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2007年6月

2007年6月28日 (木)

街の移動“オムライス屋”さん

Photo_482  アクセサリー、雑貨、カフェ・・・。こじゃれたお店がいっぱいの栄町ですが、実はオフィス街でもあるんです。ランチタイムにはあちらこちらから人の波。さあ、今日は何食べよ? 毎日の事ですもんねえ、早い、安い、うまいに越したことはない。そんな中こんなノボリを発見。「へええ〜、オムライス屋さんかあ。いいなあ、ひとつくださいな。」 と注文するやいなや、コンと卵を割ってシャカシャカかき混ぜるシェフ、Photo_483 フライパンにジュッと流し込んだかと思うと、ホカホカのケチャップライスをいれて、さあここからが腕の見せ所ですよね、プロですよね。あっという間に完成です。この間1〜2分ってとこですか。しかも横でデジカメ構えて、あれやこれやとうるさいおばさんのお相手しながら、ですよ。何とも鮮やかな手つき!
 シェフは居酒屋、洋食店などでみっちり修行を積み、この移動販売を始めたとか。_edited3_1 そう言えば遠い昔、息子達の小学校の卒業文集に“僕は大人になったら毎日オムライスを食べる人になりたいです。”と書いていた子がいて、この人の澄んだ目を見ていたら、ふとその事を思い出してしまった。ま、まさかあの時の少年が、毎日作る人になって、ここにいるわけじゃあ・・・ないよね?  「ケチャップはうちの自家製なんです。」フンフン、オムライスの命はケチャップ。Photo_486 トマト、タマネギ、にんにく、あれこれのスパイスで煮込んだ、かなり時間のかかった本格的なモノのよう。ブイヨンスープで炊いたバターライスにも、このケチャップがたっぷり混ぜ込んであるんですって。こりゃ真似出来んわ、とオムライスの奥の深さを実感するけいママ。美味しいモノはまず鼻で味わう。オムライス号から発進される、少し甘酸っぱい、ノスタルジックな匂いが、昼時の栄町に流れていく。曜日別に、神戸のあちこちの町に出没するという、この平成の洋食屋「オムライス工房」。栄町での営業は、毎週月曜日。午後の時間帯には宅配もしてくれるそうですよ。
Photo_485  さて、PAXREXに戻って「オムライス」にパクつくけいママ、おっと〜、写真を撮って、みなさんにこのボリュームをお見せしなきゃ。(食べかけ状態でごめんなさい。) こんなに薄い卵でどうしてこれだけの量のご飯をくるっと包み込めるのかしらん? オムライスの卵は厚けりゃいいというものではない・・・。いやはやプロの味を十分堪能させて頂きました。これで500円はお値打ち! 神戸散策でこのノボリを見つけたら、是非!

オムライス工房
090-8204-1495
E-mail o.m.u@ezweb.ne.jp
・月曜 栄町通りの中国銀行の南(PAXREX脇の交差点、斜め北)
・火曜 大丸裏の三井住友銀行前
・水曜 市役所西の市立博物館前の道路
・木曜 磯上公園の東側
・金曜 貿易センタービルの北西
以上、時間はam11:30〜pm1:00
宅配はpm1:00〜pm3:00
(エリアは元町・三宮近辺)

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2007年6月23日 (土)

フィレンツェの“蚊”に捧ぐ

アパートには網戸がなかった・・・  最近の地球温暖化は蚊にとってラッキー♪なんでしょうね。フィレンツェに居た時も、若葉のシーズンにはもう“ザンザーレがザンザーレ” ? はい、蚊はイタリア語でザンザーレと申します。アパートの巨大窓からザンザーレはザンザーレと入りたい放題…。ドゥオーモが見えるピクチャーウインドウに感動の日々も、この襲来に至って「ホンマにもう! イタリア人は工夫というものを知らんのか。そこで登場するのが蚊取り線香 窓の大きさに合わせて、網戸を特注するとか何とか!」 贅沢なものですねえ。世界遺産の中に暮らしながら、あまりのかゆさにブツブツ言いながら、蚊取り線香を買いにスーパーへ。名前がなかなかいいじゃん? Vulcanoって火山という意味ですよ。 
 し、しかし香りが二種類あって、GERANIO(ゼラニウム)とCITRONELLA(コウスイガヤ)…。何や、それ? 効き目あんのかな?日本ではコレですが  蚊取り線香と言えば、除虫菊でしょ! 王道でしょ!  日本製の金の鳥は、ヘラヘラなんかしてないぞ! でも、ここはイタリア。イタリアのザンザーレには、この何かチュ〜ト半端な色の渦巻きが、火山と言うネーミングのわりには、お花畑でチャラチャラみたいな、気楽に迫る路線がいいのかも・・・。と、その日からドゥオーモの見える自慢の窓辺には、日がな一日煙が漂う。何かやっぱり匂いが違うなあ〜、きりっと来ない、しっくりしない。イタリアの蚊取り線香はVulcano ここは異国だとしみじみ。けいママは本格的な夏を待たずに脱出しましたが、フィレンツェ住民の夏を悩ますのは暑さよりもザンザーレのよう。タイガーと呼ばれるシマ模様の、でかくて、かゆくて、図々しいやつら! 次回はやっぱり、日本の蚊取り線香・・いや、かの藤原紀香ちゃんがコマーシャルしてる“カトリス”もあるんだぞ!ホンマに効くかどうか、フィレンツェで試してやっから待ってろよ! と、この季節、蚊に刺されるとボリボリと掻きながら、フィレンツェのザンザーレを懐かしむけいママです。

