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2008年10月

2008年10月29日 (水)

圧力なべvs陶器の煮込みなべ

左がクロックポット、右がフィスラー・ビタクイック 私の苗字は何故、ワタナベさんとかタナベさんとかナベシマさんとか“なべ”の入るものでは無かったんだろう? なべという言葉を聞く度に心が沸き立つ、胸踊る。
 そんなけいママキッチンに溢れるなべたち。「海を渡ったなべたち」に続いて第二弾を読んでやってくださいまし。と、今日は何やら穏やかではない?火花散るバトルの予感!
 10年以上も前に購入した、ドイツ製圧力鍋フィスラー・ビタクイック。かたやそれより以前にけいママキッチンにやって来た陶器製のクロックポット。「ふん! アタシのほうが古いようね」。「何言ってるの! 古さなんて関係ないわよ」。 早さが売りの圧力鍋まあまあ落ち着いて、お二人さん・・・ふ、ふたり? なべなのに!
 それにしても両者の言い分は真っ二つ。早さが売りの圧力鍋。確かに早い。野菜を炒めてブイヨンを入れ、蓋をして、圧力の表示ピンが上がったら火を弱めてわずか5分。その後火を消してピンが下がるまで置いておく。と、お肉もじゃがいももとろとろ。「そうでしょ? けいママ。カレーも、シチューも私の真骨頂! 私さえ居ればさ・・・・」と、ととと今日の献立は豆シチュー。
 実は前の晩からクロックポットに豆を入れて水に浸し、ふっくら脹らんだところで電気のスイッチを入れ午前中いっぱいコトコトと。その間子犬のように掃除や洗濯やと家事をこなす。キッチンをまったく気にせずに放っておける。「でしょ? でしょ? 昔から土鍋を使って、炭火や練炭などでゆっくり煮炊きするとろ火料理があったのよ。私が居ればただほっとくだけで、その美味しさが・・・」。今日の献立は豆シチュー
 皆さんも首をかしげています? けいママ、なんでどちらか片一方のなべだけで、豆シチューを作らないの? 洗い物が増えるだけじゃんって。ザッツ・ライト! あなたのおっしゃる通り。圧力鍋に豆も一緒に放り込んでしまえば、あるいは陶器の電気なべにベーコンブロックや野菜を入れて煮込めば、豆シチューが出来るんです、ちゃあんと。
 ところが昔からけいママキッチンでは、これがスパッと見事にお二人さん(?)の分業なんですね。まあ豆は一度にたくさん茹でて冷凍するからとか、理由はありますが、何よりキッチンで異なった時間の流れを楽しみたいと思うから。
 クロックポットでコトコトと豆を煮込んで、家ン中にじわじわとよい匂いが漂ってくる。あえて2つの鍋で分業しますそんな穏やかな時間を楽しむ。あるいはシュワシュワ〜と勢いよく圧力がかかって、あっという間になべという空間の中で食べ物が美味しく変化してゆくサマに立ち会う。どちらもわたしにとっては、何気ない日常の大切な時の流れ。ささやかなこだわり。ってなわけでお二人さん、握手して下さいね。これからも仲良くけいママキッチンで働いてください。

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2008年10月26日 (日)

顔のない人々

「甘美と恐怖」  顔がないって、どういうことなの? 安部公房に「他人の顔」という名作があったけれど。と、今日はギャラリー店主のひろパパが『Decay』を語ります。

