セコムしてます?
こちら、アパート入り口のドア。立派でしょ? 鍵を開けて中に入ったとたん、チェントロの喧噪はどこへやら、400年前にタイム・スリップ・・・はしないけど、たちまち訪れる静けさ、ひんやりとした空気! この建物全体に漂う品格、歴史、重厚さを体いっぱいに感じます。で、階段上がって2つ目の鍵付きドアを開けると、エレベーター・・・これも鍵付き。それはそうと、洒落たヨーロッパ映画に登場しそうなこのエレベーター、かなり年期モノ、動き鈍〜かったですけど、滞在中一度も故障なんてしませんでしたよ。
え〜っと、3階に着いて(イタリアと日本は、階の数え方が違うので、日本式に言えば4階です)、ハイ、3つ目のドア・・・、やっと着いたかと思いきや、また廊下。この右手に大家さんのオリーバちゃんが住んでいます。そして、やれやれ我が家に到着。つまりですね、部屋に入るまで合計5個の鍵が必要! 入居の日にオリーバちゃんから「はい、これ。」って渡されて「ま、待って、待って! どれがどこの鍵?」 しかも一筋縄ではいかない鍵達よ! 特に3つ目のドアの鍵、へそ曲がりなんだか、お年なんだか・・・。「だからな、左手でちょっとドアを引き気味にしておいて、力入れて、こうやって・・・」先にコツをつかんだひろパパ、
教えて貰いながらもけいママは「あかんわ〜!」とため息の連続!
でも、これぞセキュリティを考えたアンティーク版セコム! 常にじゃらじゃらと鍵束を持ち歩き、「今日こそは、ちゃんと開いてくれるやろか?」と恐怖の第三扉におののきながらも、自分にそう言い聞かせるけいママでしたあ〜! 次回は、やっと入れた部屋ン中をあちこち。
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コメント
懐かしきフィレンツエの吉本ハウス。
僕はその内に夢に見るでしょう、向かいの安ホテルが、貴方のお部屋の向かいだったのは、奇遇です。
あのホテルは、その前に泊まったんだからネ。
美味しいヴィ-ニとピアット、楽しい思い出です。
また、あそこに行くかな?
そしたら、僕も行くよ。
木村 太郎
投稿: 木村 太郎 | 2006年9月25日 (月) 22時09分
セコムでしたか、、、。思いつきませんでした^^
投稿: 暇人 | 2006年9月26日 (火) 15時19分
ギャラリーを始めてしまったので
しばらくは行けませんが
また時間を作ってぜひ行きたいと思っています。
第2の故郷、と公言している
けいママもいることですので・・・
投稿: ひろパパ→太郎さんへ | 2006年9月26日 (火) 19時01分
鍵束の写真も撮っておくべきでしたね。
ザンネ~ン!
でも、厳重というか面倒というか
イタセコムもなかなかやるでしょ。
投稿: ひろパパ→暇人さんへ | 2006年9月26日 (火) 19時17分
懐かしいな〜。ホントにヨーロッパの映画に出てくるような部屋でしたね。建物は古いけど、部屋に入るとモダン。どんどん新しく建て替えるのが日本の特徴ですが、今後はイタリアに習って既存のものを大切にする風習が広がっていくと良いですよね。
投稿: しょう | 2006年9月28日 (木) 22時29分
ほんとに、アンティークな建物に、モダンなインテリアがマッチしてましたよね。次回は、ロフトとか、バスルームを案内しますので、お楽しみに!
投稿: けいママ→しょうさんへ | 2006年9月29日 (金) 17時56分