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2008年1月

2008年1月29日 (火)

あっぱれ!焼肉「糸桜」

「糸桜」  「おっしゃあ〜! 今日はみんなで焼肉行きまっしょい!」って年を重ねると、こんな若者のノリがちょっとつらくなる。ニクたらしくなる。でも「糸桜の焼肉、行きまっしょい!」なら、けいママ受けて立つ!
 どうです? 料亭の三種盛りかと見紛うほどの、これが糸桜のナムルでございます。すりおろしたじゃがいもとクレソンの和え物・・・。ここの店主はタダ者ではないという予感が早くもピリピリ。そして和牛とんびのカルパッチョサラダ。こ、これは店主さま、上質のイタリアンじゃありませんか!
 で、とんびって何? いわゆる牛さんの肩甲骨の辺りのお肉だそうです。 糸桜・ナムル・三種盛り 「とんびがくるりと輪を描いた♪」ってこんな古い歌、若者にはわかりますまい。けいママ、何を言いたかったのかと言いますと・・・。何だろ? とにかくあまりのおいしさにもうクラクラ。まだ始まってもいないのに、焼肉が。
 いよいよテーブルに七輪が運ばれ、象の鼻みたいな“煙吸い取り装置”がズズンと延びて来た。 糸桜・和牛とんびのカルパッチョサラダ 焼肉の匂いだけ〜の象さんはかわいそう。そのうち反乱起こさないでね〜! さてオリーブオイルでいただくレバ刺のうまさに浸る間に、目の前では、塩タンが、ロースが、壷漬カルビが、イベルコ豚の肩ロースが、じゅーじゅーと焼けていく。焼肉屋さんには、そんなに馴染みのないけいママですが、行くと最初はいいんです。それぞれのお肉の部分が持つ美味しさがわかる。ところがしばらくすると何か単純にお肉だ、お肉だ、も一つお肉だ・・・。 糸桜・煙吸い取り装置(?) みたいな感覚になってきちゃうんですよね。ところが「糸桜」、食べた順番までしっかり記憶しておりますぞ。
 と、ここで皆さんに衝撃の事実を告げましょう。ここの若き店主は神戸っ子なら誰でも知ってる「大井肉店」の息子さん! 「 これが目に入らぬか!ははあ!」って感じ、しませんでした? 小さい時から、お肉を食べてはったんです。どんなって、“肉、肉、お肉大好き♪”ってスーパーの肉売り場で買い求めるパックじゃありませんよ。「自分は、ええ肉食べさせてもろて育った」。そんな真摯な思いをこの「糸桜」に込めて、うなるほどに美味しい肉を客に食べさせたいと、見事な手付きで肉をさばく。 糸桜・壷漬カルビ そんな彼の相棒は学生時代からの仲良し、そして何と元フレンチ出身のシェフだというから、あのカルパッチョの斬新さ、イベリコ豚のロース焼きも納得出来る。このコラボが生み出すメニューは、シメのガーリックホルモンライスへと、まるで心地よいオーケストラのように流れていく。
 フンフン、けいママ、で、目の玉飛び出るほど高いんちゃうの?ですって? このかぜくさ便りでそんなお店をご紹介するわけがありませんよ。 糸桜・みごとなサシ! ただ今発売中の神戸ウォーカーでも紹介された糸桜、ブログでおなじみ関西の焼肉王も、今年度大注目の「糸桜」あっという間にチョー人気店になっちゃいますよ。“梅は咲いたか、桜はまだか♪”って早めにチェックをおすすめ。急げ〜! JR神戸駅の少し北東、炭火七輪焼肉『糸桜』へ。 糸桜・ガーリックホルモンライス

炭火七論焼肉 糸桜
Tel. 078-351-1727
神戸市中央区北長狭通8-3-2 川口ビル1F
17:00〜23:00
定休日・火曜日

  

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2008年1月26日 (土)

スペインの新聞が見た奥脇さん 1

_edited1_2  昨年の初夏、1ヶ月あまりスペインのサラゴサで個展を開いた奥脇孝一さん。その展覧会「HANA」を絶賛する新聞記事がいっぱい掲載されたことは、以前にもお知らせしました。いま「PAXREX STYLE」展で、それらの作品を展示していますので、奥脇夫人が翻訳してくださいました2紙の記事を、あらためて紹介させていただきます。今回は、まずCHUS TUDELILLA氏の書いた記事です。

