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2008年7月

2008年7月30日 (水)

どんな味?ココナッツもち米ご飯

「華楽園(からくえん)」のココナッツもち米ご飯 以前、この「かぜくさ便り」でご紹介した華楽園の“牛バラ汁きしめん”、あなたはもう、体験して下さいましたか? 食べれば必ずハマる! 「ああ〜!あれ食べに行きたい」と思う。今回またまた強力な新メニューが華楽園に登場。さあ、ハマっていただきましょう。その名を「ココナッツもち米ご飯」。
 けいママのランチ友、マダムひろこと注文した夏季限定ランチ。注目はやはり「ココナッツもち米ご飯」。夏季限定の新メニューですココナッツロングがそのままご飯に? いったいどんな味? ただ今自作のココナッツのお菓子に夢中のけいママ、評価は厳しいぞ!と思いきや、これがイケます。むっちりとした感触のもち米ご飯に、ほんのり甘いココナッツ、そしてゆでピーナッツに、特製のゴマのハーモニーは絶妙。パンチの効いた味とは対極に位置するような、やさしい、なつかしいような味がします。ちなみにご飯の味付けは「企業秘密ですよ♪」。と女主人がにっこり。ご主人が作る香港の味に、彼女の生まれ故郷であるベトナムテイストをプラス。その見事な二人三脚が、ひしめく神戸の中華料理店の中においても、独自の味とスタイルを築き上げてきました。ココナッツもち米ご飯と冷麺、スープと揚げワンタン、デザートが付く¥900のランチセット
「私の国、暑いでしょ? 今はだいぶ変わってきたけど、クーラーなんてないから、食べ物で体の調子を整えるのよ。体の熱を取ったり、暖めたり。どんな食材にもちゃんと役割があるわ」。があ〜ん! エコ、エコと叫ばれる時代、この言葉は深いではありませんか。ガンガン部屋ン中冷やして、アイスをかじっていてはいけない。仙人草という薬草が使われているデザートをいただく頃には、バランスの良い食事を取ったという満足感がじゅわ〜と。
 そうそう、先日バルセロナのel patitoさんとニュージャーシーの友人が帰国した時は、このお店の2階で宴会をしました。コチラも名物・鳥カゴ海鮮炒めランチだけでなく、ディナータイムもリーズナブルでおすすめですよ。家族で営むアット・ホームな雰囲気の店で、英語、スペイン語、日本語が飛び交い、お味はしっかり香港だ、ベトナムだ・・・友人は「今度帰国したら、またここに食べに来る!」とハマッちまいました、また。
 さあさ、あなたはどうする?汗を拭き拭き牛バラ汁きしめんで体のバランス取る?それともココナッツもち米ご飯で、暑いナッツを乗り切る?

華楽園(からくえん)
Tel. 078-392-3276
神戸市中央区元町通3-3-5
11:00~22:00
定休日・火曜

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2008年7月27日 (日)

