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2007年5月22日 (火)

神戸に出現!かやぶき民家

Photo_427  ええ〜どこに? はい、中山手通4丁目、県庁の山側にあるエコハウスギャラリーでは6月19日(火)まで「ミニチュア民家作品展」を開催中(水、木は休み)。作者は今年の一月、NHK「おしゃれ工房」でも紹介された「吉永喜一」さん。子供の頃を過ごした徳島県の実家はかやぶきの家だったんですって。その頃は珍しいものでは無かったんでしょうが、ここ数十年の間に日本各地で、どんどん姿を消してしまいました。 だからこそ自分のルーツを、形に残したいという想いで、退職を機にミニチュア作りに着手。建築模型の通信講座まで受けて勉強されたとか。
Photo_428  さて、一口にかやぶき民家と言っても、形や作りはさまざま。ここでは各地方の民家を一堂に見ることができますよ。たとえばお馴染み飛騨白川郷の合掌作り。雪深いところだからでしょうね、傾斜が急です。冬に備えてお父さんは薪割り、お母さんはせっせと大根干し。働く両親のそばで、子供は元気に走り回る。やがて迎える厳しい季節。でも雪がしんしんとふる夜、囲炉裏バタでの家族揃っての団らんが目に浮かびます。
Photo_429  一方こちらは、ご近所丹波地方の入母屋。瓦屋根の上に、かやぶきが載っかっているんですね。こんな風に一箇所にまとめられていると、その違いがよくわかります。このエコハウスの原点ともいうべき、かやぶきの屋根、ミニチュアにする場合は実際のかやを使うとデカ過ぎ。だから吉永さんはそのための草を栽培して乾燥させて使用。家の回りで集める杉や檜の樹皮は、屋根や板壁の材料に。木の実や、ちょっとした端切れ・・・。な〜んにでも想像力を働かせて、キープ。
Photo_430  そして出来上がったモノだから、見る側も想像力を働かせて楽しみましょう。目線を高さに合わせて中を覗いて見て下さいな。畳敷きの家ン中、おお〜掛け軸が掛けてある。古びた家具の引き出しには何が入っているのかしらん? やがて畑仕事から戻ったお父さんがここでごろ寝。家の中に漂う匂いや、そこに暮らす人達の話し声までが伝わって来る。自分自身の勝手な想いの中で物語が拡がっていく。Photo_431 あれやこれやノスタルジー溢れる世界を、ガリバーな気分で是非!
 あっ、ちょっと目線を戻してこちらの額も。森雅美氏の「フローラ」・・・。柔らかな、穏やかな時間が流れる空間にステキにマッチしてるでしょ? 6月9日から始まるPAXREX「癒しin bloom」展で、ご覧いただけます。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

いつも 面白い話題 楽しみに読んでますっ!
今回は 何ですって~ ミニチュアのおうちですかあ。
すごい凝った作りですねえ。

大根凝りすぎっ!

実際 こういう家に住んだ事はないけど
懐かしく思うのは 日本人のDNAでしょうか・・・。

ビザンティンから かやぶき民家まで
幅の広さに感服。

投稿: minacci | 2007年5月23日 (水) 08時15分

いろんなスゴい人がいるね〜。会社の近くやから行ってみます。

投稿: しょう | 2007年5月23日 (水) 15時16分

なんと私は藁葺き屋根の家で育ちました。釘を使っていないので、台風の時にギーッギーッって柱が言うんです。「家の前の門が壊れない限り大丈夫」と祖母が慰めてくれたのを思い出しました。門も昔の事だから、両サイドに蔵がありましたねーーー。ほんま懐かしい。

投稿: 三木写真舘 | 2007年5月23日 (水) 23時55分

吉永さんのお作りになった第一作目が、写真の右側に掲載されているんですが、ご自分でも言われている通り未熟・・・笑!でもより進歩したいという、熱意と向上心の賜物ですよね。今回展示だけで、販売はされてないのですが、是非とも欲しいという方もいらっしゃるそうです。

投稿: けいママ→minacciさんへ | 2007年5月24日 (木) 14時15分

退職後の人生の選択・・・様々ですねえ。このエコハウスギャラリーでは、ステキな手作り陶芸品も展示されています。是非、立ち寄って見てくださいね。

投稿: けいママ→しょうさんへ | 2007年5月24日 (木) 14時19分

まあ!何とかやぶき屋根の家で、お育ちになったのですか!そうかあ~、釘が無いのか・・・そのギーッギーッという柱の音って、記憶の奥深いところにインプットされているんでしょうね。その頃、まさか写真館の女店主に、何て思わなかったですよね?きっと。

投稿: けいママ→三木写真館さま | 2007年5月24日 (木) 14時28分

ミニチュアかやぶき民家を紹介していただき、ありがとう。
5月20日に作者の吉永さんが来られ、にぎやかな一日でした。どんな材料で作るのか、どこで入手するのか、作るのにどれくらい時間がかかるのか、いくら位で譲ってもらえるか、などなど、いろんな人がいろんなことを聞いていました。
かやぶき屋根や板壁の材料も持って来られました。もちろん、かやや板ではありません。材料の現物をエコハウスギャラリーに置いていますので、見て確かめてください。
来場者のうち50代以上の方は、かやぶきの家で育ったという方が多いですね。それを思うと、つい最近までかやぶきの家は珍しい物ではなく、普通の家だったんですね。

投稿: エコハウスギャラリー | 2007年5月25日 (金) 11時41分

うわあ~、材料を置いてあるんですか?そういうのを見るのも楽しいですね。
吉永さんもそうですが、コメントを付けてくださった三木写真館さんもかやぶき屋根の家で、お育ちになったとか。ホントに急速に減ってしまったという事ですね。でもエコハウスが注目されている最近、いい形で残ってほしいですね。

投稿: けいママ→エコハウスギャラリー | 2007年5月25日 (金) 18時16分

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