『 花の色 』
奥脇の花は、この上なく洗練された美をあらわにしている。1

 ギャラリー スペクトリュム ソトスでの日本の写真家・奥脇氏のゆったりと連続して並べられた花の写真には、HANAというタイトルが付けられている。万物に永遠はない、ということをシンボリックにあらわす短命な花の美しさは、時を越えて今ここに留まっている。全ては消え去り、花の色も、そして人生も過ぎてゆく。奥脇の写真は、モノの魂の奥深いところを感じ取る日本文化特有の感性を表現している。それは自然によって心が打ち震えるのを感じ、歳を経てこそ得ることができる静かなメランコリーを分かち合うことでもある。
 この日本人の詩人の内にあるメランコリーの象徴は、明らかに華麗なる開花だ。しかし、それは桜の儚さ。奥脇孝一は花を撮る。ただひたすら花を撮る。壊れやすいものの中にある美を感じ、その世界を直接表現するのに、花に勝るものはない。Photo_3 一瞬、彼の写真がカール・ブロスフェルトの写真と関係あるように見えても、基本的な違いがある。 ブロスフェルトの方法は、感傷的な映像を断ち切ることで成り立っているが、奥脇の視点は、彼自身の感覚的体験からきている。
 白い空間の上に花、葉、茎、そして耳飾のようなツルが独特な光の中で、濡れたように姿を現す。このアーティストは正面からクローズアップして、茎や美しくカールしたツルの自然の幾何学と戯れる。それはアールデコを想起させる。シンプルな一枚の葉が、女性的官能を形作っている。細い茎の力が調和した形の中で、花の重さ、芽、おしべ、茎、そして葉を、いろんな線の集まりを支えているのだ。Photo_4 そして、それはたった一つの作品の中にあるのだ。
 奥脇は、彼の作品に白黒以外の色を必要としない。計り知れない洗練された美を見つけ出すために、目に見えない光を使うことで十分なのだ。だから背景には白、花には並外れた色調を表す黒を選んでいる。その白と黒の中には、自然から、そして豊かな人生経験から、奥脇が得たノスタルジーがあり、喜びがある。観る者に与えるアーティストの感情が現像化されるまで、花の代わりに彼自身がその中にいるのだ。それは、自然の儚さの上に深く導かれる瞬間であり、私たちをより感動させる花の原理を、彼の存在によって伝えているのだ。日本の奥脇は、明かされていない自然の仕組みを誇っている花々のメッセージを捉え、花と対話することによって原初的な自然の魂のレベルを上げている。   CHUS TUDELILLA

 

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2008年1月23日 (水)

