« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年11月

2007年11月29日 (木)

ヴェネツィア・ビエンナーレ(6)

ジュゼッペ・ペノーネの彫刻作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia)  アルセナーレの長い建物を出て、いかにも昔の造船所らしい場所を抜け別棟へ。わずかに外を歩く間に傘は飛ばされビショ濡れになってしまいました。今回新たに設置されたイタリア館の別会場です。大木が2本、ごろんと横たわっているジュゼッペ・ペノーネの彫刻作品。よく見るとなにかの合成樹脂でホンモノそっくりに作ってある。隣の広い部屋に入ると、壁一面に樹皮(当然これも合成樹脂)を開いたものが何枚も貼り付けてあり、中央のスペースには樹皮をむいて製材した木が1本。壁一面に樹皮(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) これだけの樹皮を集めるのに何本の樹が必要なのか。成長するまでどれほどの時間がかかったのか。生皮をはがれた森の悲鳴が聞こえてくるような空間です。文明社会は木をたくさん消費してきました。そして破壊のスピードは、森の自然な再生力をはるかに超えています。いま私たちに何が出来るのでしょう。それにしても寒い。見物客を見ると、すっかり冬のコスチュームに見えませんか?
 その奥に、常設のパヴィリオンを持たない中国が新たに場所を借りて、ビエンナーレに参加していました。カオ・フェイ、カン・シュアン、シェン・ユアン、イン・シュツェン、4人の作家の共作です。中国の4人の作家の共作(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) 鉄の塊のような機械類がまだ残る工場の天井から、カラフルな紡錘形(?)のオブジェがいっぱい吊り下げてある。中世の騎士が馬上試合で使う槍のようにも見えましたが、きっと関係ないのでしょう。無骨な場所と作品とのギャップが面白い展示でした。
 これで駆け足でまわったビエンナーレの見物記はおしまい。私たちのアンテナに引っかかった作品のいくつかを簡単にご紹介してきましたが、ほかにもいい作品はいっぱいありました。雨に煙るサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 2日間の見物では、メインの2会場だけでも大変で、島のあちこちにある他の展示を見てまわるには1週間は必要でしょう。それでもこんなに充実したアート三昧の時間を過ごしたのは久しぶりで、大満足!! 
 一番の収穫は、ジャンルやスタイルなどにこだわらず、新しい美しさや面白さを自分自身で発見するのがアートの喜びなんだ、と再確認できたこと。新しい美を発見すると、世界が違って見えてくる。暮らしが楽しくなる。大切なのは、それを見つける眼や意識をいつも持つことでしょうね。住み慣れた街やいつもの部屋の中にも、きっと美はあるはず。あれ、横丁のご隠居の説教口調になってしまった。(反省)   
 帰りのヴァポレットから見た雨に煙るサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼。見慣れた観光写真とは違ってしっかりアートしているように見えませんか?(じつはてっぺんにいるのは天使です)。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年11月27日 (火)

ヴェネツィア・ビエンナーレ(5)

エル・アナツイの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia)  アルセナーレの続きです。今回のヴェネツィアで一番驚かされたのが、ガーナ生まれ、ナイジェリアで活動するエル・アナツイの巨大なタペストリーのような2作品。だだっ広い部屋の端と端に展示されていました。ワインなどのボトルネックに巻いてあるアルミフォイルを無数に集めて構成しています。けいママ、口をあんぐり。そして「これエエわあ」。ルミフォイルを無数に集めて・・・(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) その底知れないパワーと美しさで、断然他を圧倒していました。 消費文明への批判、という意味合いもあるのでしょうが、そんな理屈はもうどうでもよく、子供の頃に戻ったような気分で何も考えず、作品のみに集中できてシアワセでした。 「オモロイものはオモロイ、キレイなものはキレイ。それで十分やないか」。ただただ恐れ入りましたと頭を下げ、離れたり近寄ったり、いろんな角度から楽しませてもらいました。すなおに感動し、思わず作品に向かって「ありがとう」と言いました。(グラツィエのほうが良かったかも)
ドミトリー・グトフの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia)  少しテンションを下げて次へいかなきゃ。というわけでロシアの作家ドミトリー・グトフの作品。これはロシア語が分からないため、まったく理解できません。じゃあ、なぜ取り上げるんだとお叱りを受けそうですが、その色に惹かれました。 マットの深い赤に蛍光っぽいフジ色とか、色の組み合わせがとても美しく、センスがある。またフライヤー作りの参考にさせてもらおう、などと少々動機は不純ですが、新しい色調の発見もアートの楽しみのひとつです。ギレルモ・クリチャの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia)
 もう一人ご紹介しておきましょう。ブエノス・アイレスで活動しているギレルモ・クリチャという作家です。直径1メートルぐらいの円盤にペインティングした30点あまりを展示。円形の作品がリズミカルに並ぶ様は、うっとりするような眼の快感です。1点1点がそれぞれ素晴らしい、そのうえ展示会場全体としておもしろい。広いスペースならではの魅力ですが、PAXREXのような小さなギャラリーではとても扱えない。また家庭では飾れない。現代アートの課題のひとつでしょう。
ダーツの的が壁面いっぱいに(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia)  そういえばジャルディーニの北欧館には、同じ大きさのダーツの的が壁面いっぱいに並んでいるだけ、という作品もありました。目がグルグル、頭クラクラのおもしろさ。おまけに投げ矢がカゴに用意されていて、子供達は大喜び。われわれも投げてきました。こんな遊び心も、アートでは大切ですよね。見る側がそれぞれ勝手な思い入れで作品に入り込める、これもいい作品の条件ではないでしょうか。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2007年11月25日 (日)