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2007年6月19日 (火)

“藤井保作品”ここに在り

Photo_462  和歌山県南紀白浜 椿温泉。ここに部屋数わずか6つ、なかなか予約の取れない超人気旅館「海椿葉山」があります。空の青、海の青にくっきり浮かび上がるベンガラの紅。竹原義二氏設計 “2002年建築学会作品選奨”にも輝いたその建物は、“人をもてなす”という行為を、究極に突き詰めた結果生み出されたお宿、Photo_472 そんな印象を受けます。  そしてこの美しい建物のロビーを、堂々と飾るのが巨匠「藤井保氏」のこちらの作品。台風の日に「待ってました!」とばかりに、機材担いで馳せ参じる藤井さんの真骨頂でしょうか。Photo_473  鋭い洞察の元に切り取られた自然は、己の身に降りかかる水しぶきをも連想させるド迫力! 「へええ〜! ここで藤井氏の作品に遭えるとは・・・。何か得した気分ってお客さま、結構いらっしゃるんですよ。」とオーナーの伊谷さん。
 昨年カムイミンタラ展の時に、PAXREXにお越し頂いて、この作品をお選び頂いたんですよね。 さて我々が訪れたこの日、客室前に拡がる大海原は静まり返り、初夏を思わせる爽やかな陽光にキラキラと輝いていました。Photo_474 “海”という上質の舞台を、思う存分味わうために設えられた空間。廊下の片隅にさり気なく飾られた野の花、繊細な料理の数々、すべてに宿のオーナーの心づくしがあるからこそ味わえる、贅沢な時間です。母なる安らぎに身を委ねながら、刻一刻と変化する空の色や、空気や、風を楽しみ、そして明日の海をも、そう、藤井さんの作品のような荒れ狂う、牙を向いた荒々しい父なる“海”をも心に描く。 それはひととき癒されて、また慌ただしい日常の日々に戻っていく、旅という名のサプリメントでしょうか。
Photo_475  帰り際に求めたポストカード、藤井保氏の元アシスタント、現在チョー売れっ子カメラマン「瀧本幹也氏」撮影の海の表情・・・。さすが!空気写真家と評される師匠の技をしっかり受け継ぎ、しかも独自の世界を! 是非ともPAXREXでの個展をお願いせねばなりませぬ。この「海椿葉山」の案内パンフレットをPAXREXにて、僅かですがご用意しております。「ステキ!」と叫びたくなるほど「ステキ!」ですよ。気品溢れるホームページも必見です。

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2007年6月16日 (土)