 いまPAXREXで開催中の『Decay -壊れてゆく- 』展の作品では、現代に生きるさまざまな人物像が捉えられています。しかし、それらの人物には顔がない。まるで魂がそのまま服を着て街に現れたように見えます。
 ファッショナブルなセレブっぽいカップル「甘美と恐怖」や、カラフルなコスチュームを身にまとった女性たち「笑いの中に氷を見た」。「笑いの中に氷を見た」 みんなゆらゆらと漂い、あるいは行き先を決めかねているようにボンヤリ佇む。それは自分自身に、また人間関係に自信が持てなくなって漠然とした不安や不満を抱えながら今を生きている、私たち日本人のリアルな姿なのでしょうか。それも特定の誰かではなく、普通に生きる我々みんなが心のどこかで思い当たるフシのある・・・。
 神戸に7年間在住し、愛する日本の社会を見続けてきたドイツ人写真家モルテザ・アリアナさんが現代を表現する、まるで真昼の夢のような世界。サラリーマンもいます「最後の人類」。もしかしたら仕事で悩んでいるのかもしれない。「最後の人類」 いくら自分で努力しても、何が起こるかわからない世の中ですからね。若者もいます。楽しく一日が過ぎればいいと思いながらも、ふと将来を気にする瞬間があるかもしれない。
 人間は顔が違うように個性も違う。生き方も考え方も違う、それぞれ唯一無比の存在です。だから人間って素晴らしい。でもその存在そのものが揺らいできている、とモルテザさんは感じたのでしょうか。だから顔が見えない。私たちに「しっかり自分の顔=意思を持ちなさい」と激励してくれているようですね。
 
ギャラリーPAXREX
Morteza Ariana   「Decay-壊れてゆく」 
10月4日(土)〜11月9日(日)  11時〜19時(水曜定休)

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2008年10月23日 (木)

こんなん、待ってました!の野菜の本

ベランダに成った黄色のゴーヤ 強欲けいママ、ベランダに成ったゴーヤに「もっと、もっと大きくな〜れ」。と言い続けていたら、ある朝ゴーヤは突然黄色に変身!こんなゴーヤもありだけど、収穫して食べてみたら苦みも味も無く。とっほほ・・・でもひと夏十分、楽しませてもらいましたよ。ゴーヤ君、ありがとう。
 近頃家庭菜園が大流行りとか。世に溢れる野菜の何と美しく愛らしいこと。京野菜の鹿ヶ谷南京とやらはユニークでお茶目で、しばらくはインテリアに飾っておりました。野菜といえばオススメの本がメタボ予防にも野菜を!と、そんな中ステキな本に出会いましたよ。
 『からだにおいしい野菜の便利帳』。朝日新聞の紹介記事を見て、すぐさまゲットしましたが、近頃これ程お値打ちの一冊もめずらしい。野菜だけではなく、穀物、海藻に至るまで100種類以上の食物をピックアップ。図鑑でありながら、野菜の持つ栄養や効能、またレシピまでもが懇切丁寧に紹介されています。
 写真ギャラリーPAXREXとしての一番のおすすめポイントはやはり、丁寧な撮影とフルカラーの美しさでしょうか。朝日新聞で紹介されていた本畑で、あるいは収穫のカゴの中で、人の手の中で、野菜が生き生きと輝き、元気を伝えてくれます。眺めているだけでも楽しいけれど、読み応えも十分。これほど身近にある野菜の、実は私、何にも知らなかったんだあ〜。大好きなトマトを丸のママ冷凍保存しておく保存方法も、この本から学びました。取り出して冷水に浸けておくと、皮がつるりとむけてトマトソースを作るのに便利!『からだにおいしい野菜の便利帳』。参りました!
 また料理本が溢れるけいママキッチンですが、並みいる先輩たちを押しのけて、実は今一番出番が多いのがこの本。ドレッシングばかりが載ったページにはポストイットが貼られ、先日はイチジクのページを見て、そのレシピどおりにジャムを作ってしまった。いやはやこれで、お値段1,365円とは驚きです。参りました!

『からだにおいしい野菜の便利帳』
板木 利隆(監修)
高橋書店

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2008年10月20日 (月)

