いよいよ帰国
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抜けるような青空。天使様が祝福してくださったのでしょうか。ロングステイしていた頃と少しも変わらない、穏やかな景色が広がります(@フィエーゾレ)。
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かぜくさ便り・イタリアライブにお付き合いいただいている皆さん、有難うございます。今回日本から持参のケータイで写真をぱちぱち。そして日本のスタッフ(?)にアップして貰っています。自分のブログでありながら、全く画面を見ていないんですが、どんなもんですか?(笑!) 写真ギャラリーのブログなのに程度の低い写真です? まあ多少の事は多めに見て下さいね。そして帰国後はあらためてお伝えしたい事がたくさんあります。
ただ今、朝の7時。今日は大好きなフィエーゾレへ行きます。皆さん、よい一日を!
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秋晴れのある日の午後「あれもせんなん、これもせな〜」と、ぶつぶつ言いながらyahooニュースの画面に見入っていたギャラリー店主、ふと背後に何かの気配を感じて振り返ってみると・・・。店主「あっれれ〜! これはこれは“天使さま”ではありませんか。いつからそこにお出でになったのですか?」天使さま「ちょっとぉ〜!“20人の天使展”の準備は進んでるの? 風の便りにえらい遅れてると聞いたけど」(いつの間にやら、天使さまも関西弁?)店主「あっは、風の便りでございますか? いえ、もう案内状も完成しまして着々と。ちゃんと11月22日からスタートします、はい。
あっ! 今気が付いたんですが、天使さま、この日は夫婦の日。11の22で、イイフーフですわ。」天使さま「まあ、予定通りなんやね。ほな、フィレンツェのドゥオーモで、展覧会成功のお祈りをして来なはれ。」店主「ははあっ! これは有り難いお告げでござりまする、天使さま。お膝元にてしっかりお願いを。で、秋のフィレンツェと言えばフンギ・ポルチーニ、栗、ワイン、あっ、ジビエなんかもございましょうか?」天使さま「おっほん! まるごと教会と美術館みたいなあの町には、天使がたっくさん居るからして・・・。あっ、もう行かねばならぬ。よいな?
大事な展覧会を目前にして、心してこの時期を過ごすように」。店主「ははあっ! PAXREXの名にかけて」。 と、言うわけでけいママ共々、フィレンツェに行って参ります。異国の空に天使は飛ぶ飛ぶ? 響き渡る教会の鐘の音、町を行き交う人々のざわめきの中に、天使のささやきが聞こえるでしょうか? はにかんだ天使、厳かな天使、夢見る天使、そして私だけの天使。天使への想いを胸に、語りかける天使を求めて、ギャラリー店主、久々のイタリア滞在と相成りまする。 その間誠に勝手ながら、ギャラリーPAXREXはお休みとさせていただきます。
今回滞在のレジデンスホテル、トスカーナの秋の風景、そしてヴェネツィア・ビエンナーレの様子など写メールでライブ、現地からちょこちょこっとお伝え出来ればいいのですが・・・ さあ、どうなりますやら。少なくとも帰国後はかぜくさ便りでしっかりお伝え出来るよう心して行って参ります。10月22日(月)〜10月31日(水) 臨時休業 なお11月1日(木)〜11月18日(日)は、PAXREXコレクション展「藤井保の世界 Ⅱ」を開催いたします。詳しくはホームページにてご確認ください。
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北野の「クラブ・タリスマン」で、毎月一回開かれる大人のパーティー。10月はそば打ち名人にご指導を請うて、新そばを打って食する会となりました。ご登場の二人の名人はプロではない。だけどそこらのプロにはできない手間隙の掛け方で「うまさ」を追求する正統派! この奥深き世界にどっぷりとはまり込み、石臼の挽き方から、産地ごとの特徴、夏の気候による出来具合の研究まで、日々精進を続けて飽くなき探求を・・・。数年前にはそばの栽培までやっちゃった!