2度目の“テラス会”持参料理

トリレバーのパテと、リガトーニ 今日は、またまた楽しいテラス会だ♪ 何作って持って行こ?  ま、待てよ、ここんとこ忙しかったから、買い物もしてない・・・。まあ、しゃあないか。と食品庫からトリだしたトリレバーのパテと、リガトーニ(直径1㎝ほどの冠状パスタ)。塩茹でしたリガトーニにパテを詰め、レーズンと木の実を載せれば完成です。いわゆるスペイン料理のピンチョス。食べやすいし、パスタを前菜にという意外性もあって、意外にいいと思いません?
 そしてこちらは、最近はすっかりポピュラーになった生春巻き。生春巻き ベトナム料理店で食べると、中にはエビとかニラとかモヤシとか色々・・・。ええい〜、面倒くさい!と省略を重ねたけいママ風。はい、茹でたしゃぶしゃぶ用豚肉に、ちょっとポン酢で味付けをし、ちぎったサニーレタスのみを合わせてくるっと。この日はもう一種類、スモークサーモンと、ゆで卵と、レタス。付けダレは、市販のチリソースで十分美味しいと・・・。要するにな〜んでもいいじゃありませんか、具材もソースも。ねえ? それにしてもオノシン邸のテラス会、この日のお料理も凄かったですよ。メインのローストビーフ、フォッカッチャまで、自家製だった!え、その写真ですか? いやはや食べるのに夢中になって、デジカメを取り出す暇もなく・・・。ところで予約制なるオノシンテラス会! そんじょそこらの夜景とはわけが違うし、穴場的ビストロ。ぜひ彼のブログでご覧あれ。
_edited1_35  そうそう、冷蔵庫をゴソゴソしていたら、熟れ熟れのアボカドが出てきたので、スープにしちゃいました。これはガスパッチョと並んで、我が家の夏の定番メニュー。ミキサーにアボカド一個分、牛乳200cc、水100cc、顆粒スープの素、塩、コショウ、レモン汁を入れてガア〜っと。少しのセロリ(ミキサーで一緒に撹拌します)と、仕上げの生クリーム、パセリがあれば、なおグッド。ミキサーとイタリア版ポッカレモン フードプロセッサーと並んで、我が家の働きもの、年期の入ったミキサーは・・・見えます? ちょっと欠けた部分をガムテープで補強してあります。まだまだ引退は許さへんでえ〜! その横に居座るのは、イタリア版ポッカレモン。あまりの容器のかわいさに、シチリアレモン、シチリアライム、二種類とも買ってしまいました。何かデザイン王国イタリアの底力を、こんなモノに感じるのは私だけでしょうか?

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2007年6月12日 (火)

宮廷画家と広告カメラマン

   ウフィッツィ、プラド、ルーブル・・・世界に名だたる美術館に納められた名画の数々には、その作品が生まれた時代背景や歴史が見て取れます。強力なパトロンの存在があってこそ生まれた名作の数々。Photo_454 とりわけ王家に仕えた宮廷画家達は、生活のためにひたすら肖像画を描きました。ゴージャスな宮殿の壁面に飾られたそれは、いわばポートレート。またある時は王女のお見合い写真。つまり“要修正”ですか。そりゃ、いろいろ言われた事でしょう。「おい、俺の鼻はこんなに不細工じゃないぞ。どこ見てんだ!」「ちょっとぉ〜! 何で私がこんなに、おばさんっぽいのよ。」と言われたかどうかはわからないけど、ベラスケスもゴヤも、自分が描きたいテーマとの葛藤に苦しんだと言います。
 王家に使えた宮廷画家たちに“描く自由”はあったのだろうか? ある冊子でそんなフレーズを読んだけいママ、頭に浮かんだのは“宮廷画家と広告カメラマンって似てなくもない?”・・・パトロンことスポンサーが望むのは「如何にこの商品がよく見えるか。」2_edited1_4 カメラマンは、その要求に最大限応えなくてはなりません。もちろん仕事が好きでたまらないプロフェッショナル達。宮廷画家とは違って、たくさんの分野の人たちとの共同作業には、厳しさに見合う達成感もあるでしょう。だけど彼らの胸の内で常に沸々と燃えたぎる写真への情熱・・・。
 クリエーティブディレクターとして、そこに身を置いていたひろパパは、一緒に仕事をする超一流の広告カメラマンが究極の“描く自由”を求めて、個人的に撮っている作品に出会いました。「撮ろうと思っている和花が届いても、用意していたバックとミスマッチだったらあっさりボツ!」と小林鷹さん。C421_4 広告写真では許されない事ですよね。 「外国に仕事に行くと寸暇を惜しんで、作品に使う花瓶を探しに出る」と森雅美さん。楽しい時間なんでしょうね、それは。 そうやって生まれた「和花」や「フローラ」は、ひろパパに「癒」をくれたのです。そして今、あなたに届けたい「癒 in bloom」 とてつもなく高い技術と、美意識の元に培われたプラスアルファ。伸びやかに拡がる世界に、カメラマン自身の「癒」をも感じます。PAXREXにて6月9日から開催中。鷹さんの新作もご覧いただけますよ。

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2007年6月 7日 (木)