TANTOTEMPOで、スジャータで、

photo cafe & gallery TANTOTEMPOで開かれたコンサートへ  アートや音楽に浸りたくなる秋の夜、ご近所のphoto cafe & gallery TANTOTEMPOで開かれたコンサートに参加しました。ギャラリーオーナーのギター師匠でもあるカルロス・オルテガ氏の甘い歌声と、金城さんのリードギターが実に快く響きます。
 これはメキシコの曲、これはブラジルの・・・。初めてみたスペイン製のギター たどたどしい日本語で曲目を紹介してくれるカルロス氏の飾らない人柄が、そのまま彼の素直な旋律に。 またスペインでフラメンコギターの修行をされたと言う金城さん、情熱的なあの踊りは、哀愁を帯びたこの調べに支えられているんだと納得。初めてみたスペイン製のギターにも魅了されました。
 昼間は多くの若者が行き交う、トレンディでホットな栄町。夜はあちらこちらのお店に、ポツポツと灯ったオレンジのアカリが、三宮界隈の喧騒を離れたシックな町並みを作り出してくれます。15日に知人がオープンしたばかりのお店「Sujahta」(スジャータ)
 と、TANTOTEMPOを出た後は、心地よい秋風に吹かれて15日に知人がオープンしたばかりのコーヒーとお酒のお店「Sujahta」(スジャータ)へ。ビルの細い階段を4Fまで昇っていくと、落ち着いた色合いのインテリアと、オーナーの優しい笑顔が迎えてくれました。
 夜の大丸が身近にどどんと、ど迫力!『〜天使展』でお世話になったオーナーさん  そのシーンを背にオーダーを受けて、飲み物をサーブするオーナーさんには、昨年PAXREX『20人の天使展』準備の際に、すっかりお世話になったんです。もうかれこれ一年近く経つんやなあ〜。TANTOTEMPOもSujahtaもご近所さまになって、しんみり嬉しい。ホントに出来立てホヤホヤの室内。ホントに出来立てホヤホヤの室内 壁塗りを手掛けられたのはお友達だそう。左官の技で波打つ渋いグリーングレイの質感が、カーブを描いた壁面に、独特の光と温かみを作り出しています。切り絵作家でいらっしゃる奥様の作品も、さりげなく飾られていて、オーナーの控えめさが感じられる。「多くの知人が協力してくれて、バタバタとオープンにこぎつけたんです「Sujahta」。コーヒーとお酒のお店です 。食べ物のメニューやなんかもこれから徐々に・・・」と、そこに現れた小野さん! フードコーディネートの頼もしい助っ人。彼を交えて料理や、イタリアや、スジャータに集うであろう仲間たちのことなど、楽しい話に花が咲く夜となりました。

PHOTO CAFE AND GALLERY TANTO TEMPO
神戸市中央区栄町通2-1-3謙昌ビル3F

コーヒーとお酒 Sujahta(スジャータ)
神戸市中央区三宮町3-3-6
SANNOMIYA366ビル4F

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2008年10月17日 (金)

マルコ&ユミ・イタリアからの近況報告

 ギャラリーPAXREXの取り扱い作家、グレメッティことマルコ・マイアンティ。3年間の日本滞在を終え、この8月から故郷イタリアのエミリアロマーニャ州モデナで、活動中です。
また彼のガールフレンドのユミは一ヶ月遅れで日本を発ち、ただ今マルコ宅でマンマ直伝によるイタリア料理修行中。「彼女は食べる事、取り分けドルチェに目がないんだ」。とマルコが申しておりました。そんな二人が伝えてくれる、イタリアのあれこれ。さて今日の話題は?

