旧居留地に木を植える
先日、NPO法人Peace&Nature主催で行われたイベント「旧居留地植樹会」に、けいママもちょっと顔を出してきました。この組織の理事をなさっているのは昨年12月のブログ“必見!ルミナリエ情報”でご紹介したイラン人のバハラム・イナンルさん。長年暮らしたここ神戸の町をホントに愛していらっしゃるのですね。奥様のしのぶさんと共に、色んな活動を展開されています。
この日も春休み中の子供達に、木を植えて、その木に名札を付ける作業を・・・し、しかしかなりデカイ木です。樹齢4〜5年のコブシですって。定位置に立てて、固定するまではおじさん達にお任せするより他ないですよね。さあさ、しっかり収まった段階で子供達の出番です。それにしてもみんな、樹木医の伊藤幹二先生に、なかなか鋭い質問をしていましたよ。何で、木に布を巻き付けてあるのかとか、土に混じっている白いモノは何ですかとか・・・。さて先生にお聞かせいただいた面白い話を一つ。植樹の場合、木をがんじがらめに固定すると、よくないんですって。
「何でですか? グラグラすると、足元不安定で、なかなか根を張らないんじゃないですか?」「いえ、まずは木に自覚させなきゃいけないんです。自分は今、不安定な状態にあるということを。グラグラしてると、こりゃやばいぞ!としっかりするわけです」。 へええ〜! 人間社会と実によく似てますねえ。でも都会の、人が大勢通る場所に植える場合は、安全面の事もありますからねえ。たとえがんじがらめにされても、頑張れ!。そうそうコブシって名前は、花の形が“拳”に似ているからだそうです。知ってました?
子供達がせっせと植えた木々は、来年からポツポツと花を付け、2〜3年後には、たくさんの白い花を咲かせてくれるそうです。場所は旧居留地の「L.L.Been」をもう少し東に行ったところの角。みなさん、近くを通りかかった時は見て下さいね。
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コメント
ほぉ〜! ハバラムさんてスゴい人なんやね! 知らんかった。木を植えるといえば、ジャン・ジオノの『木を植えた男』(絵本)を思い出すな〜。
投稿: しょう | 2007年4月 5日 (木) 15時49分
色々なさってるんですね。三木写真舘をオープンさせるまでは、私もたとえば、環境問題とかやってましたけど、今はもう、仕事にどっぷりです。少しまわりに目を向けないといけませんね。
投稿: 三木写真舘 | 2007年4月 6日 (金) 00時45分
植樹って、せいぜい50cm位の苗かなと思ってたんです。「木を植えた男」の絵本をイメージしてたと言うわけではないんですけど・・・
投稿: けいママ→しょうさんへ | 2007年4月 6日 (金) 15時15分
昨日テレビで、とうもろこしの値段が高騰し、トルティーヤを主食としている国の人達が、とても困っているというニュースを見ました。
エコ燃料として注目されてるとうもろこし、でも凄い量が必要だとか・・・
それにしても、パルプ100%のトイレットペーパーが、リサイクルペーパーに比べて、安過ぎるのがいつも不満なけいママです。どう思います?
投稿: けいママ→三木写真館さま | 2007年4月 6日 (金) 15時21分
子供が小さい頃、知人に誘われてアースディに参加したことがあります。確かその時、森林の伐採か何かのテーマで色々やったような気がします。もう随分前の事で・・・。確かにおっしゃる通り。日常気にしていなかった事に反省してます。忘れかけていたものを思い出したきがします。あの頃の私は、ちょっととんがっていたかも。でも大切な事は忘れないようにしたいですね。
投稿: 三木写真舘 | 2007年4月 6日 (金) 22時39分
私、ギャラリーから近いので、よくデパートで食材を買うんでけど、丁寧に包んでくれるわ、袋に入れてくれるわ・・・じゃあ、デパートで買わなきゃいい、とはいかないんですよね。
投稿: けいママ→三木写真館さま | 2007年4月 7日 (土) 12時50分