ヴェネツィア・ビエンナーレ(4)

 すこし間が空きましたが、ヴェネツィア・ビエンナーレヴェネツィア・ビエンナーレ(La Biennale di Venezia)見物記の続きです。 6月から半年あまりのビエンナーレも今月21日で閉幕。入れ替わりに「20人の天使」展が22日から神戸で開幕しています。(これ、PR) 

 ヴェネツィア2日目はマルテンポ(悪天候)のなか、アルセナーレへ。ここには世界中から選ばれた56人のアーティストの作品が、ずーっと続く広い会場に展示されています。みなさん真剣勝負の場なので、思いっきり力が入ってる。だから見る側も疲れます。ときどき肩をまわしたり、首をコキコキしたり・・・。
 最初にご紹介したいのはリヤス・コムの人物画。絶望の淵に沈んだような表情の連作にひかれて、思わず近寄っていました。リヤス・コムの人物画(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) 一瞬パレスチナの少年兵かと思いましたが、ムンバイで活動する作家なので、多分インドの少女なのでしょう。でもこの深い悲しみは何なのだ。どうにもならない身分制度や貧困、また厳しい男女差別を、この少女は知ってしまったに違いない。それでも顔をもたげて、希望の光を求めて虚空を見ている。いま戦争がない地域でも、世界はこんなにも苦しんでいるのだ、と思い知らされました。
 もう1人、イランのY.Z.カミという作家の人物画。いまはNYで活動しているようですが、テヘラン出身というアイデンティティを感じずにはおれない表現です。Y.Z.カミの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) 抑えたやさしい色合いで描いた肖像画の大作。身近な人たちでしょうが、描かれた人はみんなうつむき加減です。そこには声高になにかを主張する姿はありません。じっと耐えているのか、沈思黙考しているのか、一見弱々しい人物像に見えますが、しかし岩のように動じない芯の強さがある。ガンジーの無抵抗主義を彷彿とさせます。
 いろんな表現手法があふれ百花繚乱に咲き誇っている会場で、地味ながらちょっと考えさせられる作品がありました。コロンビアのオスカー・ムニョスのモノクロ映像作品です。オスカー・ムニョスの映像作品ヴェネツィア・ビエンナーレ(La Biennale di Venezia) これは小ぶりなモニター3台(4台だったかな?)に、次々とさまざまな人物像があらわれては消える、というもの。あれ、リンカーンかな、キング牧師かな、と眺めていたのですが、よく見ると漆喰の壁に水で描いているようなのです。どんどん絵が完成に近づく。そして完成したと思ったら、だんだん消えて行く。ものの1分もたてば元の何もない壁に戻る。するとまた違う人物を描き始める。この「描く、消える」という行為を延々と映像化している。芸術の瞬間性と永遠性。絵画に限らずアート作品を残す、あるいは所有するという意味を改めて考えさせられました。
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月22日 (木)