今回はマルコ&ユミがトルテッリーニをご紹介  みなさん、こんにちわ。「かぜくさ便り」初登場のマルコ&ユミです。
今日はこの地方に伝わる郷土料理のトルテッリーニをご紹介します。お店やリストランテのものとは違って、マンマのおうちで代々伝わる味です。
 まずカボチャをforno(オーブン)で焼いて、中味を取り出してほぐします。そこにナツメグを少々、さらにformaggio grana(パルメザンチーズ)をイタリア式にドバッと入れ、さらにパン粉を少し。マンマのおうちで代々伝わる味です これはカボチャの水分を減らすため。ここまでで具材の出来上がり。
 パスタは4人分でだいたい小麦粉200gに卵2個、混ぜたらお皿を裏返して蓋を! マンマによると、パスタを少しずつ取って伸ばしたり、くるくるトルテッリーニの形を作っている間に乾くのを防ぐためだそうです。
 そして今回マンマはパスタを伸ばすのに、パスタマシンを使っていました。パスタを伸ばして切っていきます でもノンナ(マルコのおばあちゃんで、御年90歳以上!)は今でも棒を使って手で伸ばすそうです。
 パスタを伸ばして切っていきます。ラビオリと違ってトルテッリーニはこの1枚を使って作っていきます。まずパスタにスプーン半分くらいの具材を載せて半分に折り(折ったら三角形になるように、まわりをしっかりと閉じる(ここまではひだの無い餃子風)。三角形の端を軽く内側に折りつつ・・・ そしてこの三角形の端を軽く内側に折りつつ、人差し指をかざして、くるりんとして反対側の端を軽く付けます。この際キツくすると、実際食べる時にしこりを感じるので要注意だそう。
 出来上がったトルテッリーニはパン粉を敷いた皿の上に並べて少し乾かします。でも乾かしすぎてもだめらしく、マンマはキッチンペーパーを被せていました。
美味しいトルテッリーニは味付けはバターで十分だとか  美味しいトルテッリーニは味付けはバターで十分だとか。確かにバターとサルビアのみで食べたのですが、ホントに美味しかった!  みなさんも写真を見ながら、イマジネーションで試してみて下さいね。

 と、ユミはトルテッリーニに大満足のようです。マルコ作とユミ作のトルテッリーニは、違いが著しい? どっちがどっちの作品ですかね?
 さてさて、マルコはユミの体重upwardrightを心配しているようですが、次回の二人はどんなイタリア生情報を伝えてくれるでしょうか?

下記のサイトで、マルコ撮影のスタイリッシュなシーンも是非! Flickr:Gremetti's Photostream

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2008年10月14日 (火)

モルテザさんを囲んでDecay展パーティ

開催中の「Decayー壊れてゆくー」展のパーティ  神戸栄町にて秋の午後、外国人の方々が続々とギャラリーPAXREXへ。現在開催中の「Decayー壊れてゆくー」展は、ドイツ人写真家モルテザさんにとって初めての個展です。それを記念してのパーティには、ドイツ人の方々を始め国際色豊かな面々が集いました。
 まずはけいママが前日に準備したパーティ料理を見て下さいな。けいママが前日に準備した料理 チコリの葉にツナディップが載っていますが、モルテザさんによるとドイツではとても人気のある野菜だそうですよ。「日本では凄く値段が高いねえ〜」と残念がっていました。大好評だった「小玉ねぎのマリネ」はひろパパの得意料理! 以前イタリア人フォトグラファー・マルコも絶賛してくれましたっけ。作り方ですか?それはまた次回に・・・。今日はパーティ、パーティ。ゲストからの差し入れのとっても美味しい手作り細巻き寿司や、お口でとろけるようなチョコレートも並んで、あちらこちらから料理に手が伸びる。この日の主役モルテザさん
 そしてこの日の主役モルテザさんに次々と、おめでとうの言葉と、心からの笑顔、作品への絶賛の声が寄せられます。世界各地を渡り歩き、今神戸の町で作家活動を続ける彼にとっての大切な仲間たち。共に異国で暮らす者同士の絆、あるいは日々広がっていく日本社会との繋がり。彼は見るもの、感じるものを、常に写真という形にして表現して来ました。外国の香りがしたこの日のPAXREX ひとつひとつの作品には、彼が大好きだと言う神戸の町への愛と、そこに暮らす人々への細やかで、鋭い観察力が、怖いほどに込められています。
 彼の母国ドイツは、今アート最先端。世界をリードする勢いだと言われています。「何故日本では、写真アートが認知されないのか?」。祖国との違いを彼が熱く語る時、写真ギャラリー店主・ひろパパは静かにうんうんと相づちを打ちます。天使のようにかわいいちびっ子たちもそうそう、どないかせんといかん・・・よね?
 ともあれ天使のようにかわいいちびっ子たちが走り回り、さっぱりわからんドイツ語が飛び交い、時にイタリア語や英語も聞こえ、「おおっ、この匂い! 外国っぽい」。と途中参加のしょうさんが、扉を開けるなり鼻をくんくん、驚いたこの日のギャラリーPAXREX。世界は想像以上に身近で、小さなギャラリーは結構グローバル。
 ふ〜ん、どんなんかいな? 観てみようかいな? 絵のような写真、ニーチェの著作から取ったとやらの意味深い作品タイトル。あなたの好奇心、お待ちしています。

