フェリシモのハッピートイズ
ううっ、さむ! PECHUワールドに包まれるギャラリーPAXREXを出ると、冬空に街の灯りがキラキラ。なんともう12月! 神戸名物ルミナリエも始まるなあ〜。そしておなじみFELISSIMO(フェリシモ)の『ハッピートイズプロジェクト』も! 今年12年目を迎えるそう。
今日はPECHUポエムをちょっとお休みして、12月1日に開かれたオープニングセレモニーの模様をお伝えしますね。だってずっと続いていって欲しい、大切な神戸のイベントですから。
朝日新聞ビルの前に飾り付けられたぬいぐるみは実に2000個以上! フェリシモに注文したキットを購入したボランティアの人たちが、思い出の布や毛糸で制作して寄付するというしくみ。今年のキャラクターは「やさしいクマちゃん」。会場でのお披露目の後、年明けには世界の子供たちに笑顔の親善大使として贈られます。今年水害で大きな被害を受けたミャンマーに渡るクマちゃんたちも。
とかく支援というと、食べ物や衣服や実質的なモノを先に考えてしまいますよね。でも肉親や友達や家を失って、心に深い傷を負った子供たちには、同時に必要なモノが。この町が震災にあった時、ボランティアで神戸にやって来て、演奏してくれたアーティストの歌声や、道端に咲く小さな花にどれほど心癒された事でしょう。子供たちがおもちゃで遊んで、笑顔を見せる。そんな何気ない平和な時が、世界のあちこちで生まれますように。 クマちゃんたち、旅立っておくれ! 子供たちの大切な友人になっておくれ!
セレモニーは、若干11歳のエンターティナーが奏でる見事なバイオリン演奏で幕を開けました。目を閉じて聞くとまさに「葉加瀬太郎」だ。観客に手拍子を要求するところなんて末恐ろしい。そっかあ〜、今年のテーマは「大きな夢」。彼が手にしたバイオリンには輝く未来が見える。PECHUさんの手に握られたボールペンのようにね。
ぬいぐるみだけではなく、お皿も美しい。一般公募で選ばれた入賞作から、各界著名人の力作まで想いが詰まったアートフルな絵皿が勢揃い。1500円で販売されていて、そのうちの200円が寄付になるそうです。
クマちゃん制作も参加キットはまだ販売されています。「アートを愛する気持ちがあれば、人は戦争なんかしない」そんな想いでPAXREXを立ち上げたんだから、さあ、クマちゃん作ろうか、お皿買おうか?
「フェリッシモ・ハッピートイズプロジェクト」
神戸・三宮会場
12月1日(月)〜12月25日(木)
点灯時間8時〜21時30分
神戸市中央区浪花町59番地
神戸朝日ビルディング 1Fピロティー
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コメント
フェリシモのハッピートイズ・ツリー
も神戸名物になりましたね。関空や東京の他にも北京や香港など、年々会場も増えているそうですよ。本当にかわいくて心温まる企画ですね。おまけに手作りキットの販売で儲かるし〜。
実はうちのCafeのスタッフの女の子も毎日バイトに行ってますよ。
投稿: mari | 2008年12月 4日 (木) 23時44分
はい、会場でバッタリ!

声を掛けていただきました
毎年、この会場でのイベントが楽しみで、
今回はオープニング・セレモニーも
楽しめました。
それにしてもバイオリンって、
弾き手によって、音が違いますわ
投稿: けいママ→mariさんへ | 2008年12月 5日 (金) 10時36分