天使さまから、メッセージ在り

Okyo_4

 11月22日ギャラリーPAXREXでは「20人の天使」展がスタートし、夕方からのレセプション・パーティーには、作家さん始めたくさんの関係者や、PAXREXゆかりの面々が集ってくれました。「やれやれ、ホンマにいろんな人たちのおかげで・・・」。皆さんがお帰りになった後、ひっそりとした空間で感慨にふけるギャラリー店主・・・と、そこへ
店主「あっ! 天使さまではありませんか! 何と今頃! 真っ先にPAXREX20人の天使たちに会って頂こうと思っておりましたのに」
天使さま「いやあまりにもたくさんの人で・・・。ただ昨日の夜、ここの天使たちとはもうそれぞれ対面を済ませておるからして」
店主「あっ、私が引きあげた後、お出でになってたんですね? そうか、天使さまにはSECOMなんて関係ありませんでしたね、アッハハ」
Cat天使さま「??? SECOMとは何のこっちゃ?」
店主「いえ、べつに。それより天使さま、いかがでございましょう? 「天使展開催」のお告げを聞いてから数ヶ月、同じく制作依頼のお告げを聞いた作家たちと、ここまでやってまいりましたが?」
天使さま「おっほん、まずはそなたも、作家たちも考えずにはおれんかったはず、“天使”とは?と。最近はなんだかどうもあちこちせわしない。人々はせかせかしておるし、何かと言えば忙しいと。そんななか私らのことをちょっと考えてみなはれと、少なくともその意図は達せられた、してやったり! イエイ♪」
店主「ふ〜む、天使さまもなかなか、ノリがよろしいですなあ」
Pechu_2天使さま「いや、この20人の天使たちには負けておる。真っ黒なバットマン天使がおれば、観音経を背負った天使、猫天使やら、ビザンティン天使やら・・・。んまあ〜お見事!」
店主「うわあっ! 有り難うございます、天使さま! イエイ♪」
天使さま「これこれ、まだ展覧会は始まったばかり。師走の時期に、こんな見つけにくい小さなギャラリーに人々が少しでもたくさん来てくださるように、しっかりお祈りを」
店主「ははあ! PAXREXの名にかけて」
 人工衛星が、飛行機が、そしてケータイ電波が飛び交う空に、天使さまのお姿は消えました。そしてギャラリーPAXREXの20人の天使たちは、ひっそりとした地下空間で眠りにつきます。背中に背負ったものは、自由に行き交うことの出来る羽根と、そしてメッセンジャーとしての使命。
 あなたに伝えたいことがあります。この忙しい時期だからこそ。

Party レセプションにお越しいただいたたくさんの方々、本当に有り難うございました。そして天使さまからのメッセージを是非また、みなさんにお伝え下さいね。 PAXREX「20人の天使展」11月22日(木)〜12月25日(火)11時〜19時(水曜定休)

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2007年11月21日 (水)

天使たちの到来

Sora_5 心に残っている、遠い記憶がある。冬の夜更け、なかなか寝付けなくて窓辺に立った。その日がどんな日だったのかはよく覚えていない。ただ研ぎすまされたような感覚が、私の中にあった。空の向こうの、ほんの小さな物音さえも決して聞き逃すことはないと思えるほどに。それは身も凍るほどの、冬の冷たい空気のせいだったのだろうか?
  突き刺すようにまたたく無数の星、ほんのりと辺りを照らす月のシルエット。そんな中を白い羽根のようなものがふわり、ふわりとまるで弧を描くように飛んで行くのが見えた。Katsukosan2_2 今日、ここで私の手に「天使」が触れたとき、この言葉に出会ったとき「あっ」と心の中で声を上げそうになった。 「天使は存在するのか・・・」見たことがないと、私は言うだろうか? そんなもの信じないと、私は言うだろうか? 
 少なくとも今、そしてこれからも、その存在を否定する自分になりたくはないと思う。この空を自由に飛んで、神のメッセージを伝えるという、人を守ってくれるという。遠い記憶に、出会ったとは言い切れないけれど・・・。今度は空を飛んではいない。ただ私の背後に感じる、あの日とビミョーに似た感覚。Ready2_3 今、私は迷っている。振り返ろうか? やめようか? そのやさしい眼差しが、私をバッチリ捉えるような気が、しなくもない。 「20人の天使」展、明日22日からスタート。栄町の小さなギャラリーで、あなたを待っている天使がいます。Tenshi2_5

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月19日 (月)

魅惑的な脇役たち発見!

その① 宿泊先のホテルで
エレベーター内の階数表示プレート  さ~て、この写真なんでしょう? エレベーター内の階数表示プレートです。2、3回乗ってハッと気づきました! なんともオチャメな顔ではありませんか! このホテルのエレベーターは9階から22階の間は宿泊の部屋ではないため通過します。そして数字の表示がでません。そのかわり××の表示です。また下りの時の表示はVです。泊まっている42階から下に降りる時、ささやかな楽しみでした。(後日、写真を撮って女房殿に見せた時、同乗のご夫婦もニッコリ)