フィレンツェでおみやげ探し

フィレンツェのチョコレート屋さん「La Bottega del Cioccolato di Andrea Bianchini」(ラ・ボッテガ・デル・チョコラート・ディ・アンドレア・ビアンキーニ) フィレンツェ散策がてら、以前雑誌でチェックしておいたチョコレート屋さんへ行ってみました。「チョコレートはアートだ」と語るアンドレア・ビアンキーニ氏。確かにこの空間は小さなギャラリーを思わせる。ショコラティエにして、アーティストでもある彼の作品が壁面を飾り、スイーツとはおよそ縁遠い度肝を抜くセンス、がい骨がショーケースの中から客を見つめる・・・。がい骨がショーケースの中から客を見つめる・・・いっくらチョコを食べ続けて太っても、最終的にはこうなるってことかい?
 いえ、ずらりと並んだ芸術品と見紛うチョコレートは、一粒ずつ味わいながらゆっくりいただかなきゃ。斬新でクリエイティブな味が認められ、フィレンツェでも話題沸騰だそうですよ。「あっ! これはすっごいローズマリーの香り。で、これは?」と次々に味見。結構お値段高いのに、こんなに食べさせてもらっていいのかしらん? でももちろん、しっかりお土産に買わせていただきましたとも。
 で、けいママ一番のお気に入りはペペロンティーニ。はい、唐辛子入りのチョコレート!ギャラリーを思わせる空間 これ、イタリアでは結構ポピュラーです。口に入れてしばらく立つと「来た、来た〜!」。傍らでアンドレア氏が、にっこり微笑む。もの静かだけど、ショコラティエとしての情熱を秘めた紳士、新製品へのアイデアが次々とほとばしるように、湧いて来るそうですよ。
 この辺りはドゥオーモから少し離れて、観光客もそんなに多くない静かなエリア。サンタンブロージョ市場でハチミツを。栗、アカシア、桜・・・と、いろいろあります小さな食料品屋さんで試食会をしていたので、缶入りのオリーブオイルをゲット。そしてサンタンブロージョ市場に移動してサルシッチャとハチミツを。栗、アカシア、桜・・・と、いろいろありますが、ちょっと奮発してトリュフ入りにしました。くせのないチーズと合わせて食べると美味しいんですって。
 さあさあ、まだまだ終わらないおみやげ探し。お次はやっぱりスーパーへ。ユーロ高とは言え、やはりここはカフェの国。おなじみ、ラヴァッツアやアンチョビ、フンギ・ポルチーニ、小袋入りのペペロンティーニ・・・おなじみラヴァッツアもパッケージがキュート!お値段も日本のほぼ半額? アンチョビもフンギ・ポルチーニも、小袋入りのペペロンティーニ(これ、ちょっとしたおみやげに、けいママ一押し!)と、止まらない・・・。レジのお姉ちゃんにいやな顔されるだろうなと恐れおののきながら、けいママにとってのワンダーランド、スーパーでの熱い時間が続くのでありました。

La Bottega del Cioccolato di Andrea Bianchini
(ラ・ボッテガ・デル・チョコラート・ディ・アンドレア・ビアンキーニ)
Via de'Macci 50,50122
Tel.055-2001-609
営業時間 10:00〜13:00、15:30〜20:00
休み 日、月曜、祭日

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2008年7月24日 (木)

ハートフルなお買い物

『ゴールディーのお人形』(Goldie the Dollmaker)という絵本 これほど長い間探し求めて、やっとゲットしたモノもめずらしい。『ゴールディーのお人形』と言うタイトルの絵本。何年か前、新聞の記事で目にしてからずっと探していたんです。と、先日栄町の超有名ブックストアー「vivo,va」に、何気にチョコンと置かれているのを発見! 店主によると、長い間品切れだったそうです。手のひらにすっぽり収まってしまいそうな、横長の小さな絵本。「vivo,vabookstore」で見つけました
「ゴールディー、やっと会えたね♪」。そんな気持ちで、大事に大事にページをめくりました。一人でコツコツとお人形作りをして暮らす女の子、ゴールディー。そこまでのお話はすでに知っていたのですが、その先は・・・。もちろんここでは書きませんよ。ちょっと身を乗り出してくれた、あなたのために伏せておきます。
 ただ、さらに身を乗り出してくれるように、ちょっとだけ補足を。モノを創るという行為に、ひたむきさがあれば、真摯な想いがあれば、そこから生まれたモノは必ず人の心を捉える。そしてまたそのような一流を創り出す作者には、真実のモノが見える。たとえひととき、心が何処かに迷い込むような事態に出会っても、ちゃんと信念を持って生きて行ける。深いでしょ? 静かで、それでいて力強いメッセージが込められた絵本だと思います。待ち続けた甲斐があった!
 こちらはムーミン・マグカップ一方長い間、お店に飾られているのを眺めて、迷って、考え続けて、やっと手に入れたモノもあります。フィンランド・アラビア社の「ムーミン・マグカップ」。なんでそれほど迷ったの? いわゆるキャラクターものを買う習慣が、この年になるまで全くなかったものですから。だったら何で今更? すっごい浮くよな、家ン中で。でも思い直したんです。それはけいママにとって、ムーミンママが憧れの人だから・・・(いや、人では無いんだっけ)。たとえ家が洪水で浸かっても「ムーミン、ちょっと下に行ってお皿取って来てくれる?」と言うおおらかさ。家族にも、友人達にも、花にも木にも、そして生きていくことにも優しい。それに比べて今日もけいママ、せかせか過ごし、時にめくじら立てて終わっちまったぜ。だからだからせめてこのマグカップで、お茶を一杯。ムーミンママさま、明日は少しでもあなたに近づけますように。
 こだわりのモノに囲まれた生活は、きっとハートフルな明日を連れて来てくれる。PAXREXコレクション展で、あなたの心にグッと迫るお気に入りの一枚、見つけてくださいな。