今回は時期的に北海道産の新そばのみとなりましたが、玄そばか丸抜きかで色も味も違う。(よくわかりましぇん) そしてもちろん、巧く打たなきゃあ〜! 二人の名人を囲み、参加者も「こりゃ、心してやらなあ〜旨いそばにはありつけないぞ」。 この日はイタリア・ナポリから友人の“ニコ”も飛び入り参加。そうそう彼の故郷にはかの有名なピッツァが! ニコ曰く「ナポリのピッツァにかなうものはない」そうですよ。粉を練って作る麺の文化は、世界中のあちこちにあるんですね?
でもね、ニコ、これはファリーナ(小麦粉)ではなく、そば粉なんよ。通訳のなおちゃんが説明する間に、いよいよ練りは終わって切る段階に。この立派な包丁も、名人所有の名品だそうです。
さて、出来上がったお味は? いやはや参加者の中には「こんな美味しいそばは、初めて食べた。」という人も居たほど大好評でした。やれやれ〜・・・と言うのも、今回ご登場のお二人は、ひろパパの長年の友人。そば打ちパーティー企画の黒幕はギャラリーPAXREXだったわけで。はい、いろいろやっております(笑!)
で、名人にお道具を借りに行ったおりに、ご自宅にてゆっくりと美味しいおそばをいただいて参りました。山登りをこよなく愛する名人宅はログハウスの山小屋風。ピッケルとそば打ち棒は、どちらも使い込まれていい色。訪れる者にホッと穏やかな安らぎを与えてくれます。さあ、いよいよあちこちの産地からこの家に新そばが届く。また忙しくなりますねえ、名人。
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この料理を作るたびに思います。よくイタリア・マンマの味って紹介されているレシピだけどホンマに? たとえばアメリカ人のアップルパイ、日本人のきんぴらごぼう、で、イタリア人のカポナータ? どうも、きんぴらごぼうあたりからすでに疑問が・・・。
うちの息子達が“おふくろの味”を尋ねられて「はい、きんぴらごぼうです!」って答えるわけがない。イタリア人だって・・・。ただ確かにこの二つの料理には、チラチラとおふくろの存在が見え隠れするような。な、なんでアメリカが外されたの?って感じだけど、気にせず次に進みましょう。
子供の頃よく言われませんでした? 「もっと野菜を食べなさい!」って。お箸にトマトやきゅうりをちょこっと引っ掛けて、これくらいでいい?と口に運ぶ幼子。それを見てママは思う。炒めて、煮て、姿を変えて、クシュンとカサを減らせて食べさせなきゃ! きんぴらごぼうも、カポナータも、そんなママの想いが詰まってる。山ほどの量の野菜が、それぞれの栄養分がぎゅっと濃縮されて、はい、スプーン1杯食べただけでも、セロリも玉ねぎもトマトも、にんじんも食べた事になるのです! で、やっぱり作ろうと思うわけです。今日はパーティー仕様に、ワンタンの皮でこんなカップも作りましたよ。パリパリという食感とともに楽しめます。
作り方
<1>赤、黄ピーマン、長なす、ズッキーニ、玉ねぎ、セロリを乱切りにする。
<2>鍋にオリーブオイルを弱火で熱し、スライスしたニンニクを炒める。香りが出たら野菜を加え、中火で10分位炒める。
<3>トマトソースまたは、トマトの水煮缶、レーズンを加え弱火で10〜15分ほど煮込み、塩、コショウで味を整え、松の実を散らす。
<4>冷めてからカップに入れる 。カップの作り方
餃子、またはワンタンの皮に、サラダ油を薄く塗り、金属製のプリンカップ、またはホイルケースなどにしきこむように入れ、オーブントースターで4〜5分焼く。
このカップには、もちろんカポナータの他に、野菜サラダや、ディップなど色々載せて楽しめます。
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いよいよ50代最後の誕生日を迎えたギャラリーPAXREXの店主は、ただ今“天使”に夢中でござる。と言うのも数ヶ月前のある夜更けのこと、いつものようにグオ〜ンと高らかなイビキをかいて眠っていましたところ、夢枕に天使が舞い降りてこう告げた。「ギャラリーで“20人の天使展”をおやりなさい。そしてたくさんの方々に見ていただくように」。 ええっ! 何のこっちゃ? ・・・。一方、時を同じくして20人のアーティストの元にも“天使”がやって来た。
いやはやイタリア・フィレンツェ在住の若き日本画家の元にも現れたと言う。ま、まさか日本経由で舞い降りたわけでは? えらい廻り道やもんねえ〜。さてそのお告げとやら、 「まもなくギャラリーPAXREXからあなたに、天使制作の依頼があるでしょう。心して取りかかるように」。ええっ! えらいこっちゃ!