その② フリーマーケットで
 週末はフリーマーケットへ行こう! ということで行ってきました。「Hell's Kitchen Flea Market」(39th St. bet.9th & 10th Ave.)へ。マネキン 洋服、サングラス、ブリキのおもちゃ、時計、ラジオ、映りそうもないテレビなどなど、大きいものは家具から小さいものはボタンまでありました。私はあまり買う気がないので、あっちのお店、こっちのお店とフラフラしていると帽子屋さんのマネキンからチャーミングな視線が。思わず「こんにちわ!」と声をかけたくなるほど、いい表情です。サングラスを売っている店のマネキンは、5つもサングラスをかけて色っぽく訴えかけます。これもマネキン その他にも楽しいお店の脇役たちが、あっちこっちにいます。週末にはぜひフリーマーケットであなたのお気に入りを見つけてください。

その③ ルーズベルト島へ
 マンハッタンの2nd Ave. & East 60th St.にある駅からルーズベルト島へはロープウェイで行きました。1日乗り放題のメトロカードが利用できます。発車すると間もなく、Queensboro Bridgeを眼下にし、East Riverを渡ります。ルーズベルト島へはロープウェイで 橋を走っているクルマはミニチュアカーに見えます。高層ビル群も遠くに見え絶景です。7~8分でルーズベルト島に到着。待っていたバスに乗る。帰りも同じくロープウェイ。地下鉄、バス、タクシーなどの乗り物の他、大都会マンハッタンの中でワクワクできる乗り物が楽しめるなんて感激です。わずかな時間ですが、安い料金で空中散歩が楽しめますよ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年11月17日 (土)

NY、街を歩けば楽しさ満載!

Ny_2その① チェルシー地区はお店だけではなく壁やドアにもご注目!
 最近話題のチェルシー地区。ソーホーから多数のギャラリーが移ってきたり、有名なブランドショップが次々とオープンし、ファッショナブルな街に変身中。またNHKが特集番組で紹介した「チェルシー・マーケット」などなど、見所いっぱいのエリアです。まずはギャラリー巡りからスタート。センスの良い外観のギャラリー街がず~っと続く。Gagosian Galleryから数軒のギャラリーを観る。倉庫のような大きな空間とそれに負けない迫力のある作品群。Ny_3 平面から立体まで多様な表現を楽しめます。
 通りに出て建物の壁面を見ると、結構な力作の人物像があちこちに。しばらく歩くと「コムデギャルソンNY」店。落書き(?)が印象的なレンガの玄関をくぐり店内へ。チューブの中を通り抜け、店内までそのイメージが続き穴蔵にいる感じです。品揃えは青山のお店とあまり変わらない。
 お昼の時間が近づいてきたので「チェルシー・マーケット」へ移動。2入り口が分からず通りの人に聞く。従業員出入り口から店内へ、親切に案内していただきました。その出入り口付近を眺めると、壁や金属の扉がひとつの作品ではありませんか! むーっつ! これなら中はもっと、と期待がふくらむ。「チェルシー・マーケット」は9番街から10番街、15th St.から16th St.の間を占めています。店内の通りは約250メートル。建物の幅は約80メートル。その中に果物屋さん、パン屋さん、雑貨屋さん、カフェやタイ料理の店などがあり、沢山の人で賑わっています。Nyスープとパンを買い、通りにあるテーブルで簡単な昼食。その後はバラエティいっぱいのお店まわり。食材とか雑貨に関心のある人は一日中楽しめるところだと思います。
 さて女房殿はショッピング、私は通りの壁のウオッチングに集中。 あります、あります。エレベーターの扉と信号機、金属のバットとボール、天井近くの壁には犬のオブジェ。通りの中間ぐらいには水の彫刻もあり、休憩場所にピッタリ。こんなマーケット、日本にも欲しい!

その② 地下鉄も移動だけではもったいない!
通路やプラットホームにご注目!
 NY地下鉄構内は日本の地下鉄と違い空調設備がなく、ちょっと辛い。でもその代わりといったらなんですが、通路やプラットホームには楽しいビジュアルアートがあちこちにあります。Ny_2 タイムズスクエア駅には、あの現代美術の巨匠リキテンシュタインの作品。通路にはガラス壁にポップな作品がシリーズで並んでいます。 またアメリカ自然史博物館駅のホームには、古代生物の化石の作品や、爬虫類のタイルのモザイク画があります。いろんな帽子画の駅もあり、その駅の特徴が一目で分かり、また電車を待っている間見ているだけでも楽しい。地下鉄に乗ったらあっちこっち眺めて楽しんでください。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年11月15日 (木)

MoMAもいいけどDia:Beaconへ

 お待たせしました。久しぶりの「さくらぎ通信」です。ヴェネツィアビエンナーレは少し休憩して、最新ニューヨーク情報を3回どうぞ。かぜくさ便りも国際的になってきました。そうそうTANTO TEMPOさんのパリフォト2007(世界最大の写真イベント)ライブ情報も面白いですよ。こちらもぜひチェックしてくださいね。

