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2007年2月

2007年2月24日 (土)

チェントロ・おトイレ事情

 花の都フィレンツェの、どチェントロにアパートを借りて住んでいたけいママ、よく言われましたっけ。「うわっ!チェントロ? 君って、金持ちやなあ〜!」 フィレンツェ中心部(チェントロ)地図※クリックして拡大して見てね 金持ちシニョーラが、「無料を探せ!」 なんて、 お題目のブログを書きますかって! 昨年のPAXREXオープンの折り、フィレンツェに住むミナに、ギャラリー内部で撮った写真を送ったら「うわっ!エレガント!どチェントロに家を借りる利点、それは・・・  フィレンツェでの行きつけ、御用達の洋服店が“6ユーロショップ”だったなんて、誰も想像しないわ。」と感想が来た・・・。ちっ!知られちまってるぜ、あいつには。。 はい、“お高い家賃払って、他で倹約”のロングステイ・スタイルを選んだひろパパとけいママ。さてその心は? 毎日ドゥオーモを見て暮らせるなんて、これほどの贅沢があるだろか? ピクチャー・ウインドウを楽しんで、ひたすら安上がりのおうちご飯を食べりゃいいさ。そして無事にロング・ステイを終えて、改めて大正解だったと・・・。 それは今も強烈に心に残る「窓から見えるドゥオーモの光景」だけではなく、フィレンツェ・チェントロ事情に深く関わっています。
トイレ!  そうなんです、みなさんご存じですか? あれほどの観光客が、どわどわと押し寄せる町なのに、トイレの数が何と少ないか・・・。う〜ん、ロマンな話から一転ですね。共に職場がチェントロのミナ&アマ、郊外の自宅に帰るまでに、よくうちのアパートで待ち合わせをしてたんですが、毎度うちへ来ると「トイレ、トイレ、ああ、ほんまに便利やわ。もうずっとここに居ててくれへん?」 一方我々も、チェントロからだと、いわゆる有名どころが徒歩圏内、ですから午前中にサン・マルコ美術館に行って、いったんうちに帰ってご飯を食べて、もちろんトイレも済ませてまた出かける、というのも苦も無く。。。トイレが少ないフィレンツェ。ご注意を! いえ、トイレだけのためにうちに戻ったことも結構ありましたよ。日本人って、欧米人に比べると、トイレの回数がかなり多いと言われていますよね?
 チェントロにあるリナシェンテという中規模なデパート(ミラノのような大型店じゃない)、うちのアパートからは、2~3分の距離でしたが、5階建ての建物に、なんとお客様用トイレは一カ所! 当然いつも満員・・・。設計段階で“トイレ少なすぎじゃない?”と誰も言わなかったんでしょうか? いったい、どうすりゃいいの?と青ざめて、トイレを求めてチェントロを走り回るなんて、想像しただけでも恐ろしいでしょ? チェントロにトイレ確保! これって、かなりお値打ちモンなんですよ。

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2007年2月21日 (水)

イチゴのリゾットで春が来た

 我が家の春の定番パスタと言えば「菜の花のスパゲッティ」と「イチゴのリゾット」。菜の花スパはみなさん作っておられると思うので、今日はイチゴのリゾットをご紹介しましょう。これはミラノに近いブレシアの郷土料理だそうです。「イチゴ?」とショートケーキを思い浮かべたあなた、イチゴはドルチェにもなるけどプリモにもなるんですよ、しっかりと。Photo_267

 作り方は(1)たまねぎ1/4個をみじん切りにしてオリーブオイルで炒める。そこに米2合を洗わずに入れて炒める。(2)スプマンテを1/2カップ入れてアルコール分を飛ばす。(3)イチゴ1パックの半量をざく切りにして入れる。すこし塩、コショー。(4)コンソメスープを入れて炊く。水分が減ると適宜お湯を足す。かき混ぜすぎると米に粘りが出るので注意。(4)味見をしながらお米の芯が少し残る程度のアルデンテに。残りのイチゴを半分に切って混ぜ合わせる。火を切ってバターをのせて溶かす。10数分で出来上がり。どうです? ほんのり染まったピンク色と甘酸っぱい香りが、春の訪れを実感させてくれます。