モーダ・イタリア潜入記

大阪・梅田のホテルにて開催された・・・  モーダな国イタリア。グッチだ、プラダだ、フェラガモだ・・・。いくつ知ってます? 持ってます? メード・イン・イタリーを。でもイタリアの底力はこんなもんじゃない。ファミリービジネスが主流と言われるイタリア社会。お父ちゃんが会社作らはって、お母ちゃんが経理、お兄ちゃんがデザイナー、お姉ちゃんが営業に奔走する。イベント「モーダ・イタリア」に潜入してきました 小規模だけど、とてつもなくセンスが良い、上質なモーダを創り上げている会社が、山ほどひしめき合っています。
 そんな会社とそれを発掘したいバイヤーの、言わば橋渡しをしているイタリア貿易振興会(I.C.E)。その主催イベントが開かれ、けいママ行ってまいりました。
 まずは記者発表会。2008-09秋冬コレクションのトレンドについて、パトリッツィア女史の講演です。ファッションについての講演後・・・ええ〜、要約するとですね、自然との調和、バランス、エコロジー。たとえば表は未加工の自然素材、内側はハイテク合繊という組み合わせ。そしてフォルムはベーシックでナチュラル。すっきりしたシンプルな美が求められ、また製品作りに環境への配慮は不可欠だそうです。おおっ、奥脇孝一氏の「HAHA」を連想させる、こんな映像もあったぞ!
 さて、花も団子も・・・。この後は親睦会を兼ねて、ライト・ビュッフェが用意されていました。ビュッフェもありましたプレスとして参加したしょうさん、ただ今“美味しい焼き肉店”取材で飛び回ってはりますが、日伊友好の優雅な雰囲気にしばし浸る。けいママもあれやこれやと目移りして、お皿をもってウロウロ。この後レディース、メンズ、バッグ&レザー・・・等々100近い出展社の各ブースを回らなくてはいけませんからね。しっかり食べておかなきゃ!
 さあ、そしていよいよイタリア・モーダ巡り!  「ラテンや〜」と、しょうさん大阪のホテルのフロアに誕生した、これぞイタリア、ギュッとイタリア、こってりイタリア! ひしめくハイセンスな商品もさることながら、その商品を熱く語る彼らの情熱、DNAに脈々と流れる、受け継がれていく“美”へのこだわりがムンムンと伝わってくる。「イタリア行くと、こんな匂いがするよねえ〜。複雑な香水が交じり合ったような、それでいて個性が主張し合うような」。確かにしょうさんの言う通り、こちらの服にまでしっかり移って、うち帰っても匂うぞ・・・って焼肉屋じゃないんだけど。イタリア人がいっぱい!
 あれこれ見て歩いて、合間にはカフェで一休み。モーダなファッションに身を包み、カフェも食事もこだわりのスタイルを貫き通す。憧れの国に流れる時間をしばし体験できた一日、楽しかったなあ~。I.C.Eスタッフのみなさん、お招きありがとうございました。これからもモーダに限らず我々の知らない、さまざまなイタリアを紹介していってくださいね。カフェスペースもありました

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2008年1月20日 (日)

あゝ野麦峠スキー場

野麦峠スキー場・駐車場  やあ、遂に今年もやって来たぞ、野麦峠スキー場に! ウッウウ・・・。ゲレンデの駐車場に到着した時点で、すでに興奮冷めやらぬA作さん。彼は神戸に住む33歳のサラリーマン。ぶっ飛ばしスキー野郎の威名を持つ。そんな彼が、ここを訪れたのはかれこれ5〜6年前。野麦峠スキー場・パンフレット それ以来虜になってしまった。俺は野麦で滑ると決めてしまった。 何故に? 何か哀愁漂う名前のスキー場だけど。
 A作さん、即座に反論「そんなの関係ねえ〜! ゲレンデに出て滑ってみりゃわかるさ、あんたも。いや、まずはこのがらがら状態の駐車場を見てよ。こんなん、ありい? こんなにいいスキー場やのに、こんなに知られてへんって・・・。 ウッウウ、また泣けてきた」と愛用のスキー板を担いでゲレンデに向う。野麦峠スキー場・食堂前のワンちゃん 食堂前のワンちゃんも、の〜んびりお出迎え。
 あっ、この建物? トイレですわ。派手でしょ?  何か“機動戦士ガンダム”を連想しません? いや、別にどうでもいいけど。何せ、はよリフトに。待ち時間ゼロやから、いやマイナスやから、ええっ?野麦峠スキー場・“機動戦士ガンダム”みたいなトイレ  ・・・はよはよって俺を呼んでるって事。うわっ、確かにガラガラ! このスカイライナーって、全長1600m! 降り立ってみると穂高と乗鞍、御岳がドッカ〜ンと見える!  さらにスカイラビットに乗り継ぐと、そこには360度のパノラマ・ビューが待ち受けていた。 標高は2130m。これは現在550箇所ほどと言われる、日本全国のスキー場の中でも7番目の高さだそう。たった二本のリフトでこの高さに、この絶景に辿り着く。
野麦峠スキー場・標高は2130m  「いやあ〜、ちょっとここで“白い恋人たち”のメロディーでも流れると優雅やねえ〜。さっきから聞こえるのはコブクロが歌う映画「銀色のシーズン」の主題歌ばかりやけど。。。」「ちょっと、あんた! はよ、滑りまっせ!」とA作さんは最大傾斜30度のエキスパートコースに飛び出していった。 ヘビーなチャンピオンコースがその先に続くとやら、上級者たちがビュンビュン飛ばして行く。ンまあ、私は美しい樹海を眺めながら、野麦ウサギの足跡でも辿りながらゆっくりと・・・。野麦峠スキー場・“立て水の坂”と呼ばれる斜面も 確かにこのパウダースノー、いい感じやわ〜。 何と言っても、周りに人が居らへん。すみませ〜ん! と気兼ねしながら滑らんでもいいって最高! と、スカイライナーの降り場で、A作さんと合流。
 「あのねえ〜、ちょっとこの先にいわゆる難所があるんやけどねえ“立て水の坂”言うて・・・」。「た、立て水? それは水が立つくらいに急な坂ってことですか?」。 ・・・野麦峠スキー場フリークのサイトがあって(お奨めです。)“長い、狭い、固い”と評してはった訳がよくわかりました。野麦峠スキー場“スカイライナー”は1600m スカイライナーに乗ってしもたら、この合流地点からは上級も中級も初級もそんなの関係ねえ〜、この難所を通らねばならないんです。。。 と、とと“心地よい恐怖”の余韻に浸る私を残し、A作さんは「じゃあね! 後でね。」とリフト乗り場に駆け込んで行った。そりゃ、値打ちあるわ、ここのリフト券は。
 と、ここで私の「野麦峠スキー場」体験の結論です。A作さんのような飛ばしやスキーヤーにとって、そして純粋にスキーが巧くなりたい人にとっては、天国みたいなスキー場です。 たとえ“立て水の坂”で転げ回っても、それが上達の近道だと思えばいいんです! 甘ったるいスキーレッスンなんて要りません!野麦峠スキー場・ファミリーゲレンデもあります  いやもちろん、“下界近くに”ファミリーゲレンデも短めのリフトもありますからね。ちょこっと遊ぶか、どかっと滑るか、さあ、どっちだ! 550もあるんだから、こんな一か八かみたいなスキー場があってもいいじゃないですか! ただホンマに穴場らしいです、ここ。A作さんも人に教えたくなかったみたいです。でも私また来ます、絶対!