身長45センチメートルほどの、白い紙で出来た天使のお姿。ははあっ! とおそれ多く、それを手にしたひろパパ。選ばれし20人のアーティストにお届けと相成った。 フォトグラファー、イラストレーター、切り絵作家・・・。いずれも日本を代表するトップ・アーティストたち。 与えられた白い天使にそれぞれの技法を用い、独自の“天使”を創造しなければなりませぬ。「ふう〜ん、天使か。。。どないしよ?」 忙しく仕事に飛び回るも、その日以来、頭ン中を天使が飛ぶ飛ぶ。“天使、天使” 制作期日が迫る、迫る。
と、今月になってあちらこちらから、ギャラリーPAXREXに続々と“天使”がやって来た。それはもう「ひええっ!」とおったまびっくり、個性派“天使”たちの勢揃い。さあさいよいよ、お披露目準備を進めなくてはなりませぬ。羽根はないけどあれやこれやと、飛び回る店主の今日この頃。 おかげさまで「さあ、どうしよ? 何しよ? 私・・・」状態の団塊リタイヤーには無縁でござる。そして帰宅後、今日もベランダにてタバコをくゆらす。思うは「20人の天使展」の序文「“天使”は存在するのか?」 あるいは「今晩のおかずは何だろか?」 ギャラリー店主、なかなかの59歳の誕生日! なお「20人の天使展」は、11月22日からギャラリーPAXREXにて開催予定。天使と店主のつぶやきは、逐一“かぜくさ便り”でお伝えしていきまする。
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エキゾチックではあるけれど、どこか懐かしい感じのする、この場所はいったい? はい、水の都ヴェネツィアですよ。この町で開かれるビエンナーレには、時代の最先端をいくアートを求めて、世界中からたくさんの人たちが訪れます。2003年6月15日から11月2日まで、Spazio Proietto会場の中庭に出品された丸山貴央氏の「FIORI」たち。あちらこちらに散らばる会場の、いわば通り道ともなった場所に掲げられた、
その斬新な展示が、まず人々の目を奪いました。そして まるで見る者に語りかけるかのような、我れ先に目を奪おうとするかのような「FIORI」たちの鮮やかな主張!
たとえばこちら"現像液の調合に秘密あり”のブルーをたっぷり含んだグリーンの「FIORI」。丸山さんは1998年から、制作拠点をミラノに置き、フィガロジャポンなどのファッション誌でも活躍。どうりでいかにも都会的なセンスを感じさせてくれるモダンな立ち姿。イタリアの中でも、とりわけオシャレな町として知られるミラノ、この「FIORI」たちも、華やかなスポットライトをいっぱいに浴びて、舞台の上でウオーキングする超一流のスーパーモデルのようだと思いません?
花の一番美しい時を撮ってあげるのが僕の使命だと思う、という丸山氏。それはまさに、咲き始める瞬間であったり、大輪のあでやかさを見せる瞬間であったり。東洋人としての感性が、このスタイリッシュな町で追い求めた美の世界。それはさまざまな状況やシーンを糧としながら、見事に開花しました。
イタリア生まれ、イタリア育ちの彼女たちは、いま神戸の小さなギャラリーPAXREXで、お披露目されています。時折生まれ故郷のミラノ、ナビリオ地区のアパルタメントの窓辺を懐かしむかのように、少しメランコリーな表情を見せる彼女たちに、ぜひ会いにきてやってくださいな。
丸山貴央「FIORI」展
10月14日(日)まで。
ギャラリーPAXREXにて。
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