Photo_268  この日のメニューは、アンティパストがサーモンとレタスのサラダ。とろろと塩昆布が入ったドレッシングが絶妙です。ベースはもちろんオリーブオイルとワインビネガーのイタリアン。味の日伊友好、ってとこですか。セコンドは豚肩ロース・マルサラ酒風味の蒸し焼き。下ごしらえで塩、コショーして小麦粉をまぶしておきます。Photo_269 牛モモ肉でもおいしいんですが、豚のほうがさっぱりしていて好きです。年のせい、でしょうかねぇ。今年は暖冬で冬があったのかどうかよくわからないのですが、春の味覚に出会うとなんか気持ちがウキウキしてくるものです。光の具合や風の匂いでも春は感じるのだけど、やっぱり季節の食材がなんてったって一番。食いしん坊、バンザイ!

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2007年2月18日 (日)

紀香の春にハイカイし

「芋の蔕(へた)」句会の皆さん 生田神社で藤原紀香さんが結婚式を挙げている頃、PAXREXに徘徊、おっと失礼!俳諧のグループ「芋の蔕(へた)」句会の皆さんがいらっしゃいました。『なにわの極楽とんぼ』漂鳥さん、宗々さん、柑子さん、風人さん、狐轍さん、和以拙さん、春甫さん、三山さん、我宇泥さんと、奥様方お二人の総勢11人。それぞれ絵を描いたり、能をやったり、文学をしたりと多芸多才、かなりのウルサガタが揃っています。「芋の蔕」句会は平成8年に設立され、以後年6回ほどのペースで句会を催し、風流の奥義を究めようと研鑽を重ねておられます。ホンマかいな、と疑われるアナタはこの本をご覧ください。2001年に出版された、「句会・芋の蔕・・・なにわの極楽とんぼ」という立派な本です。「ニッポンテキ展」を観てかの俳人・坪内稔典さんも推奨されているのでマチガイなく立派なのでしょう。
 今回は神戸へ吟行に来られたついでにPAXREXにも立ち寄っていただいた、という次第。 まことに光栄です。 こんな方々が「ニッポンテキ展」を観ながら、ワイワイとてんでに喋り捲るものですから、まあそのニギヤカなこと、まるで春の嵐のようでした。このあと御一行は北野工房に寄って、いよいよ本番の句会をジャズのライブハウス「ソネ」で開催されるとのこと。俳句を詠んでいただきましたオッシャレー! で、その結果はいかが相成ったのでしょうか。
 はい、今朝さっそく報告のメールが届きました。なかからギャラリー店主が独断で選んで、神戸らしい句をご紹介します。まずは宗々さんの次の句。

   春寒の角灯(ランタン)淡し中華街  宗々

なかなか風情があっていいですね。寒いけれど生暖かい、しっとりして艶めかしい空気が伝わってきます。春節祭 ちょうど春節祭が始まる前日の、しかも雨模様の南京町。絶妙のタイミングで生まれた佳句といえるでしょうか。これが1日違えば観光客でごった返し、この句は出来なかったかもしれません。出会いの妙、俳句の奥深さを感じました。そうそう、柑子さんのこんな句もありました。

   ギャラリーの花も店主も多弁なり  柑子

 ありがとうございます。ウマイですねえ、一票入れたくなりました。しかし花は多弁でも、店主は寡黙で通っているんですけど・・・。

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2007年2月16日 (金)

