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2008年4月28日 (月)

イサム・ノグチ庭園美術館へ

 連休まっ盛りですね。どちらへお出かけですか? 最近はアート鑑賞がちょっとしたブーム。そこで2回にわたって、ひろパパがおすすめ美術館をご紹介しますよ。
イサム・ノグチ庭園美術館(The Isamu Noguchi Garden Museum Japan)  少し前になりますが、四国・香川県にある2つの美術館へ行ってきました。牟礼(むれ)町にあるイサム・ノグチ庭園美術館と、丸亀駅前の猪熊弦一郎現代美術館。どちらも以前から行きたい行きたいと思っていたところなので、一日で二つもまわれたのはすごく得した気分です。では2回に分けてご紹介しましょう。最初はイサム・ノグチ庭園美術館から。ここは写真撮影が禁止のため、詳しくはHPをご覧くださいね。グッズ販売コーナー
 40年ほど前、和紙で作ったAKARIという名の大きな提灯のような照明器具に出会ってすごく感動しました。デザインしたのはイサム・ノグチで、しかも世界で活躍する高名な彫刻家だという。彼の名を知った最初です。それ以来の念願がかなっての小旅行。
 庭園美術館は「庵治石(あじいし)」にほれ込んでアトリエと住居を構え、20年あまりここで制作に打ち込んだイサムの、いわば聖地をそのまま美術館にして開放したものです。20年あまりここで制作を  ここは人数制限の完全予約制。一日3回の見学ツアーのうち、我々は頑張って早起きし、朝10時からのコースへ。巨大な石材がたくさん積まれた横手から、自然の中をアプローチしていきます。まず工房の前庭(屋外作業場)に何十と並べられた完成途上(?)の作品群を見てまわる。様々な色や質感の石が、それぞれ固有のフォルムとヴォリュームを与えられ、圧倒的な迫力でこちらへ迫ってくる。作品の間をウロウロ歩いていろんなアングルから眺める。完全予約制ですそのつど新しい発見があって、いくら見ていても飽きることはありません。
 そして作業小屋だった屋内へ。あの高さ3.6mの「エナジー・ヴォイド」がどーんと立っている。ふと気が付くと石が濡れてヌメッと光っている。生きているようじゃないか。じつは先ほどの前庭の作品も濡れていて、朝早く雨が降ったのだろうと思っていた。でも屋根があるところも・・・。係りの人に聞いてみると、毎朝作品に水を撒いているとのこと。井戸があります作品の魅力を伝えるために、たいへんな努力をしているのだなあ。いやぁ感動です。
 裏山の彫刻庭園に植えられた1本1本の木々や置かれた石までも含め、敷地全体が彼の哲学と美意識を表現したひとつの作品になっている。ここは宇宙の根源に感応する場所。生命の神秘に思いをはせる場所。1時間で出ていかなければいけないのが、とても残念でした。あ、そうそう、住まい跡の居間では当然あのAKARIが柔らかい光を投げかけていました。
 イサム・ノグチといえば、あと一ヵ所ぜひ行きたいところがあります。それは写真家の藤井保さんにも薦められた札幌のモエレ沼公園。イサムのマスタープランに基づいて死後も建設が続けられ、2005年に完成。「公園全体をひとつの彫刻」と考えて作られた大規模な環境作品です。これはまたのお楽しみに、大切に取っておきます。
 次回は丸亀、猪熊弦一郎現代美術館です。

イサム・ノグチ庭園美術館
The Isamu Noguchi Garden Museum Japan
TEL 087-870-1500
香川県高松市牟礼町牟礼3519

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コメント

イサム・ノグチ、大好きですよ。
どこで見たんだっけ?忘れましたが。

この美術館にも一度は行きたいと思っているんですけどね。

青春18切符で絶対!実行しま~す。

投稿: MeiKeiの日暮らし | 2008年4月29日 (火) 01時39分

ぜひ行ってください。大きなフォースに包まれますよ。
見学日は火、水、木の週3日。
時間は10時、13時、15時の3回です。(定員20名ぐらい)
HPで確かめて予約してくださいね。

投稿: ひろパパ→Meikeiの日暮らしさんへ | 2008年4月29日 (火) 12時55分

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