モーダ・イタリア潜入記
モーダな国イタリア。グッチだ、プラダだ、フェラガモだ・・・。いくつ知ってます? 持ってます? メード・イン・イタリーを。でもイタリアの底力はこんなもんじゃない。ファミリービジネスが主流と言われるイタリア社会。お父ちゃんが会社作らはって、お母ちゃんが経理、お兄ちゃんがデザイナー、お姉ちゃんが営業に奔走する。
小規模だけど、とてつもなくセンスが良い、上質なモーダを創り上げている会社が、山ほどひしめき合っています。
そんな会社とそれを発掘したいバイヤーの、言わば橋渡しをしているイタリア貿易振興会(I.C.E)。その主催イベントが開かれ、けいママ行ってまいりました。
まずは記者発表会。2008-09秋冬コレクションのトレンドについて、パトリッツィア女史の講演です。ええ〜、要約するとですね、自然との調和、バランス、エコロジー。たとえば表は未加工の自然素材、内側はハイテク合繊という組み合わせ。そしてフォルムはベーシックでナチュラル。すっきりしたシンプルな美が求められ、また製品作りに環境への配慮は不可欠だそうです。おおっ、奥脇孝一氏の「HAHA」を連想させる、こんな映像もあったぞ!
さて、花も団子も・・・。この後は親睦会を兼ねて、ライト・ビュッフェが用意されていました。プレスとして参加したしょうさん、ただ今“美味しい焼き肉店”取材で飛び回ってはりますが、日伊友好の優雅な雰囲気にしばし浸る。けいママもあれやこれやと目移りして、お皿をもってウロウロ。この後レディース、メンズ、バッグ&レザー・・・等々100近い出展社の各ブースを回らなくてはいけませんからね。しっかり食べておかなきゃ!
さあ、そしていよいよイタリア・モーダ巡り! 大阪のホテルのフロアに誕生した、これぞイタリア、ギュッとイタリア、こってりイタリア! ひしめくハイセンスな商品もさることながら、その商品を熱く語る彼らの情熱、DNAに脈々と流れる、受け継がれていく“美”へのこだわりがムンムンと伝わってくる。「イタリア行くと、こんな匂いがするよねえ〜。複雑な香水が交じり合ったような、それでいて個性が主張し合うような」。確かにしょうさんの言う通り、こちらの服にまでしっかり移って、うち帰っても匂うぞ・・・って焼肉屋じゃないんだけど。
あれこれ見て歩いて、合間にはカフェで一休み。モーダなファッションに身を包み、カフェも食事もこだわりのスタイルを貫き通す。憧れの国に流れる時間をしばし体験できた一日、楽しかったなあ~。I.C.Eスタッフのみなさん、お招きありがとうございました。これからもモーダに限らず我々の知らない、さまざまなイタリアを紹介していってくださいね。
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コメント
いや〜、今回もラテンな色気たっぷりな会場で楽しかったね〜!
投稿: しょう | 2008年1月23日 (水) 16時06分
ほんまに、ここが大阪とはとても思えない雰囲気でしたね!関係者はみんなかっこいい!
またお招きしてもらいましょ。
投稿: けいママ→しょうさんへ | 2008年1月24日 (木) 11時37分