絶品!牛バラ汁きしめん

華楽園  神戸「華楽園」の牛バラ汁きしめん、最初にこれを食べたのは、今からもう10年ほど前。その後、友人を連れていくと、必ず友人もハマる。そのまた友人もまたリピーターとなる・・・.。今このブログを読んでくれている“牛バラ汁きしめん”未体験のあなた、ちょっと身を乗り出してます?
 う〜ん、この美味しさをどう伝えたらいいでしょうか? 華楽園・牛バラ汁きしめん 陳皮や八角などの香辛料で、丁寧に煮込まれた牛バラは、口の中でとろけそう。一方スープは、飲み干してもいいくらいスッキリ、あっさり。米粉の平べったいきしめん風の麺を、ズズズッとくちに運ぶと、不思議なハーモニーが口の中に広がる・・・。この店のオーナー夫人によると、香港ではこのきしめんだけの専門店がたくさんあるとか。「これを少し入れると、それも美味しいよ。」最初に食べたときも、そう言ってニコニコしながら、小皿に載せた豆板醤を持ってきてくれたっけ。今もちょっとたどたどしくて、かわいい日本語、そして少しも変わらぬその美味しさ。中華激戦区の神戸にあって、「ああっ! あれが食べたい、食べたい!」と思わせるって、凄い実力です!華楽園・トマトと牛肉飯  もちろんお薦めメニューは、この一皿だけではありませんよ。トマト好きのけいママを唸らせる「トマトと牛肉飯」これも、他の中華料理店では味わった事ないです。「鳥カゴ海鮮炒め」も、揚げたジャガイモカゴのシャキシャキ感がたまらない。
 そしてですね。以前は鯉川筋の上、その後下山手通りにあったこの華楽園が、一回、二回と引っ越して、な、なんとこの2月からPAXREXのすぐそばに・・・。感動のけいママ!華楽園店内  オープン前に見せて頂いた二階席は、みんなでワイワイにちょうどいい。ここであれこれ食べた後、全員揃って「牛バラ汁きしめん」を食べたら和みますよ。
 ホームページがないので場所は分かりづらいですけど、元町通3丁目、風月堂の角を南に入ってすぐです。もし見つけられなかったらPAXREXにお越しくださいね。でも作品も見ずに「けいママ! 華楽園に連れてって。」と言われたら、ちょっとガックリかも・・・。

お知らせ・・・mixiのお仲間にしていただきました。ハンドルネームは「けいママ」です。こちらもよろしく。

華楽園(からくえん)
TEL 078-392-3276
神戸市中央区元町通3-3-5
11:00~22:00 定休日・火曜

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2007年2月12日 (月)

ビル・ヴィオラは見ましたか?

 いま兵庫県立美術館で開催している「ビル・ヴィオラ~はつゆめ」展、もうご覧になりましたか? 思うに、この2年間では最上の展覧会ではないでしょうか。先月はじめまで森美術館でやっていたのが、やっと関西にも巡回してきました。「ビル・ヴィオラ~はつゆめ」展

 ビル・ヴィオラはナム・ジュン・パイクの次の世代でビデオアート界をリードする第一人者です。特に1990年代半ばからの作品はどれもこれも素晴らしい! むかし日本に滞在していたときに作った「はつゆめ」は、まだ独りよがりのゲイジュツという感じで、ついウトウトしてしまいましたが・・・。ビル・ヴィオラはビデオアート界の第一人者です 生と死、あるいは火と水で肉体の浄化と精神の再生を暗示させる、美しすぎる超スローモーションの映像。もちろんアートは作家が見方を押し付けるのではなく、見る側が勝手に解釈すればいいモノです。この作品は観客がそれぞれの思いで自由に見て、それぞれが深い感動を覚えるように仕上がっています。100人いたら100通りの感動。だからこそ歴史に残る名作になるのでしょうね。。

 また残酷な場面を見たのか、悲惨な姿を見たのか、その場面を見せずに極限の「恐怖」や「悲嘆」など、人間の根源的な感情を、見ている側の表情だけで表した作品もいくつかあります。私たちひとりひとりの個人的な思い出を掘り起こし、強く感情を揺さぶる見事な手法。止まっているようで動いている映像から、時間というものは瞬間の積み重ねで、その瞬間瞬間がものすごく深く濃密なんだと考えさせられました。オススメの展覧会です

 これらの作品は、ライティングもコスチュームもとにかく美しい。ラファエロの色やレンブラントの光、とうとう泰西名画の気品と格調をビデオもかちえたのです。ダ・ヴィンチもカラヴァッジオも、今生きていたらきっと絵筆を取らずにビデオカメラを手にしたに違いない、と思わせる圧倒的なできばえ。だって、視覚だけではなく時間の感覚までも自由に操って、表現できるんだもの、スゴイね。それに、これを見ると映像表現はもっともっと可能性があるな、とも感じるし。まだの方、3月21日(祝)までですからお急ぎください。ただし鑑賞時間はたっぷり取られることをお奨めします。印象派の展覧会のように、早足で通り過ぎて「ハイ、見ました」というわけにはいきませんから。お帰りにはPAXREXに寄って、ぜひ感想をお聞かせください。