Photo  グランドセントラル駅からメトロ・ノース鉄道でいざBeaconへ。案内所で時刻表を手にいれ、窓口で切符を買う。大人1人片道$11.50。10時51分発の普通列車に乗り込む。日曜日なので結構席がうまっています。進行方向に向かって左側が3人席、右側が2人席。3人席がほぼ一杯なので、2人席に。グランドセントラル駅を出発。しばらくは地下を走る。次の駅Harlem-125Streetからは地上に出る。
 抜けるような10月の青い空。ハドソン川が左手に見える。なるほど3人席が一杯な訳がようやく解った。ということで私たちも別の車両に移動し、やっと3人席へ。Diabeacon_4 列車はハドソン川と別荘が点在する丘陵地帯を眺めながら、12時17分に目的地Beaconに到着。 日本の観光地にあるような駅前の地図がない。駅のプラットホームを降りた地下のコンコースに矢印とWALK Dia:Beaconだけの表示がありました。心細いが矢印を頼りに歩く。10分ぐらい歩くとDia:Beaconの看板が目に飛び込んできた。
 現代美術館Dia:Beaconは知人のアーティストの方から「ぜひいってらっしゃい」と教えていただきました。ナビスコ社のパッケージ印刷工場をリノベーションし現代美術館に。Diabeacon_3 広大な自然に囲まれ、広々とした展示スペースにRichard Sera、De Mariaほか、この半世紀で最も重要なアーティストたちの作品が心ゆくまで鑑賞できます。私が好きになったものは、糸で空間を表現したFred Sandbackの作品。東洋的な哲学を感じました。
 帰り路は、駅まで周囲をゆっくりと眺める余裕がありました。川が駅のすぐそばにあり、公園のような美しさです。15時50分発の列車。行楽客でほぼ満席状態。なんとか2人座れる席を見つけ、しばらくすると車掌さんが切符拝見に来ました。Beacon 駅で切符を事前に買わなかったので、その旨伝えました。その場合、規定料金より高くなる事もあるのですが・・・。ちょっと心配。「2人で$15」と車掌さん。「???」 理解できません。大きな切符をもらい、ジーッと見ていると「SENIOR」の欄にハサミが入れてある。「何か問題でも?」と車掌さん。「いいえ」と即座に答えました。なんと老人割引になっていたのです。うれしいようなさみしいような気持ちになりました。
 17時21分グランドセントラル駅に到着。現代美術に関心がある方は、ぜひ1日かけてBeaconへ足を伸ばしてください。車窓からの眺めも楽しめます。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年11月13日 (火)

ヴェネツィア・ビエンナーレ(3)

ブラジル人グループの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia)  引き続きジャルディーニから。オープンカフェがあるちょっとした広場にも、こんなアートがありました。ゴミを出しているのではありません。ビールのケースのように見えるカラーブロックを積み上げた、ブラジル人グループの作品です。そういえば船着場から会場へ向かう途中、レストランの前庭にもアート作品がありましたっけ。ビエンナーレはメインの2会場以外に、ヴェネツィアのあちらこちらで展示が行われており、これらを見てまわろうと思えば1週間は必要でしょうね。マニュエル・ヴィラリーニョの「影の変容」(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) 今回は残念ながらそんな時間はありませんでした。
 さて、スペイン館の写真作品からまいりましょう。マニュエル・ヴィラリーニョの「影の変容」(スペイン語なのでよくわかりません)というタイトル。アルミにゼラチンシルバープリントしたものです。いろいろな人の影が親密に、また儚げに寄り添ったり離れたり・・・。あやふやな輪郭の中に不思議な存在感を漂わせていました。横幅12mにもなる集合写真です。
イヴ・ネツハンマーの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia)  スイス館はイヴ・ネツハンマーの力作。広い館内を大迫力でうずめた花をモチーフにした作品群です。喜びに溢れたパワフルな展示は、見るものにもたっぷりパワーを与えてくれました。ただ単にハデなだけではなく、繊細なディテールの表現も見ごたえがありましたよ。花がモチーフ(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) 今回の紹介ではあえて取り上げていませんが、重い、暗い、政治的なテーマが多い中で、それらを突き抜けるアートの力を感じました。 かなり気に入ったので、写真をもう1枚入れておきましょう。読んでいただいている皆様にも生命のパワーが届きますように。
 あとはベルギー館、エリック・デュイカエーツのガラスの迷路。ところどころに映像モニターが掛けられているのですが、見えているのに近づけないもどかしさが、なんとも現代風。エリック・デュイカエーツのガラスの迷路(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) 手を伸ばすと透明の壁に当たるのですから。ここではガラスが物質としての壁から、目に見えない時代や社会の壁に、意味が深まっています。
 またフランス館のソフィー・カレの映像作品が、高い評価を受けているようでしたが、われわれには言葉の壁でもうひとつ。またまた壁です。(もう、安部公房じゃないんだから) 各界の女性100人が同じ文面の手紙(失恋の手紙らしい)を読む姿を映像化したもの。たしかに映像の質が高く、それぞれの出演者もすごくいい。でもフランス語が分かれば何倍もおもしろいだろうと思うと、意図を十分味わえない私としては減点です。とまあ、そんなところです。
 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月11日 (日)