オススメです!vivo,vabookstore
(ビボバブックストア)
Tel. 078-334-7225
神戸市中央区栄町通3-1-17
ESGビル4F
11:00〜20:00

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2008年7月21日 (月)

コルクアート・ギャラリー?

応接セット(?)  そんなにコルクをため込んで、それで家でも建てる気? いえいえ、そこまではいきませんが・・・。ワインをポンと開けると、コルク栓がポロッと。取りあえずは置いておく。いつかは何かを作ろうといくつかため込む。たいして何にも作らないけど、置いてあるだけでもかわいいじゃん? とさらにため込む。
 と、、いかがでしょうか? ワインを開けると貯まっていくコルク栓帽子を被ったコル君、夏っぽく貝がらを椅子にして、ちょこんと座ってます。傍らにはイヌだか、鹿だか。。。
 この夏、我が家の小さなスペースに出現したアートスペース? バックの写真は何年か前に訪れたマレーシアのリゾート地、パンコールラウ。泳ぎが大の苦手のけいママは、浜辺で波の音を聞きながら、もっぱら貝がら拾いをして過ごしましたっけ。涼やかで、心和むこの空間は今ンところ、大のお気に入り。帽子を被ったコル君ほかにも、鉢カバーに、応接セット(?)、といろいろあります。
 それにしても、ワインってしっかりアートしてますよね。ボディーに書かれた図柄や数字、またスプマンテなどの発泡性のワインも、ボトルからラベル、そしてコルクカバーに至るまでが、トータルにデザインされている。おぉ、赤い椅子もかわいいね、お次は・・・せっせと作って、それでも減らない。そりゃ需要と供給のバランスで、溜まるほうが多いわけで。キャップシールのイタリア半島
 そう友人に話したら「じゃあ、作ってあげるから、コルクちょうだい」となんとも嬉しい申し入れ! 後日、見事なコルクボードに変えて、プレゼントしてくれました。自分でトライしてみて分ったことですが、やわらかそうに見えるコルク、実は真ん中でスパッと半分に切るのは大変な作業。また微妙に大きさの違うものばかりですから、きれいに張り合わせていくには、かなり根気が要ります。マル投げしたコルクの山がへんし~ん! 値打ちありましたとも。
 眺めているうちに創作意欲が湧いて、キャップシール(ボトルの口にかぶせてあるふた)で今度はけいママがトライしてみました。いかがでしょうか? この形、長靴を思わせるイタリア半島に見えます? ヴェネツィアにはゴンドラ漕ぎが居て、ナポリ辺りにはレモンのリースが飾ってあるんですけど。
 はてさて次は、何を作ろうか。主婦の毎日、キッチンを見渡せばアートが溢れている。「PAXREX 夏 STYLE展」の志賀伸子さんの作品「菜園」シリーズだって、選ばれし野菜達たちがアンニュイな、メランコリックな表情を見せる。暑さの中で献立を考えるのに疲れたら、ちょっと頭のリフレッシュ。あなたの日常にもアートはある、ある。

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2008年7月18日 (金)

