU作品シールをグランプリにしたいと思います! ポストカードではなく、シールです、シール。透明フィルムに、高性能のプリンターで出力したもの。展覧会期間中は、PAXREXのガラスのドアーに貼付けていました。これをご覧になったお客さまは「欲しい、欲しい!」の大合唱。 好きな作品シールを選べるとあって、あれこれ楽しく迷って下さいました。実はこのシール、家内工業でひっそりと制作したのですが、おかげさまで内職に忙しかったのなんの!窓に貼れば、鮮やかなPECHU作品が浮かび上がる。冷蔵庫や鏡、ファイルやノートに貼れば、気軽にPECHU作品と触れ合える。そう言えばPECHUさん、作品創りの時には、色々な願いや魔除けを意識するそうですよ。「お部屋に飾って貰えば、きっと私のそんな想いが伝わるはず」。と、控えめな彼女が実に凛々しく断言しました どうです?あなたも栄町に「新年に向けて、何か部屋に飾るもん買いに行こか?」。って気になってくれましか?ではでは頑張って何とか年内に、食べ物編K-ママ・グランプリをお届けしますね。
TANTOTEMPO
pure写真展vol.1
12月30日(日)まで
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