ギャラリーPAXREX
Decayー壊れてゆくー
Morteza Ariana
10月4日(土)〜11月9日(日)
11時〜19時(水曜定休)

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2008年10月11日 (土)

ケンミンの健民ダイニング

“ケンミンのビーフン”の「健民ダイニング」に行ってきました 県民のケンミンによる健民ダイニング・・・ってなんの事? 神戸元町に本社ビルを構えるケンミン。今日はその1Fにある、ケンミン直営の本格中華料理店「健民ダイニング」でランチタイムです。
 ケンミンと言えばビーフン、ビーフンと言えばケンミンですよね? でもスーパーでよく見かけるケンミンの焼きビーフン〜♪のイメージからは程遠い。スタイリッシュな空間です 中華料理店とは思えない、スタイリッシュでモダンな空間です。我ここに、ちょっと気取ってビーフンを食す!
 ほどなく運ばれて来た5種盛りの、何と美しい事。まずはあんこうの天ぷらを一口。「こ、これは、美味しい!」 野菜サラダ、ネギと鶏の煮込み(口の中でとろけるほど柔らかいです。)、まずは5種盛り オクラと豚ミンチの山椒風、いたや貝とチンゲン菜の炒め物・・・。彩りといい、細やかな味付けといい文句無し。
 で、真骨頂であろうビーフンへと続きます。けいママは五目汁ビーフン、マダムひろことゆかりーなは福建風焼きビーフンをチョイス。肉や魚介類、たっぷりの野菜のエキスが引き出されている、あっさりとしているけれど、奥の深いプロの味ですそしてビーフンへと。これは五目汁ビーフン
 ふ〜む、ここのシェフはただ者ではないぞと思っていたら、やっぱりただ者ではなかった。中国料理の上級認定資格である特級厨師を取得した汪海松氏が、招かれて腕をふるっているそうな。それにしても異国の味覚をもしっかりと研究し、日本料理の繊細さをプラスしているところはさすが! これでプライス850円ですからね。それほど広くはない店内が、昼時のサラリーマンやOLさん、また女性連れで溢れているのも納得です。これは福建風焼きビーフン
 ゆかりーなのマンマは、ビーフンの麺だけをお取り寄せして、おうちでしっかり味付けをして、作っていらっしゃるとか。「凄いねえ〜、ビーフンは家庭で本格的に作ろうとすると、なかなか上手く行かない。べちゃっとくっ付いてしまったり」。と、主婦歴ン十年のマダムひろことけいママ。とりわけ「もう、ビーフンは作らなくてもいいよ」。と息子どもに言われちまった経験があるけいママ、「いいも〜ん! 健民ダイニングに行って食べるもんね、美味しいビーフンは」。と、完全に開き直りと相成りました。月替わりのディナー・コースメニューとやらもそそられますよ。

健民ダイニング
Tel. 078-366-3039
〒650-0024 神戸市中央区海岸通5丁目1-1
定休日 木曜日

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2008年10月 8日 (水)

栗の季節の“渋皮煮”