森雅美さんのPISTIL

いま開催中の「PAXREX 夏 STYLE」展  いま開催中の「PAXREX 夏 STYLE」展では、さまざまな手法で花を撮り続けている森雅美さんの新作、PISTILシリーズを6点展示しています。PISTILを辞書で見ると、めしべの意味。なるほど、ぐっと花に接近した新しい視点で撮影した作品です。幻想的な姿を追及してきたFLORAシリーズなどとはまた違う魅力があって、あふれんばかりの力強い生命力でせまってきます。
さまざまな手法で花を撮り続けている・・・(これはヒマワリ)  たとえば花の中心部分をアップでとらえた、このヒマワリ。日頃見慣れたヒマワリとは全く違う。ね、種になるところ一つ一つが小さいけれど花なのだ、ということがよくわかるでしょ。ちなみに、多くの花が集まって一つの花のように咲くのを「頭状花序」と呼び、キク科の特徴だそうです。ヒマワリは北米原産、キク科ヒマワリ属。新大陸発見後、ヨーロッパにもたらされたという。じゃあゴッホはコロンブスに感謝しないといけないんだ、あ、脇道にそれてゴメンナサイ。
森雅美さんの新作、PISTILシリーズを6点展示しています  梅雨も明け、これからが盛りになる朝顔も、こんな見方をすればとても新鮮で輝くばかりの美しさ。朝露に濡れた清楚な姿に、子供の頃の夏休みを思い出しました。まだ気温が上がる前の、気持ちいい朝の空気。土や草の匂い。ラジオ体操といっぱい抱え込んだ宿題。なつかしさと息苦しさが混ざった、ちょっと甘酸っぱい思い出です。
 先月の半ばに角川書店から出版された森さんの『雅花』に、PISTILシリーズのアイリスも出ています。FLORAシリーズなどとはまた違う 添えられたお母様、雨宮雅子さんの短歌は「菖蒲は水を揚げいるけはい映像の葵祭りを行列がゆく」。
 平安貴族の装束で飾った雅な行列をテレビでご覧になりながら、菖蒲が水を吸い揚げる密かな気配を感じ取る鋭敏な感受性が、鮮やかな初夏の季節感を浮かび上がらせておられます。花器に活けられた菖蒲の、目に見えない耳にも聞こえない、けれどリアルに感じられる生気と、現実に行われているにもかかわらずテレビを通して見ると、どこかリアリティに欠ける王朝絵巻。あふれんばかりの力強い生命力でせまってきます その対比がおもしろく、遠い昔の夢の中に想いは飛翔します。現代を生きる私たちのリアリティとは、何なのでしょうか。
 森雅美さんのPISTILシリーズで、気持ちのいい夏を感じてください。

「PAXREX 夏 STYLE」展
8月10日(日)まで
11時~19時 (水曜定休)

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2008年7月15日 (火)

鎌倉雑感 2

 鎌倉に移り住まれたさくらぎさんから、2回目の便りが届きましたのでご紹介します。このところ鎌倉も暑い日が続き、夏祭りのシーズンだそうですよ。

「木になる帽子」
「木になる帽子」  鎌倉のとある閑静な邸宅のお庭。きれいにお手入れされています。
「木に帽子が2つ?」。よ~く観ると一本の古木を切った幹のところに布のようなものを被せ、ひもでしばり保護してありました。おしゃれな帽子(?)をかぶらせてもらい、お庭を見守ってあげてください。

「トルネード・ポテト」
「トルネード・ポテト」  日本の三大七夕祭りで有名な平塚市に行ってきました。駅前の商店街の道路は通行止めで、歩行者天国です。七夕祭りはコンテストもあり、力作ぞろいです。道路は屋台と見物の人たちで埋め尽くされています。また昔懐かしい「お化け屋敷」もありました。
 ある屋台で初めて見る食べ物に出会いました。それが「トルネード・ポテト」。なんとなく「トルネード」ってイメージが伝わってきました。遊び心のある商品ですね。

