写真で始まる会話
昨日、今日と元町商店街で開催されたイベント「元町誓文払いー神戸名物・元祖ワゴンセール」。この商店街、誕生は明治7年、生誕131年だそうです。明治、大正、昭和という時代に開催されていた、今でいうところのバーゲンセール「誓文払い」は大変な人気で、遠方からも続々と買い物客がやってきたそう。
当時を偲んで、また新たな復活を願って通り沿いに色々なお店のワゴンが並び、同時に「元町懐古写真展」も。
「ほら、これすずらん燈というのよ、すずらんみたいな形してるでしょ?」とお孫さんに説明されている方。「へええ~! 昭和初期でも、まだこんなんやったん?」と町の様子に驚いている若いカップル。 左の写真の右上に、PAXREXが文房具や伝票などの調達でお世話になっている「サワタニ」さんの看板も見えています。さすが老舗ですね。
また、下は「安井写真機店」の大看板。カメラを構えた巨大な男性が・・・。 当時、さぞ目立ったのでしょうね!
ありのままを記録し、伝える“写真”。一方、独自の感性と高い技術を駆使して作り上げるアートな“写真”。どちらも大事な”写真の世界”・・・。写真を見るのはお好きですか? 一枚の写真から始まる会話、心和む時間。元町商店街から南へ約五分、PAXREXでお待ちしてます。
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コメント
撮影時はまだアーケードがなかったのですね。たしか、全国初のアーケード商店街は元町商店街だったハズです。今では発電機能を備えるハイテクアーケードになっているらしいです。先日、旧居留地の神戸朝日ビル内のオフィスに立ち寄った際、上から元町商店街を見て、意外と蛇行しているんやな、と思いましたが、その際、写真撮っておけば、良かったとちょっと後悔です・・・。
投稿: しょう | 2006年11月12日 (日) 22時43分
地図で見ると確かにカーブしてますね。
昔はいちばん神戸寄りに三越があり
この商店街が、大丸と三越を結ぶ
神戸一の目抜き通りだったんですが・・・
アーケードが全国初だったとは知りませんでした。
投稿: ひろパパ→しょうさんへ | 2006年11月13日 (月) 11時25分