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2008年1月17日 (木)

PAXREXスタイルって?

Style  なが〜いお休みをいただいたギャラリーPAXREX、今日からいよいよ始動。で、「PAXREXスタイル」って何? さあ、ご来店くだされば一目瞭然! ではでは、ちゃん、ちゃん・・・ とブログを終わらせるわけにはまいりませんね。
 まずはPAXREXで展覧会をさせていただいた作家さんたち、近況報告を少し・・・。Style2 世界を飛び回っていらっしゃる「カムイミンタラ」の藤井保氏、今月13日付の日経新聞で、改めて紹介されていました。日経広告賞 最優秀賞です。相変わらずのご活躍です!
 そして「HANA」展の奥脇孝一氏、昨年スペインで個展をされて大盛況だった事は、かぜくさ便りでもお伝えしましたよね?Style_3  先日地元スペイン・サラゴサの新聞での絶賛ぶりを、たくこ夫人が翻訳してくださいました。期間中にご紹介しますのでご期待下さいね。
 そうそう、これも改めてご紹介しますよ。昨年フィレンツェでやっと訪れる事が出来た、世界最古のフォトミュージアム、アリナーリ。Style_4 「FLORA」の森雅美氏の作品は、ここでパーマネントコレクションされています。
 イタリアと言えば、グレメッティーこと、マルコ・マイアンティー。久々の帰郷で意気揚々! またけいママも昨年・秋のフィレンツェ旅行で、彼の撮影場所らしきポイントを何箇所かチェックしました。Style_5 風景の中に見事にとけ込む人模様。彼にとっての祖国イタリアは、やはり魅力満載。
 一方、長い外国生活で日本の美を再確認した小林鷹氏。「和花」シリーズはまだまだ続きます。新作では氏自らが絵筆をふるうバックの背景が、ますます鮮やかに深みを増しています。シャープのアクオス、最近の雑誌広告をご覧になった方居られます?Style2_2  はい、「和花」が使われています!
 そして「ビザンティンの美」の赤松章氏、昨年「20人の天使展」の折りに松山からお越しいただきました。“天使”の造形作家“古渡章氏”とトルコ談義で意気投合。例の幻の写真集「ビザンティンの美」が、PAXREXで販売されている事には古渡氏もびっくりされたようです。Style_7 今回写真展示とともに販売予定ですが、残り少ないです! 巷では絶対に手に入らないおタカラですぞ!
 と、これら6人の作家のフォト・アートを一挙にご覧いただく今回の展覧会。オープン以来一貫して、アートを身近に、気軽に飾って楽しむものに、というコンセプトを貫いてきたPAXREX。それがPAXREXスタイル。軽くても、気軽でも、紛れもなくそれは本物のアート。誇り高き作品の数々を、是非見に来て下さいね。
「PAXREX STYLE」展 3月2日(日)まで。 (水曜定休)