「どちらが侵入者?」
「どちらが侵入者?」  JR鎌倉駅から徒歩25分ぐらいに大町5丁目があります。私たちが住んでいる大町4丁目から徒歩10分ぐらいの山の斜面にある住宅街です。
 紹介された物件を見に行く途中に「熊出没注意!」の看板が目に飛び込んできました。リスやハクビシンはちょこちょこ見ますが、まさか鎌倉の住宅街で熊とは! 鎌倉も山の方面に開発が進み、昔から生息している動物たちにとっては、さぞかし住みにくい時代になってきたものですね。

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2008年7月12日 (土)

フィレンツェの語学学校

スクオーラ・トスカーナ(scuola-toscana)の入口  今流行の、熟年夫婦の海外ロングステイ、その滞在先としてイタリアが意外に少ないのは、やはり英語圏ではないから? 食べ物は美味しいし、観光名所はいやというほどあるのに。。。もったいない! Andiamo in Italia(イタリアに行こう!)で、今日はけいママが通ったフィレンツェの語学学校「スクオーラ・トスカーナ」をご紹介します。目立つ看板もなく、チェントロではごく普通の古い建物の一角。
 ドォーモそばのアパートを8時過ぎに出発。通学途中の道すがら、すでにレッスンはスタート。はい、シニョーリア広場で無料新聞を配るお兄さん、お姉さんと朝の挨拶です。サンタクローチェ教会前この時間帯にすれ違う人たちは、、今から仕事に向かう住民達、そこに混じって新聞片手に、石畳を軽やかに歩く。そう、これだけでも「私、ただの観光客ではありませんことよ♪」って気分上々。後1、2時間もすれば、学校のあるサンタクローチェ教会前の広場は観光客で溢れかえるんです。
 なつかしきクラスメート達。まずはイタリア語で自己紹介。「どこから来たんですか?」「僕はモナコから」。「へええ~、海がきれいなんでしょうね」。と、何言ってんの、君?って怪訝な顔をされました。クラスメートたちミュンヘンの事をイタリア語ではモナコって言うんですね。こんなん常識中の常識らしい・・・。日本で長い事イタリア語を勉強して、多少自信のあったけいママ、いきなりガガァーン! 真摯な気持ちで勉学に励もうと、観念した瞬間でもありました。
 それにしても、休暇を利用して、近隣の国へひょいと語学留学なんてステキですね。そして熟年同士で、気の合ったフローレンスはニューヨークから。自分のルーツである国の言葉を勉強しようと思い立ったんですって。この人たちもクラスメート彼女の名前は、そのままこの美しい町の英語読み。摩天楼が立ち並ぶ大都会から、与えられし我が名の古都にやって来て、毎日がエキサイティングだと話してくれました。
 担任のナディアちゃんは若いけど、そりゃもう優秀な先生!って、生徒が先生をそんな風にいうのはおこがましいかも知れませんが、少しでも教え方が不味いと大ブーイングが起こる厳しい状況。先生方はホンマにプロです。だって、イタリア語なんて一言も分らない生徒にだって、母語のイタリア語以外いっさい使わないで教えるわけですものね。担任の先生とみっちり授業の後、背中をスウっと冷や汗が流れて行く事って、結構ありました。それほど真剣勝負。密度が濃いって感じ。
 授業の後には、参加自由の料理教室、ワイナリー見学や、トスカーナ地方都市への遠足もあって、何より色々な国の人たちと出会えるのが楽しい。言葉がうまく伝わらないもどかしさを、何とか伝えようという気持ちに変える。シャイな自分(?)を奮い立たせて挑んだ日々でした。

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2008年7月 9日 (水)