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2007年2月 9日 (金)

ルーシー・イン・ザ・スカイ

Guest Place LUCY(ゲストプレイス ルーシー)  一言で言い表せない魅力いっぱいのゲストプレイス、元町通6丁目にある「LUCY」。バラエティーいっぱいの美味しいカレーに、手作りケーキ、その他いろいろ・・・。あれこれ迷って注文した後、出来上がるまでの時間、2Fのギャラリースペースへ。ここではちょうど“サジのお菓子展”を開催中。Guest Place LUCY(ゲストプレイス ルーシー)2Fのギャラリースペース 壁にかけられた、これはいったい? お菓子作家でもあるオーナー夫人作のマジパンキャンパス。へええ〜! マジパンをキャンパスにしちゃったんですね? ええ、ええ、だからマジパン・キャンパス・・・。つまり、キャンパスに仕立てたマジパンに、いろいろ絵を描く感覚でマジパンで模様を・・・。あっ、いちいち説明しなくても分かってます?
Guest Place LUCY(ゲストプレイス ルーシー)シマウマケーキ  で、「ごはん出来たよう〜。」と階下から声が(したような気がして)ランチをいただく。このケーキの名前は確かシマウマ・・・。なんとも想像力豊かなお菓子作家なんですね。カウンターの向こうでは、ちょうどスポンジケーキが焼き上がったばかりでした。今度はいったいどんな風に形を変えて、どんな名前のケーキになるのでしょうか?
Guest Place LUCY(ゲストプレイス ルーシー)、バナナカッター  と、カウンターの向こうに見つけた右の写真の黄色い不思議なもの、「これ、何ですか?」「ああ、バナナ・カッターです。」とわざわざ外して見せてくださった、オーナー。「ふ〜ん、確かにバナナの形・・ そしてバナナを切るためにだけ生まれてきたの? 君は。」とわけの分からぬ事を考え始めたけいママ。そうか、この店の名前はルーシー! ルーシーと言えば、けいママ世代のほとんどは、その後にイン・ザ・スカイ・ウイズ・ダイヤモンドと続けちゃう・・(ほんまかいな?)
Guest Place LUCY(ゲストプレイス ルーシー)のタマネギポン酢  懐かしきビートルズは、この曲を作った頃ちょっと頭が飛んでて・・・いえ、失礼!飛んでるのはけいママのほう・・・ 販売品の、とってもかわいい手作りチョコやクッキーの横手に、突然肉料理にピッタリだと、オーナー一押しの“タマネギポン酢”も売られていたりして、ちょっと「ど、どうしよう?」と思考力が欠如してしまったけいママ。何度も通う価値あり、魅力あり、摩訶不思議な居心地良さを実感できるお店ですよ。

Guest Place LUCY(ゲストプレイス ルーシー)
TEL 078-366-2880
神戸市中央区元町通6-3-3
11:30~15:00(LO14:30)、17:00~24:00(LO23:30)
※土日祝祭日は1日中オープン
定休日・月曜日(祝の場合は翌日休)

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2007年2月 5日 (月)

“無料”を探せ!

