神戸で新年
ガラァーーン、カラーーン、ガラァーーン、カラーーーン。これ、教会の鐘。ブォーーーーーーッ、ボーーーーーッ。これ、停泊中の船の汽笛。ゴォーォーォーォーーーン。これ、お馴染み除夜の鐘。
いろんなところから聞こえるさまざまな音で、神戸の新年は明けます。 今年はお天気に恵まれ、生駒山系から昇る初日の出も拝めました。穏やかなお正月を迎えることができました。
と書いているこのときも、世界のどこかで爆弾の音や銃撃の恐怖におびえている人たちがたくさんいます。戦争の20世紀が終われば、平和の21世紀=バラ色の未来が来ると夢見ていたのですが・・・。ますます世界は複雑になり、出口の方向さえ見えない暗く長いトンネルに入り込んでしまったかのようです。
美しさに感動するアート好きな人が増え、不安や憎しみがだんだんと喜びや希望に変わっていけば、そしてその輪がどんどん広がっていけば、きっと平和な社会になるんじゃないか、というきわめて楽観的なスタートをきったPAXREX。まだまだ道は遠いのですが、じっくり気長にやっていきます。
今年は猛進といわれるイノシシの年。わが家の近所では、夜だけではなく昼間でも大きな顔でのし歩き、われわれ人間が道を譲る有様。はっきり言って困ったものです。でも春になって、ウリ坊たちがお母さんの後についてチョコチョコ歩く姿はほほえましいもの。なんでもいろんな面があり、一つの見方だけでは本質を見誤ってしまう、ということでしょうか。
今年もまた、思いついたことを取りとめもなくブログに書いていきます。よろしくお付き合いください。
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コメント
亥ですね。たしかに、神戸では困った存在でもあります。しかしながら今年は、人間と動物との「共生」についての大切さ、難しさを考えさせてくれるありがたい存在になるかもしれませんね。
投稿: しょう | 2007年1月 4日 (木) 11時00分
困ったものだ、なんて書いてしまって
イノシシさん、ゴメンナサイ!
昨年ニュースでいっぱい出てきたクマもそうですが
もともと彼らが住んでいた領域に、我々人間が入り込んだ結果なのですから・・・。
自然に対しても、動物に対しても、
もっと謙虚にならなければ。と、新年早々
自分の身勝手を反省しております、ハイ。
投稿: ひろパパ→しょうさんへ | 2007年1月 6日 (土) 11時50分
懐かしいなあ、港のある神戸ならではの船の汽笛で明ける新年。
あ、この写真ってもちろん、けいママ宅のリビングからのものよね。
ああ、なんてうらやましい、自宅を出ずに初日の出を拝めるなんて。
スペインも穏やかに新しい年へ向かうかと思いきや、マドリッドでの爆弾テロがあったりで、まだまだこの問題は解決には至らないようです。
そっか、今年はイノシシ年なのね。
だんだんそういう事からも縁遠くなってくわ。
平成何年かも確かじゃなくなってきた・・・。
いかん、いかん。
投稿: elpatito | 2007年1月 7日 (日) 03時42分
はい、この写真はひろパパが早起きして、ベランダから撮影しました。けいママは夢の中・・・ところで、今年はイノシシ年だけど、平成何年だっけ?日本に住んでても、だんだんわからなくなって、いちいち新聞を見ていますよ! 笑・・・
今年も、かわいいちびちゃんの様子を伝えてくださいね。楽しみです♪
投稿: けいママ→elpatitoさんへ | 2007年1月 7日 (日) 15時28分