パタゴニアに住む志賀伸子さん

南米のパタゴニア地方 南米のアルゼンチンとチリにまたがって広がるパタゴニア地方。あのアウトドアウェアの有名メーカーも、ここから名前を取っているんですよね。今回の展覧会からPAXREX取り扱い作家に加わっていただいた志賀伸子さんが、ここに住んでおられます。自然に恵まれた、いいところなんでしょうね。近くにはマス釣りで有名な川が流れているそうですよ。南半球なので、今は冬。夜が明けるのは9時ごろで、スキー場もオープンしているとか。今回の展覧会から取り扱い作家に加わった・・・
 志賀さんとはギャラリーを始める半年ほど前に東京でお会いして、作品を見せていただきました。ゼラチンシルバープリントの端正な作品で、「まるで長谷川潔のメゾチントのようだ。奥行きのある深い黒が美しいね」と言ったのを覚えています。あのフランス文化勲章を受章した巨匠です。ぜひPAXREXで展覧会をしてくださいと、お願いしたのですが、「間もなくアルゼンチンへ1年間勉強に行くので帰国してから」ということでその時は別れました。
志賀伸子さんはパタゴニア在住  その後、時々いただいたメールではアルゼンチンで映画製作に参加するなどご活躍の様子が。そして、よほど気に入ったのかそのままアルゼンチンに残って2年半。やっと先日、作品を送ってくださったので皆さまにご覧いただけることになったのです。この「菜園」シリーズは、東京をはじめ、チェコのプラハやハノイ(ベトナム)、プノンペン(カンボジア)などでも展覧会が開かれた作品です。今回は「菜園」シリーズ
 深みのある黒が美しいと言いましたが、もう一つの魅力は造形的なおもしろさ。美大の彫刻科で学んだ後、写真の世界に入ってきた志賀さんならではのセンスでしょうか。「かぶ」や「とうもろこし」「はくさい」「そらまめ」などが、日常見慣れた野菜の姿とはまったく違う、未知の生命体のように見事なフォルムで立ちあらわれている。
 ときには妖しく官能的に、ときにはカラッとユーモラスに。見方によってさまざまな楽しみ方ができますよ。遊び心があふれるこれらの作品。「まいたけ」に目や唇がついた作品も 私たちがいろんな想像や妄想をしている姿を、志賀さんはどこかから眺めてほくそ笑んでいるのかもしれません。そうそう、「まいたけ」に目や唇がついた、志賀さんの代役のように画面の中から私たちを見ている、こんな作品も展示していますので、ぜひ見にきてください。

「PAXREX 夏 STYLE」展、8月10日(日)まで。
 暑さを吹っ飛ばす、快い刺激が待っています。

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2008年7月 6日 (日)

やっぱり、さっぱり料理

 本格的な夏到来。暑い!・・・そんな時はやっぱり、さっぱり料理? 今日はタコのマリネを作ってみましょうか。早い時間に作って冷蔵庫で冷やしておくと、まずはワインのあてにちょうどいいですよ。タコのマリネ
<材料>タコ50g 玉ねぎ20g ケイパー2g ワインビネガー10cc オリーブオイル30cc・パセリ2g 塩 コショウ適量
<作り方>
<1>タコはさっと熱湯にかけて冷水にとり、水けをきって薄切りにする。
<2>玉ねぎはうすくスライスし、塩揉みして水にさらし水けをきる。
<3>全ての材料をあえる。
分量はもちろんアバウトでオッケー。うちは玉ねぎ多め、タコ少なめです。ただケイパーはやっぱり外せないかも。蒸し暑いこの時期、小さな瓶入りを用意しておくと、スパゲッティやサラダに、すっぱさが味のアクセントになりますよね。にんにくピクルス
 さて、夏バテ防止ににんにくを! 何年か前、NHK「きょうの料理」の本で見つけたレシピ、にんにくピクルスです。
<1>にんにく約20かけの皮をむき、熱湯に入れて2回ゆでこぼし、ざるに上げて水けをきる。
<2>小鍋に、水、酢各カップ1/4、塩小さじ1、砂糖小さじ2、ローリエ一枚、赤唐辛子(種を取ったも   の)1本を入れて火にかけて暖める。1を加える。
<3>煮立ったら火を止めて、荒熱が取れてから、きれいに洗った容器に入れて密閉する。
<4>2〜3日置いて、にんにくに味が浸透したら食べ頃。
 このレシピは読者の方の投稿ですが、ほんとに感謝! ゆでこぼすことによって匂いがきつくならないんでしょうね。チャーハンやサラダに何かと便利。またにんにくだけでなく、もちろん酢も料理に使えますからね。夏でも冷蔵庫で、2ヶ月は大丈夫だそうですよ。
メロンに生ハム  白組に対して赤組の片方の瓶は、唐辛子酢。きれいな瓶に唐辛子を入れて、酢を注いだだけのものですが、かなり辛いっ酢!(そりゃそうか・・・)これまたかなり重宝、大活躍。
 ぱりっと決めてお出かけする気にもならない暑〜い日、だったらぱりっとエプロンかけてキッチンへ。頂き物のメロンに生ハム、ポテトサラダも加わって、さっぱり料理でちょっと豪華な夕食?