ヨーロッパの街角でよく見かける焼き栗の屋台  秋から冬にかけて、ヨーロッパの街角でよく見かける焼き栗の屋台。ほくほくした栗を、はふはふ息を弾ませて食べるのは最高! ヨーロッパではこの焼き栗、家庭でも作るんですね? ぼこぼこ穴の開いた専用のフライパンが売られています。でもこんな簡単な仕掛けで、ホントに上手く作れるんだろか? 半信半疑のけいママ。昨年の秋、イタリアに行った時もさんざん眺めた挙げ句、結局断念。上手く作れるんだろか? 買ったところで、じゃんじゃんやるかよ、焼き栗を。と以前ご紹介したフォンデュ鍋の二の舞を懸念して。とは言え、後もう一回行くと、やばいなあ〜。飾っておくだけでもかわいいじゃん?と、ゲットしてしまいそうで。
 栗、この愛らしき森からの贈り物。きんとんに栗ごはんに、また海の向こうではモンブランにマロングラッセに。一番外側の固い部分をむいた状態 確かに皮をむくのは手間ひまかかって大変だけど、秋の穏やかな日射しの午後、ゆったりと栗の皮むきにむきあうのもなかなか・・・と、一番外側の固い部分をむいたところで、今日の皮むきはおしまい。この状態で「栗の渋皮煮」にします。以前知り合いのお宅で、お茶菓子として振る舞っていただいたのですが、奥様の手作りのその味が忘れられなくて、いつかはトライしようと思っていたんです。
 それにしてもこの渋皮をどうやって食べられる状態にするの? ではレシピ通りにいざ!
<材料>栗(皮つき)500g 砂糖250〜300g しょうゆ大さじ2 重曹適宜
<作り方>(1)栗の鬼皮をむく(渋皮は出来るだけ傷つけないように)(2)鍋に栗を入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、火にかける。渋皮煮の完成です (3)沸騰したら、小さじ2分の1程度の重曹を加えて、10分ほどゆでる。(4)栗を水にさらしながら、渋皮に付着しているケバを渋皮を壊さないようにていねいにこすり落とす。(5)栗を再び鍋に移し、2〜4の行程を3〜4回、渋皮がつるつるになるまで繰り返す。(6)ケバがきれいに取れた栗をよく水にさらす。(7)鍋に栗と水500ccと砂糖、しょうゆを入れて火にかける(8)煮立ったら火を弱め、煮汁が2割ほど煮詰まるまで静かにゆっくりと煮含める。(9)好みでブランデーなどの洋酒を加え、火を消して、自然に冷まして味をしみこませる。
甘みの中に渋味が残る、大人の味です  ケバを取るのが大変そうですが、重曹を使うせいか、結構面白いようにぽろぽろはがれていきます。でも、やっぱりちょっと疲れた〜! 煮上がった栗でゆっくりお茶タイムです。渋皮煮の名前の通り、甘みの中に渋味が残る、大人の味ですよ♪

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2008年10月 5日 (日)

まもなく還暦・ギャラリー店主

まもなく還暦を迎えるギャラリー店主 人生60回目の誕生日を還暦と言うそうな。赤いちゃんちゃんこを着せてもらい、祝いの膳を前に目を細め、その回りでは孫達がはしゃぐ・・・。とは成りませぬ、ギャラリーPAXREX店主の還暦。
 折しも10月4日からスタートした「Decay」展。あれやこれやと準備に追われ、滑り込みセーフ。フーッ! 乙仲通に看板を出しました。麦わら帽にランニング姿の青年、まるで絵のよう? でも写真です。肩の辺りにすっと一本入った展覧会のロゴ、実はキリストの磔刑を少しイメージしています。現代文明の行き詰まりで、人も社会も崩壊してゆく。信じられない事件が毎日のように起こる。そんな今の日本の若者を捉えた作品が、時代に押しつぶされる受難者を表現したように感じたそうです。折しも10月4日からスタートした「Decay」展 鮮やかな色調、モダンで洗練された都会的な作風に込められた、重いテーマ『壊れてゆく』。
 作家のモルテザ・アリアナさんの、このシリーズを一目見て、ギャラリー店主は展覧会をお願いしました。何と幸せな還暦でありましょう。自分の想い、感動をそのまま引きずって、仕事に繋げてゆくことが出来るのですからね。多少の労苦もなんのその。
 今回はタイトルを最終的に決定するまでも、かなり時間がかかったようです。そりゃドイツ人のモルテザさんにとって、今回のテーマは『壊れてゆく』 まず浮かぶのは日本語ではありませんからね。さあ、何と訳せばいいのか・・・。ギャラリー店主は学生時代に使っていたボロボロのドイツ語の辞書をひっぱりだし、ベランダでタバコの煙をくゆらせながら考えあぐねておりました。でもそんな時間の流れを過ごす事に、限りない充実感とエキサイティングな喜びがあるんです、きっと。少なくともボケてはいられない!
 絵のような写真ですビルの地下空間にひっそりと佇むギャラリーPAXREX。ここはまもなく還暦を迎える店主の、仕事場であり、遊び場であり、そして出会いの場。60歳になってもなお「そんなん、知らんかった!」事はたくさん。「へええっ!」と驚く事も、美しさに打ち震える事も。今日出会えたあの人に、また会えるだろうか?PAXREXのアートが、あなたの心の慰みとなり、いつまでも愛され続けるだろうか?
 恐ろしいくらいに変わりゆく世の中で、壊れてゆく日常の中で、ぶれる事なく、PAX(平和)のREX(王様)でありたいと、60歳になる店主がお待ちしております(写真ギャラリーPAXREX) 肩肘はることなく穏やかな日々は続きます。