栄町でお買い物 その6

Amplop_1  一足お先のバカンスで南の島へ! 欧米ではこの時期に、こんがり焼いたお肌で町中を歩くのがカッコイイらしい。そんなトレンドを知ってか、知らずか、バリ島旅行をしてきたさとこちゃん。出発前に栄町にて、しっかり現地の情報収集を・・・。ええっ? はい、バリ島大好きな方、乙仲通りでこの看板を見つけたら是非!Photo_450  世界中の雑貨が集まる「AMPLOP」。実は、バリのウブドにも系列店があって、そちらの方がオープンは先だったそうですよ。さとこちゃんは美味しいお店、話題のエステ等々、店主にていねいに教えて貰い、さらに「何か困ったことや聞きたい事があったら、現地のスタッフに何でも相談してください。」と言われ、大感激! 帰国直後の関空から、AMPLOPウブド店の写メールを送ってくれました。
 いいなあ〜、けいママも行きたいよ! ンマッ、今日のところは栄町店のお薦め商品をいくつかご紹介しましょう。Photo_447 たとえばこちらのバブーシュとやら、制作はバリですが、中には日本製の布地が使われているものも・・・。柔らかく、ほんわかした感じ。ビザンティンのブログを書いてくれた泉ちゃんも、先日一足お買い上げ。「一週間ほど使い込んで、すごくいい感じになってきた。」と大のお気に入りのようです。Photo_448 で、今日は、なおちゃんが、こんなにかわいいブレスレットを見つけてしまった・・・。「貝のアクセサリーは女性のお守りです。海のものは雨との相性もいいんですよ。」と店主の一声で、すぐさまゲット! 手タレよろしく撮影です。さらにさらに、けいママと二人して「欲しい〜!」と叫んでしまったこちら、ユーズドの木で出来た鏡。Photo_449 このポッチをONにすると、フワ〜と優しい光が灯る。笑顔も泣き顔も優しく受け止めてくれそうな気がする。ずっとつき合っていきたいと思うストーリーのある雑貨達。傍らであれこれ商品説明をしてくださる店主のセレクトは実に優しくて、グローバルです。そうそう、こちらのオーナー夫人と、PAXREXのお客さまとが以前からのお知り合いだったことが最近判明。人と人、人とモノが結びついていくって、楽しいですよね。

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2007年6月 2日 (土)

フィガロの誘惑 その2

ルッカの並木道にて  少なくとも二人の女を魅了した、雑誌「FIGARO」のルッカの写真。この場所へ行きたいと切実に思わせた、これっていい写真の持つ威力! 一人のカメラマンが何に心を引かれ、レンズを通して何を捉え、何を伝えるか? そこに強い説得力があってこそ、プロフェッショナル! もしもこの「ルッカ」紹介のページが、この町の超有名な遺産”グイニージ”の塔だとか、“サン・ミケーレ・イン・フォロ教会”の写真で飾られていたとしたら、私も友人も、それほどこの町への想いを募らせる事はなかった・・・と思うんです。
サン・ミケーレ・イン・フォロ教会  二人して、絵葉書を買いに町のインフォメーションに行ったのですが、そこに、「並木道」を写したものは無かった・・・。この町の人々にとっては、あの並木道は自慢ではあるけど、あまりにも日常的な風景であり、まして、腕のいいカメラマンが切り取った、その風景に吸い寄せられて観光客がやってくるなんて、ちょっとびっくりなのかも。
グイニージの塔  いやはや、今回は「ルッカの魅力、パート2」をお届けするつもりが・・・。はいグイニージの塔も、もちろんステキですよ。塔のてっぺんに、木が植わってるんですからね。中世の頃に当主がお植えになったとか。この町には他にもそんな、いわゆる空中庭園がたくさんあったそうで、やっぱり緑大好き!の市民なんですね。 そういう人に悪い人がいるはずは無い!
 というわけで、けいママお薦めのお店2件、ルッカ名物ブッチェラートというパンを売る店「TADDEUCCI」は創業1881年! 写真の教会の広場に面してますから、すぐに見つけられますよ。 店主が気さくで、そりゃあもういい人です。そして、トラットリア「ダ・レオ」のお姉ちゃんも・・・。ちょっと、若い頃のロザンナを思わせる働き者って感じ。アット・ホームなトスカーナ料理を堪能できる店、ここでは名物“スペルト小麦のスープ”を是非! でも、今度行ったら、あの並木道で日がな一日、お弁当を広げて爽やかな風に吹かれたいな・・・と、結局そこに戻ってしまうけいママでした。

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