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2008年3月 8日 (土)

春の香り"そら豆のリゾット”

そら豆のリゾット そら豆っていい名前ですよね。さやが空に向いてつくからこんな名前が付いたそうですよ。おひな祭りも済んだというに、まだ少し肌寒い午後。台所からそら豆を茹でた匂いが漂ってくる・・・。この季節、我が家の定番「そら豆のリゾット」はひろパパの担当。一人黙々とそら豆の皮を剥いておるようじゃ。
 敬愛する偉大なシェフ、落合勉さんが著書の中で“春の豆ご飯”と称しておられるそのレシピをご紹介しましょう。そら豆けいママ、実際にお目にかかってサインして頂いた、お宝ブックなんですよ!
<材料>(2人分)
そら豆14〜18粒 米1カップ 玉ねぎのみじん切り大さじ2 白ワイン50cc パルメザンチーズ大さじ2 塩 無塩バター適量
<作り方>
<1>そら豆はさやからはずし、塩ゆでして皮をむいておく。
<2>フライパンにEXオリーブ油、無縁バター20g、玉ねぎのみじん切りを入れ、玉ねぎが透き通るまで中火弱で炒める。Img_96303
<3>米を入れ、米にまんべんなく油がなじんだら、白ワインを加え、やや強火で水分を蒸発させる。
<4>米がかぶるくらいの量の水200ccほどを加えたら、中火強の火で水分を蒸発させる。
<5>再び水100ccを加え、蒸発させる。これを3〜4回繰り返し、アルデンテになる少し前に塩で味を整える。
<6>パルメザンチーズを加え、1の空豆を加え、無塩バターを加えて仕上げる。
(ひろパパは畏れ多くも改良を加え、そら豆の半量を少し刻んで早めに混ぜ、残りを後から加えているようです。)
Img_96983
 そら豆と言えば、思い出すのはフィレンツェ・ロングステイ。トスカーナ地方ではbaccelli(バチェッリ)と呼ばれ、何と生のままで食べるんです。もちろんそれくらい柔らかくて、ペコリーノ・チーズとの相性は最高! 思い出すだけでも、よ、よだれが〜! みずみずしくて、味が濃いイタリアの野菜たちが懐かしい。そうそう塩無しのトスカーナのパンは、最初のうちは何かたよりなかったけど、そのうち病み付きになったっけ・・・。食卓には今もそんな話題がのぼります。
 実はけいママ、そんなこんなのロングステイの体験談を神戸・北野のクラブタリスマンでさせていただく事になったんです。何か食べ物の話ばかりになっちゃいそう? 近いうちにかぜくさ便りで、お知らせしますね。フィレンツェの八百屋さん
 PAXREXも春らしいコレクション展に模様替え中。こんなあんな作品、観に来てください。栄町のそぞろ歩きは楽しいですよ。

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けいママ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

「ラ・ベットラ」カリスマシェフ直伝(!?)のレシピに改良を加えるとは。さすがイタリアン夫婦ですね

投稿: Vn | 2008年3月 9日 (日) 02時55分

アッハ、改良加えるという意識もなく、アバウトに作ってはるんですよ、うちのシェフは

投稿: けいママ→Vnさんへ | 2008年3月 9日 (日) 14時09分

美味しそうですねぇ〜 少し前の陶芸展の記事でも密かに登場していた「空豆リゾット」。
実は気になっていたんですよ。
レシピ頂いたからには、さっそく作ってみますよ!
クラブタリスマンのイベントも楽しみですね。

投稿: まり | 2008年3月10日 (月) 01時46分

そら豆って、独特の匂いがするでしょ?
まりさんもお好きですか?
イタリアで食べた、そら豆の美味しさは、
ホンマに感動モノだったんです!
春のトスカーナに思いを馳せて
つたない経験談ですけど、
楽しんでもらえたらと思っています。


投稿: けいママ→まりさんへ | 2008年3月10日 (月) 14時01分

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