ギャラリーPAXREX
Decayー壊れてゆくー
Morteza Ariana
10月4日(土)~11月9日(日)
11時~19時(水曜定休)

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2008年10月 2日 (木)

神戸栄町・新店情報

最近オープンしたばかりの「Donna-dona」  いったい暑いのか、寒いのか。去年の今頃、私は何を着ていたのでしょうか? フ〜ム、何か一枚ゲットしてもいいかと思うけど、今頃もうバーゲンはやって無いよね? と、栄町をブラブラのけいママ、PAXREX前の乙仲通を西へ行った所でセールの張り紙を発見! ここは最近オープンしたばかりの新店「Donna-dona」。ドンナはイタリア語で女性という意味。チュニック風のモダンな柄のワンピース ドンナかな? どないかな? とお邪魔してみました。
 あらまあ、店内には50%off、30%offがざくざく。インポート物も数多く、年齢層も幅広い。これからの季節に大活躍しそうなアイテムも、セールの対象になっているのは嬉しい。たとえばチュニック風のモダンな柄のワンピースは結婚式によくない? 胸元に縫い付けられた大粒のビーズの飾りが華やかです。
イタリア製のオシャレな風合いのコート、かなり手の込んだ刺繍が施されたワンピース・・・。決して広くはないスペースにぎっしりと並んでいます。手編み風の赤いストール
 帽子、アクセサリー、ショールなどなど、小物もいろいろ。(アクセサリーのみセール対象外)。手編み風の赤いストールを、スタッフの方に試着していただきました。モノトーンのギンガムチェックのリボンとの組み合わせで、ちょっとひねりをプラス。襟元に加えると、たちまち秋の気配を感じさせてくれますよね?
 オーナーさんは、可愛いものが大好きなドンナだそうですが、店内のグッズは全て彼女のセレクトだそう。店内のグッズは全て彼女のセレクトだそう なるほど洋服から小物類に至るまで、トーンが統一されている感じがします。ぐるっと店内を回って、秋色に身を包みますか?
 レジの前の棚にはプードルのぬいぐるみが勢揃い。これもオーナーさんが愛犬にちなんで見つけていらっしゃったとか。小さめだから、お部屋に飾るのにちょうどいいかも。もしもあなたがワンちゃん好きなら、洋服をゲットしたついでにこれもと、思わず言っちゃいそうですよね。レジの前の棚にはプードルのぬいぐるみが オープン記念のセールはいつまで? と尋ねたら、まだ未定だそうですよ。今度の週末に行っちゃいますか?
PAXREX秋の展覧会「Decay」展も10月4日(土曜日)からスタートです。神戸栄町でお待ちしてま~す。

Donna-dona(ドンナードナ)
Tel&Fax 078-341-7758
〒650-0024 神戸市中央区海岸通4-3-17清和ビル1F
12:30〜19:30
11:00〜19:30(土日祝)
定休日 火曜日・水曜日

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