ヴェネツィア・ビエンナーレ(2)

加藤泉さんのペインティング(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia)  まずはジャルディーニの各国パヴィリオンから。やはり、ひときわ広いイタリア館からでしょうね。ほかのパヴィリオンが自国のアーティスト作品を展示しているのとは違って、ここは世界中から作家をセレクトして展示しています。日本からは、ちょっぴり不気味な束芋さんのアニメーションも人気を集めていましたが、「生命の核=魂?」がそのまま表に現れたような加藤泉さんのペインティングが、とても良かった。あっ、断っておきますが、ビエンナーレ会場では基本的に写真撮影ができます。ジグマー・ポルケの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) フラッシュはダメですが。だから別に隠し撮りをしたわけではありません。
 ジグマー・ポルケやゲルハルト・リヒター、ロバート・ライマン、エルスワース・ケリーなどの大家は、さすがと思わされました。すでに知っているスタイルとはいえ、ずらっと現物を目の当たりにすることができるのは嬉しいことです。世界各地の現代美術館をいくつも回らなくても見られるので、トクした気分。来てよかったと思う。写真で見ても良さはなかなか伝わりませんが、比較的わかりやすいジグマー・ポルケを1点。
 エスピリト・サントの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) ちなみに当ブログ11月1日 「帰ってまいりました」に登場した女性ヌード天使は、ここに展示されているコンゴのチェリ・サムバの作品でした。
  ブラジルの作家、エスピリト・サントは真っ黒なアクリル(?)で壁面をレンガ壁のように整然と、床にはパリンと割れた板を数枚置いた作品を展示。秩序とその破壊を表しているのでしょうか? わたしたち見る側は、破壊からもまた新しい美を発見させられました。シャープで美しく、映り込みまで計算に入れた作品は見事です。
 イタリア館であと1人印象に残ったのは、パキスタン生まれ、インド・ムンバイで活動する画家、ナリニ・マラニの作品(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) ナリニ・マラニです。名前からは女性か男性か分かりませんが、絵の印象から女性だと勝手に思い込みました。(間違ってたらごめんなさい) その彼女はやさしい色合いで生きることの素晴らしさをうたいあげています。もちろん、今を生きる彼女を取り巻く困難な問題は、きっといろいろあるのでしょう。しかし生命の絆をたいせつに、生きていこうというたくましい意志を感じました。
 次回は、もう1回ジャルディーニからです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年11月 9日 (金)

藤井保氏の「ESUMI」

「ESUMI」  97年5月、スイス・チューリッヒのギャラリーから一通のFAXが、藤井さんの事務所に届きました。それは氏の撮影した写真集「ESUMI」に対する讃辞と、展覧会開催などに関するコンタクト依頼でした。
 女優の江角マキコさんのヌードも入った写真集・・・。日本の新聞や雑誌の中には、その局面だけを取り上げた記事も多くあっただけに、「ESUMI」 この海の向こうから届いた「アート作品としての高い評価」は、 藤井さんにとって大変に嬉しい、心に響くものだったようです。
そして10年の歳月を経て今なお、この写真集「ESUMI」の持つ芸術性は、海外はもとより日本国内でも高く認識されて輝きを放っています。
 藤井さんがこの一連の写真に込めた想いと狙いが、「藤井保の仕事と周辺」の一文に紹介されています。テーマは”風景と人との在り方”。それを生まれては消えるという自然界の連鎖の中で見ようとしたもので、「ESUMI」 かつては人も風景も共に美しく在ったのではないか、という氏のメッセージが込められています。海、空、山という3つのロケーションでの撮影は、海に流れ着いた女、天と交信する女、山に帰る女、立ち上がる女というストーリー性豊かなもの。 またスタジオ内では、体の部分部分が、闇の中に浮かび上がる標本のように撮影されています。
 藤井さんと江角マキコさんとの出会いは、映画「幻の光」から。 共に島根県出身ということで、自然に写真集を作ろうという流れになったようです。「ESUMI」 「相手のいいところを探して撮ろうとすると、相手はもっといいところを見せてくれる。」という藤井さん。氏にかかれば欠点も長所も実は紙一重、それは風景でも同じで、雨が降っていやだなと思うのではなくて、雨の景色もいいよねって思える自由さが大切だと・・・。
 この柔軟性と優しい視線! また一方で妥協を許さない厳しさと、今に留まらない先を見据えた眼差し。「ESUMI」には深く、静かな情熱が滔々と波打っています。西日本で唯一、藤井保さんの作品を扱うギャラリーPAXREX、現在開催中の「藤井保の世界 Ⅱ」展では、最新作「カムイミンタラ」と共に、写真集「ESUMI」のオリジナルプリントを数多くご覧いただけます。11月18日(日)まで。(水曜定休)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月 6日 (火)