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2008年7月 3日 (木)

新作もあり!のコレクション展

栄町の地下深く、ひっそりと佇むPAXREX 栄町の地下深く、ひっそりと佇むPAXREX。オープンして2年を過ぎましたが、「へええ〜! こんなところに、こんなギャラリーがあったんですか。毎日この前を通っているのに、少しも気が付きませんでた」。とおっしゃる方、結構多いんですよ。
 ですから観ていただかなくちゃ♪ 赤松章さん、奥脇孝一さん、小林鷹さん、藤井保さん、森雅美さん、そして今回初ご披露と相成る志賀伸子さん。PAXREX初の女性フォト・グラファーですよ。現在アルゼンチンにお住まいの行動派。時々あちらから、メールで写真付き近況報告を送って下さっています。こんなん見られるってちょっと得した気分。今回初ご披露と相成る志賀伸子さんはい、皆さんにもご紹介しますよ、もちろん。
 ただ今コレクション展準備で忙しいひろパパですが、志賀さんの作品については、いずれブログでじっくりと語りたいそうです。う〜ん、ひと言だけ言っておこうかな? 銀塩ですって。黒のトーンがそれはもう美しいらしく・・・とっと続きは後日です。
 そうそ、森雅美さんの新作PISTILシリーズも、ご覧いただけます。男性ですよ、彼は。「翳 Shade」展の期間中、そうだったんだ!と驚かれた方、けっこう多かったです。そして今回の作品は、これまた「翳」とは大きく異なります。心がパッと明るくなるような、光に祝福された花の世界へご案内します。森雅美さんの新作PISTILシリーズと、言っても“森雅美流”であることはもちろん。毎日の日課にされているという朝の散歩。そんな時にもカメラを携帯。あちらでパチり、こちらでパチり。「なんかプロっぽくないなあ〜」ですって? いえ、きれいだなとか、爽やかだなとか、たったひと言の形容詞では表現出来ない花の世界。そっかあ〜、プロってこんな視点で撮るんだって、写真を勉強なさっている方にもきっと刺激になるはず。もちろん、まずは雅美ワールドに浸って、もっともっと彼のファンになって下さい。
 作家の皆さんからお預かりしているいろんな作品を、幅広く観ていただくためのコレクション展。個展とはまた違った魅力があります。「PAXREX 夏 STYLE」展お好みの作家や気持ちにフィットする作品に出会える、まるで自分だけの宝探し。今回のコレクション展では、暑い夏を吹き飛ばす元気をもらえる作品や、爽やかな冷気が感じられる作品を厳選。
 かっと照りつける日射しに疲れたら、寝苦しい夜にゲンナリしたら、地下の別世界へおいでください。あなただけの心の宝石に出会えるかもしれませんよ。あ、それから他の作品も見てみたい、という方は遠慮なくおっしゃってください。収蔵庫からすぐに出してきて、ご覧いただけますから。コレクション展は、そんな気軽な展覧会です。

 「PAXREX 夏 STYLE」展は、次の土曜日7月5日から8月10日(日)まで。お待ちしておりま〜す。
 

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