教会の見学にも「無料」「有料」があります 最近のユーロ高、ポンド高はいかがなものでしょう? ここ栄町は、ユーロ圏に買い付けに行く店主が結構多く、みんな嘆くことしきり。 私がステイした頃は今ほどではなかったけれど、それでも十分高かった! 教会だって昔は、ただで入れたのに、いつの間にかしっかり拝観料・・・「あっ、シニョーラ、そっちの礼拝堂は別料金よ。そこも観る?」ってあなた、・・ッたく、なんでもかんでも!
 ですから、バスの路線表を貰いにATAFの乗り場に行ったときも思わず聞いちゃいました。「Gratis?」(無料?) まあ、思っていたより結構立派で、良く出来た路線表だったので、1ユーロぐらいは取られるかなと。フィレンツェ・バスの路線表すると係りのおじさんはニコリと微笑んで「Si,gratis! Signora.」(はい、無料ですよ、奥さん)無料、無料・・感無量。イタリアへ旅行なさる予定のある方「戦う気力」のショーペロに続いて、覚えましょう、この単語。“gratis”または“gratuito”・・グラティス グラテューイト。「無料かあ〜。グラッときたわ、アタシ。」って感じで。そして、「日本人は気前がいい。なんでもかんでもすぐお金払ってくれる。」というイタリアでの定説を覆すために、必死で“無料”を探しましょう。結構、立派です
 たとえばこちら、朝、ドゥオーモ前やシニョーリア広場、駅前、といろいろな場所で配られる無料新聞。各社の若いお兄ちゃんや、お姉ちゃんが競い合って手渡ししてくれます。「ボン・ジョルノ!」とイタリア語の練習にも持ってこい。そして部屋に戻って、政治、経済、スポーツ、文化、芸能記事のイタリア語と格闘、あるいはお土産にも良し。割れ物を包んで持って帰るのにもよし。無料新聞イベントだって、音楽会やら、何とか祭りやら・・・探せば結構あるんです、無料が。そうそう、無料コンサートのことなど、今度お話しましょうかね。お金がいるのか、いらないのか、それはとっても、とっても大事なこと。関西人のメンツにかけて「グラティス?」とフィレンツェ中を歩き回ったけいママ。グラティス、グラテューイト・・・ グラグラ・・・ ただより高いものは無いって?

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2007年2月 1日 (木)

神戸発、TOKYO名物?

表参道ヒルズ内、ジュリアン・オピーの作品  けいママ、2年ぶりに東京に行ってまいりました。まずは話題彷彿の“表参道ヒルズ”へ。美しいケヤキ並木の景観を壊さないために、高さは低く、その変わり地下を30m掘り下げたという建物、中央の階段をくるくる廻っていくうちに上へ下へ。。。あちこちの壁面で見かけるイギリス人アーティスト、ジュリアン・オピーの作品は、フロアー毎に色合いが変化して、それらを見ているだけでも質の高いギャラリーのよう。表参道ヒルズ内、ジュリアン・オピーの作品設計者は、ご存じ安藤忠雄氏! テレビのインタビューでも、関西弁丸出しで、建築への思いを熱く語ってはりますよね。今回のテーマは「美しい日本を後世に残す」・・・。う〜ん! PAXREXの「ニッポンテキ展」とコンセプトは同じや!
 さて次の日は、築地でお寿司を食べた後、浜離宮から浅草まで遊覧船に乗って隅田川クルーズ隅田川クルーズ何ともベタな観光コース? しかし、この写真をご覧あれ! 回りは外国人観光客ばかり。。。まるでヴェネツィアのヴァポレットのようだと思いません? もちろん川岸に展開する光景は違いますけどね。名だたる歴史的な橋の下をくぐり、進化し続ける東京の町並みを船上から眺める・・・ カモメも飛んできます。そして、こちらはイルカ・・・。JR品川駅から徒歩2分の、ホテルに隣接された水族館で、出会えます。さすが東京!
 さてさて、十分に楽しんだ東京見物の中で、とてもうれしかった事が一つ。隅田川クルーズそれは神戸発のお店が、大都会東京にも進出、支店を構えて頑張ってる姿を見たことです。
 まずは神戸ッ子お馴染みの輸入衣料を扱う「乱痴気」東京店。フーン、この外装は最初から狙ってたのかしらん?それとも“この足場、もうこのままにしとこか? ここになんか掛けたらちょっとおもろいんちゃう?”となったのかしらん? ホテルに隣接された水族館のイルカです場所は、表参道付近の閑静な住宅街。セール中だったこともあるのかな、お客さんいっぱいでした。
 一方、1番下の写真は、昨年の東京ウォーカーにも紹介された、神戸フードで有名な「MARUYOSHI」赤坂店。けいママも夜はここでおいしい、ホルモンと鉄板焼き、もちろん名物ネギ焼きもいただききました。 店内では、聞こえる、聞こえる関西弁! 乱痴気でも東京の方にも、神戸の味は人気で、じわじわ浸透してきているようですよ。
 何もかもが東京に吸い寄せられていく感のある今のニホン。もっと人が動き、モノが動き、地方と東京の差が縮まればいいですよね。PAXREXも、今まで東京でしか観られなかったアートな写真を栄町でご覧頂けるよう、頑張ってますよ!MARUYOSHI

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