ヴェネツィア・ビエンナーレ(1)

ヴェネツィア・ビエンナーレ(La Biennale di Venezia)  今年で第52回、110年を超える歴史を持つヴェネツィアのビエンナーレ。駆け足で見てきました。まず1日目、ヴェネツィアでは珍しい緑豊かなジャルディーニ地区の各国パヴィリオン。2日目は長い大きな建物のアルセナーレ(旧造船所跡)。結果としてこの順番は正解でした。2日目はシロッコがきて大荒れの天気。朝から名物のアクアアルタ(高潮)で、こりゃダメかなと思ったくらい。傘もさせないほど風雨が強く、手はかじかみ唇青ざめ、とてもパヴィリオン巡りなどする気にならない寒い一日。ヴェネツィア・ビエンナーレ(La Biennale di Venezia) でもアルセナーレを2日目にして正解、といっても会場にいくつかあるオープンカフェはすべてクローズ、帰りのヴァポレットでパニーニをかじるはめになりました・・・とほほ。
 今回の総合ディレクターはロバート・ストー氏。彼が示したテーマタイトルは「Think with the Senses - Feel with the Mind. Art in the Present Tense」。ちょっといいでしょ。うまく訳せませんが「感覚で考えろ、理性で感じろ。
(これが現在のアートだよ)」てなことでしょうか。今回のテーマタイトル(ヴェネツィア・ビエンナーレ、La Biennale di Venezia) どなたか気の利いた訳を教えてください。
 もともと論理的思考が苦手なひろパパ&けいママは、ストー氏には申し訳ないけれど、感性のみを頼りにアートのお祭りを存分に楽しみました。アートって結局のところ、好きか嫌いか、に尽きますから。予備知識も仕入れず、作家名も作品名も見ず、行き当たりばったり、出会い頭の発見を求めて膨大な数を見てまわるのは、すごく刺激的で充実した時間。さすがにヴェネツィア、おもしろい作品にいくつか出会いましたよ。あとでグッタリ疲れたのはしようがないか。ヴェネツィア・ビエンナーレ(La Biennale di Venezia) このあと気に入った作品については、断続的に5〜6回書こうと思っています。なんとかお付き合いくださいませ。
  ここでひとつ言っておきたいことがあります。いまPAXREXで開催中の「藤井保の世界 Ⅱ」はとてもレベルが高い、ということ。ヴェネツィアを見て再認識しました。サッと通り過ぎた、メッセージがむき出しで表現力が未熟な作品、「こんなのアートじゃないよ」と失笑する作品が、いかに多かったか。頭でっかちで自分よがりの作家たちに、奥深い美意識・FUJII WORLDを見せてあげたいね、いやホント。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2007年11月 4日 (日)