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2008年1月15日 (火)

栄町でお買い物 その8

 今から7,8年前、ベトナムに憧れてツアー旅行に参加したけいママ。バチャン焼きから、洋服、ランチョンマット、食材と買いも買ったり! ずっしりと重くなったスーツケースを引きずるように帰国しましたっけ。んまっ! 今は栄町でベトナム気分、お買い物が楽しめますよ。
Photo  昨年11月、ビルの3階にオープンした「Mu't Ngot」。この店名“甘いジャム”という意味だそうですが、Nは発音しないそう。だからムットゴットとなるわけですが、じゃあNはただの飾り? いえ、Nがあるつもりで・・・と、こんなところでばかりひっかかっていてはいけない。
 店内を散策しましょう。通りに面したガラス窓、差し込む光を受けて陶器や漆器が並んでいます。Photo_2 その昔フランスの統治下に置かれた事もあって、この国の雑貨には独自のセンスが光ります。もちろん買い付けてくるオーナーのセンスもキラキラ。華やかでシックな色使い、そして可愛くて気品の漂うフォルム。手先も器用なこの国の人たち。それが陶器の絵付けはもちろん、さまざまな刺繍製品、アクセサリー類にもよく反映されています。
Photo_3  このマグカップは、このお店のオリジナルだそう。この絵のような格好をした女性が、朝にフランスパンを売り歩いているのを何度か見かけました。食文化もいいとこどり。私たちの国とよく似ていますよねえ。はい、やっぱりけいママ、食材コーナーに吸い寄せられて行く。
あっ! ありました。我が家ご用達のものがいくつか。ベトナムと言えば生春巻き!Photo_6  以前けいママクッキングでご紹介しましたが、まさしくこの皮! 水道水をジャーとかけただけで使える、破れにくいお奨め品のメーカーもの。
 そして今日のお買い物はこちらのロータス・ティー。蓮の花のお茶です。「ええっ? 蓮ですか?」と、PAXREXでこのお茶をお出ししたお客さまはたいてい驚かれます。 優しくて、ちょっと複雑な味わい。Photo_7 体にスウーと染み込んでいくような味わい深いお茶です。へええ〜どんなだろ?と興味ありの方、お店の奥にある居心地良さそうなコーナーで、店主が振る舞ってくれますよ、きっと。
 そしてベトナム旅行に話は弾む。「ますます発展してそうですね、あの国は。」「はい、伝統的なモノに加えて、モダンなモノが増えました。」と店主。あのベンタイン市場に充満していたヌクマムの匂い、エスプリ溢れるドンコイ通りのおしゃれなお店。初体験だったフォーの美味しさ・・・とっとと、ベトナム談義を始めたら止まらなくなってしまった。栄町でベトナム気分をあなたも是非!
※『Mu't Ngot』は2008年7月、栄町から南京町へ移転しました。詳しくはリンク先のホームページでご覧くださいね
※その後、閉店されたようです。再チャレンジを期待しています

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2008年1月12日 (土)

信州ながわ“不思議童子”冬篇

ヒュッテ不思議童子  新春早々訪れた信州ながわ、年末年始に大雪に見舞われたとかで、それはもう見事な銀世界でした。夏から冬へ、たまに訪れる者にとっては、180度どんでん返しの舞台のよう。でも季節の移ろいは少しずつ・・・。短い夏を謳歌するかのように生い茂った草花が、やがて枯れ落ち、木の実が生り、落ち葉が舞い、冷たい雨が降り、そしてすべてがすっぽりと雪の中に埋もれてしまう。うさぎ?リス?足跡発見! 自然の営みはやっぱり“不思議”。そしてここに住む“童子”は、どんな季節にも遊ぶのが上手。
 しんしんと雪が降り積もる静かな夜、お日さまが昇って、眠りから醒めると“ヤッホー!”と外に飛び出して行く。だ~れも踏みしめていない見事なパウダースノー・・・。おっと、失礼! うさぎだか、リスだか、ちゃあ~んと足跡がありました。厳しくてつらい季節を耐えて生きている動物たち。夕日 雪の下でひっそりと、次に来る季節の到来を待っている植物たち。
 「何やってんだろ? 人間は。雪の上をつるつる滑って、いったい何が面白いんだろ?」 ・・・ムムム。日がな一日雪と遊んで、山の谷間に消えていく夕日を眺める。「きれいだねえ~」。
 風が強くなってきたみたい。白樺の梢が大きく揺れている。とたんにストーンと気温は下がるよ! 氷点下10度以下になっちゃうよ!ヒュッテ不思議童子・暖炉用の薪  早く帰らなきゃ。
 スキー場から“ヒュッテ不思議童子”が見える。美也さんは今日も、暖炉の火を焚いて、お風呂を焚いて、あたたかいご飯を作って待っていてくれる。「な~んにもないけど、ここは本当にいいところ」。美也さんは、きっとそう言うよ。

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2008年1月10日 (木)

信州ながわ"不思議童子”夏篇

ヒュッテ不思議童子 信州ながわ。今日はこの辺り一番の絶景スポットに建つペンションをご紹介します。まるで向かい合うかのように、穂高連峰と乗鞍岳が見渡せる“眺めのいい丘”。大きく、深く息を吸い込んで、じっと耳を澄ますと山の神様の気配を感じる。
 この丘に」「Hutte不思議童子」を開いた松久さん、この場所で胸の高まりと同時に、沸き上がる使命感を感じたのかも・・・。ヒュッテ不思議童子・大きな木に囲まれてます 「ここにお建てなさい、ここしかないよ」。そんな天の声が聞こえたのかも知れません。 案内状にはこうあります。“私達は人と自然を愛し、自分で歩くことを歓びとする仲間達のあたたかいベース・キャンプでありたいと希っております。”
 しっとりと落ち着いた色合いの、アットホームなロビーでいただくコーヒーの味は格別。
「美也さん、ずいぶんと木が大きくなりましたよね」
「そうなの。穂高が見えなくなるくらい(笑!) ヒュッテ不思議童子室内 切るのは一瞬だけど、なが〜くかかって大きくなるんだものね。それを思うと、バッサバッサとは切れなくて」。 暖かい笑顔と、飾らない人柄にひかれて、ここには常連客がいつも集まってきます。
 ステキなイベントも盛りだくさんなんですよ。去年の夏はチェコからホームステイでやって来た、タフだけどとてもかわいい女子大生、Pajaのカヌー教室が開催されていました。彼女はジュニアのチェコナショナルチームのメンバーなんですって。カヌー教室も その時に使ったライフベストもいっぱい干してありました。秋には山登り、キノコ狩り。もちろん奈川名物新そば祭りもあるなあ。でも何より素晴らしいと思うのは、季節の移ろい、空の青さ、ゆっくりと過ぎていく時の流れを、静かに感じること。自然の姿そのままの広い庭に、萩やススキといった秋の草花が揺れています。時おり聞こえる「メエエ〜!」って・・・。 ええ、夏の間だけ不思議童子に居候のヤギたち。ヤギがいます せっせと雑草を食べてくれて、これぞ一石二鳥なんですって。
 満天の星空に「おやすみなさい」を告げて暮れていく日々、いつかどこかで出会った懐かしい時間へのタイムスリップ。そこに確かに“不思議童子”の姿を見つけます。
 さてさて、この写真をよ~く見ておいて下さいね。次回は“冬の不思議童子”の模様を・・・ 白銀に覆われた全く趣の違う世界をご覧いただきます。あっ、去年の夏以来Pajaと、メールのやりとりをしているけいママ(日本語です!)、ここでの再会を心待ちにしているんですよ。

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2008年1月 7日 (月)

セコムしてます? その2

 ロングステイのとき、ドゥオーモーが見える、どチェントロにアパートを借りていたけいママ、玄関から部屋まで5個の鍵を使用しなければならず難儀したという・・・。「Via delle Belle donne」“美しい女性たち通り”セコムしてます?」でその模様をお伝えしましたが、 今回はその続編です。
 この秋のステイはキッチン付きのレジデンスホテル、これまた鍵は5個でありました! 何でそんなに面倒なの? 仕方ないのです。ひとえにセキュリティーのためであります。それにしても経験とは力なり。通りに面した立派なドア 管理者の奥村さんから、じゃらじゃらと鍵束を渡されても、けいママ少しも慌てず。「ああ〜、はいはい」。と余裕・・・だったかどうか?
 まずは通りに面した立派なドアをご覧あれ。この前の道は「Via delle Belle donne」、直訳すると“美しい女性たち通り”。アマは度々「Via delle Brutte donne」“醜い女性たち通り”と申しておりました。またまたドアが・・・ どんな小さな通りにもきちんと名前が付けられている。 これって好きだなあ〜。中には“地獄通り”なんて名前もあるそうですよ。
 建物の中に入ると、背後で大きな音を立ててバタンと扉が閉まる。これがたまらない!その堂々とした、建物全体に響き渡るような重厚な音は、訪れる者を中世の頃へと誘ってくれる序曲のようでさえあるのです。
 そして二つのドアをクリアして現れるのがこの階段。歴史ある建物の威厳を感じて、思わずため息を付く。階段を上って・・・ ひんやりとした空気の中、今回はエレベーターはなかったので、この緩やかな傾斜の階段を登り、さらに扉を開けてまた登り、を繰り返す。僅かに差し込む光、手の込んだ装飾の窓が、目を楽しませてくれます。 でもって、最後のドアがやっぱり難儀でしたねえ。「左手でグッと扉を引きよせて、ええと、回すのは右? 左?」。またまたドアの登場! そう、奥村さんに尋ねながらも気持ちの何処かに「何とかなるさ。今分からんでも、出来んでも」という余裕が・・・。「ああ〜、私は2ヶ月間、この町で暮らしていたんだ」と実感出来る。 今回チェントロでドゥオーモを見上げた時よりも、アパートで鍵束じゃらじゃらやっていた時の方が、過ぎた日々を懐かしく思えたかも!
 何より、アンティーク版セコムを駆使して、生活を守っていく知恵。先祖から受け継いだ大切な建物を守りつつ、時代に応じた設備を取り入れていかなければいけない、この町を心底愛おしいと思えるのです。「BELLE DONNE」のハウスワイン
 美しき、永遠の町に乾杯! 写真はアパートのすぐ前の、人気トラットリア。 その名も「BELLE DONNE」のハウスワインです。サンタマリア・ノヴェッラ教会からはすぐですからね。ここでお昼ご飯もお奨め! 伝統的なトスカーナ料理が楽しめます。この界隈には、美味しいパン屋さんや、雑貨屋さん、お総菜店などたくさん穴場もありますよ。

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2008年1月 4日 (金)

柿&牡蠣のお料理

_edited1  「はい、これ、うちの庭で採れたもの」。そう言って去年も、一昨年も柿を頂戴しました。いいなあ~、庭に果樹の木があるなんて、豊かな実りをすぐ傍で実感できるなんて。そんな事を思いながら、我が家の定番メニューを作ります。
 材料は、豆腐と柿。それだけ~! またまた簡単すぎてゴメンナサイ。でも柿の皮をむいて、細かくいちょう切りにするのが、ちょっと手間がかかるかも。Photo_3 あっ、豆腐は水切りしておく、出来ればちょっと固めのものを。 砕いた豆腐にマヨネーズとすりゴマを適当に。後はこの豆腐ソースで柿を和えれば出来上がり。(塩、黒コショーをお好みで) ま、柿の白和えですね。「柿って複雑な味がする果物だと思う」と言った知人が居ましたっけ。この料理を食べる時「確かに!」って気がします。ほのかな、嫌味のない甘さ、まったり、あっさり、主張のないソースとあいまって、なかなか奥深い味がしますよ。何かもう一品足りないなと思う時に、ぜひお試しあれ。
Photo_14    一方、かきはかきでもRの付く月に美味しいと言われる牡蠣、お宅ではどうやって召し上がります? カキフライ、かきの土手なべ、グラタン? 我が家の定番はこれ、かきの南蛮漬。以前雑誌で見つけたレシピですが、我が家ではカキフライよりもずっと登場回数が多い。このメニューの利点は冷めても美味しいというか、時間を置くほうがいいという・・・。もちろん作り方もチョー簡単ですから。
 まず水気を取った牡蠣に片栗粉をまぶします。Photo_5 フライパンに少な目のオイルを引いて、炒め上げ。一方で玉ねぎのスライスをたくさん用意しておきます。その上に熱々の牡蠣を載せ、上からも玉ねぎを載せ、じゃーっとポン酢をかけるだけ。冷蔵庫で冷やして置けば、よ~く味がしみて美味しくなります。
 さあさ、年明けのお正月ボケの日々、チョー簡単料理とワインで、のんびりおうちご飯を楽しみたいけいママです。

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2008年1月 1日 (火)

なんチューか、また一年

Photo  こちらは30年余り前(昭和47年!)、社会人一年生のひろパパが作った年賀状です。ミッキーマウスの顔の部分をチューと読んでいくわけですが、写真ではちょっと分かりにくいので、書いてみますね。
 “チューぶらりんの社会人として、暗チュー模索の1年でした。今年こそチュー途半端はやめ、決断したらチュー躇せず、チュー目される仕事も、また意チューの人もと、夢チューで頑張るつもりです。よろしく。”と言うわけです。
 あれからいったい何年経ったのでしょうか?Photo_3 今年ひろパパは年男、還暦を迎えるわけです。そして作った年賀状がこちら。広告代理店での33年のキャリアを経て、ギャラリーPAXREXのオーナーとして。
 “偽の文字が氾濫するなか、本物のアート作品の素晴らしさを通じて、あなたの日々が豊潤になるよう努力してまいります。”
 フ〜ム、時の流れは早いのか、遅いのか。少なくとも待ってはくれない。刻一刻と過ぎて行く。一つの仕事にピリオドを打ち、幕引きをし、さあどないしょ?と暗中模索。そして決断して、躊躇したのかどうか、とにかくスタートした、しちゃったギャラリーPAXREX、まだまだ中途半端? 注目はされず? Photo_11 意中の人、どうのこうのは飛ばして、さあ〜年男、夢中で頑張るのでありましょうか?
 ともあれ、たくさん生きてきただけ道チュー知り合った方々は数知れず。 サラリーマン時代の、いわゆる“ギョーカイの方々”に加え、オープン以来、さまざまな分野の方と出会うことが出来ました。お医者様、建築家、行政書士、司法書士、ガーデナー、レストランやカフェ、お店のオーナー、そして切り絵や、イラスト、もちろんフォトグラファー、明日を夢見る若きアーティスト達(写真のかわいいマウスは、陶芸家のカツコさんがひろパパにプレゼントしてくれたモノ、マウスパッドは“20人の天使展”で大人気だったPECHUさん作ですよ)。Photo_13 若者たちと同様、還暦迎えても人生途チューの道すがら。
 今日もマウスを操り、何を見て、何を選び、何に心惹かれる? きっと出会える、むチューになれる。肩肘張らず、昨年のブーブーをチューチューに変えて、今年も何チューかの一年を過ごしてまいりマウス。正月早々おとそ気分で支離滅裂になってきましたが、ここでお断り。まことに勝手ながら、ギャラリーはちょっと長めのお正月休みをとらせていただきマウス。17日(木)から「PAXREX STYLE」展でスタート。どうかよろしくお願いしマウス。

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