レジデンスホテルという選択

レジデンスホテルと言いまして・・・    さあて、ケータイ片手に歩きながらのピポパポではなく、ゆっくり落ち着いてブログを書いてます。(笑!)
 皆さんも、けいママが今回フィレンツェにて宿泊した「カーサ・アンナ」の写真をじっくりとご覧下さいませ。ここはレジデンスホテルと言いまして・・・。それってどういうもの? では海外旅行のスタイルを考えるべく、ちょっと皆さんに質問です。題して“あなたはどっちだ?”
(A)せっかくの海外旅行だもの、有名レストランを食べ歩きたい。自炊なんてもってのほか!
(B)せっかくだもの、市場で食材買って、おうちご飯みたいに食べてみたい。イタリア人になった気分で!カーサ・アンナ室内
滞在期間が一週間か10日位だとして
(A)最低3箇所は回りたい。行きたいところ、見たいものを次々制覇したい!
(B)移動は煩わしい。一箇所に留まって、そこを起点に動きたい!
あなたの理想とする旅行スタイルは?
(A)煩わしい事はしたくない。タクシーや切符の手配など、すぐに手配してくれる人が居て欲しい!
(B)出来る事は自分でやりたい。何でもチャレンジの精神で!
 今回のけいママステイは、Bタイプですよ。この「カーサ・アンナ」は5泊以上が条件ですが、3泊からというところもあります。長く泊まるほど安くなる。カーサ・アンナ、キッチン 部屋には、キッチンや調理器具、食器が完備されていて、ちょっと材料を買い揃えれば、パスタにサラダにカフェ。あっ、お惣菜を買ってきてプラスしてもそれはそれ。すぐ近所の「Spada」で買ったチキン・ローストは絶品でした。到着時には日本人スタッフの奥村さんが出迎えてくれて、あれやこれや心を込めて一週間のステイ・アドバイスをしてくれました。ただホテルのフロントのように、常時そばに居てくれるわけではありません。近々ブログでロングステイの際の「セコムしてます?」のパート2をお届けするつもりですが、部屋に入るまでにはそりゃ・・・。カーサ・アンナ、ベッドルーム でもストレスを楽しみに変えて!そうすりゃあなたの前の扉は開く。
 フィレンツェは、主要な地域を徒歩で回れるような小さな都市、そのくせあっちにもこっちにも見所満載。じっくりステイするにはぴったりな場所だと思うんですが。少なくともウフィッティとアカデミアだけで、時間切れなんて悲しいですよね? ちょっとレジデンスホテルに興味が湧いてきた方、是非リンクサイトで詳しい情報を。(日本語ですからホッとしてくださいませ。)何と言っても、一般のホテルに比べて、かなり割安。昨今のユーロ高には嬉しいこって。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年11月 1日 (木)

帰ってまいりました。

たくさんの・・・(フィレンツェから無事帰国)  イタリア・フィレンツェから無事帰国。大丸前のバス停から栄町に向かうギャラリー店主。いつの間にやらその傍らに、すっと天使さまのお姿が。
店主「あっ! これは天使さま。おかげさまで良い旅行をさせていただきました。それにしてもあの世とこの世を行き交う天使さまには、時差ボケはないのでしょうねえ?」
天使さま「??? 何のこっちゃ? 」
店主「あっ、いえ別に。ただ時折、フィレンツェで食べた巨大、絶品ビステッカが空を飛んでるような」。
天使「飛んでいるのは、天使であって、ビステッカではない!天使たちに出会いました  で? あちらの天使の様子は?」
店主「それはもうたくさんの天使さまにお会いしてまいりましたとも。かわいい天使さまにも、厳かな天使さまにも」。
天使さま「で、天使たちに“20人の天使展”成功のお願いをしてきたのであろうな?」
店主「はい、もちろん! なかなか面白そうだと言ってくださいました。そうそうサンジミニャーノの美術館で、フィリピーノ・リッピ作の大天使ガブルエルさまにお会いしました。サン・ジミニャーノのレストラン内 お姿を撮影することは出来なかったのですが、けいママはえらく感動いたしまして」。
天使さま「ふ〜む、ところでけいママは歩きながらたびたび、何やらせわしなくピポパポ、パシャリとやっておったようだが?」
店主「はい、けいママは絶えずケータイしておりました小さな物体から、海を越えた日本の皆さんにメッセージを送り続けていたのでありまする。それを喜んで心待ちにしてくださった方たちが居られたようで、その事がけいママよほど嬉しかったようで、うるるんフィレンツェ滞在記」。
天使さま「それはよかった。想いを人に告げるのは大事なことであるからして」。
店主「はい、有り難うございます。天使さまは神のお言葉を人々に伝える究極のメッセンジャー! イエイ!」PAXREXの“天使展”お楽しみに!
天使さま「これこれ、まだ少し頭が飛んでおるな。“20人の天使展”の図録は、もう完成しておるのか?」
店主「あっ! はい、大丈夫でございますよ。今回の20人の天使さまは、いずれも主張の強い方々で大変ではありますが、だからこそご来店くださったお客様は、そのメッセージに耳を傾けてくださるはずです。11月22日、イイフーフにスタートいたしまする!」
 やがて、秋空の中に天使さまのお姿は消えました。太古の昔から、人はメッセンジャーを求めました。星の瞬く遠い夜空に想いを馳せ、そして祈りを捧げました。人の智恵では計り知れない不思議な力が、この世にあるに違いない・・・。“天使は存在するのか” そうあなたに問いたい「20人の天使たち」がギャラリーPAXREXにスタンバイ。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »