2014年9月14日 (日)

スズメバチに刺されたら?

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 いま日本で毒蛇にかまれて死ぬ人はいないけど、ハチに刺されて死ぬ人は毎年20人以上、という記事を読んだことがあります。マムシやハブ、熊やサメより、もっと危険な生き物がスズメバチなのです。活動の活発な8月から10月は特に気を付けないといけない。私は幸いにしてまだスズメバチに刺されたことはありませんが、ジバチという土のなかに巣を作るすこし小型のハチには5~6回刺されている。アタマを刺され吐き気を催して病院へ行ったこともあるし、手の甲をチクッとやられグローブのようにパンパンに腫れてハンドルが握れなくなったり、目の上を刺されお岩さんのような顔で一週間も不自由な思いをしたことがある。毒性の弱いジバチで幸い、といってもこれだけの被害をこうむっているのだから、スズメバチならどうなってしまうのやら。
 刺されると、発汗、吐き気、頭痛、血圧低下、呼吸困難、こんな症状をアナフィラキシーショックと呼ぶそうだ。過剰なアレルギー反応が起こるのだ。できるだけ早く病院へ行くこと、救急車を呼ぶのに躊躇するなとも言われます。

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 もしスズメバチに刺されたらと心配で、抗ヒスタミン軟膏やポイズンリムーバーという毒を吸い出す注射器のような道具をそろえている。あ、おしっこは全然ダメですよ。効かないばかりか不衛生、別の細菌が傷口から入って化膿したりします。
 で今回、奈川の友人から「ぜったいコレがいい」と自家製のおクスリをいただいたのです。効き目バッチリ! しかもハチだけでなく、アブやブト、蚊にもいいらしい。写真のように4cmはあろうかという凶暴なオオスズメバチを焼酎に漬けたもの。これを刺されたところにシュッと吹き付け、塗り込める。2~3回これを繰り返せばOKとのこと。言わば『毒を以て毒を制す』というところか。まずは一安心。他の村人にも見せてみたら、「ああ、私も作って持っていますよ」とのこと。奈川ではジョーシキなのだ。
 刺されてからの対処もたいせつだけど、まずは刺されないようにすること。だって『奈川スペシャル』なんてふつう持っていないでしょ。だからハチの巣がある可能性が高い、山や公園へ近づかないのが一番ですが、もし出かけるときには黒い服は着ないこと。黒い色は攻撃の標的になります。髪の毛や眼の黒も危ないそうです。それに頭部を刺されると生命の危険がありますから、帽子を忘れないで。

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2014年9月11日 (木)

カク×カク×シカク展へ

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 いまギャラリーSPOONさんで開催されている、「カク×カク×シカク」展がおもしろい。佐藤邦雄さんや西口司郎さんをはじめSPOONさんゆかりのアーティスト100名が、各3点ずつのオリジナル作品を持ち寄った展示は圧巻です。PECHUさんも金魚を3点出品しています。

Pechu
 テーマは自由で100人の作品、となると見た目もバラバラで散漫な印象になりがちだ。でもこの展覧会は統一感があって、とてもいい。その理由は、展覧会名がなぜ「カク×カク×シカク」なのか?というところにある。 それは100mm×100mmの木の板を使った展覧会だから。サイズとカタチが同じなので、作品が展示された壁面は、カラフルなタイルを貼りつめたような美しさ。この素材はなにかの製品加工のときに出た端材だそうです。「とてもエコでしょ」と、担当者は言います。たしかに、捨てられる運命にあった素材に目を付けてアート作品に再生させたのが素晴らしい。この時点で企画の成功が五割がた約束されている。

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 同じ土俵を与えられた展覧会、というのはアーティストたちは燃えるものです。他の作家さんより目立つよう、誰も思いつかないここぞ!のアイデアと技術を盛り込もうと力を注ぐ。
 100mm四方に自分だけの小宇宙を創る人。3点をつなげて1つの作品に仕上げた人。木の板ならではの木目を生かした人。なかには木版画の版木に使って、その版木そのものを作品にした西山友貴さん。立体作品を置く土台に使ってしまった梶川達美さんなど、あオモシロイ!へぇこんな使い方もあるんだ!と驚きと感嘆の連続でした。

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 一点一点は小さいながら、ギュッと凝縮された各アーティストの独自の世界。思わずうなってしまう技から、こんなのアリ?と笑ってしまうものまで。観る側のアタマを刺激し揉みほぐしてくれる展覧会、ぜひSPOONさんまで足を運んでください。地下鉄谷町線「天満橋」駅4号出口から、歩いて約8分です。

ギャラリーSPOON
企画展 カク×カク×シカク
2014年9月8日(月)~10月3日(金)
11時~19時 土日祝休み
大阪市中央区釣鐘町2-3-17 ベルハウス
Tel. 06-6943-1166

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2014年9月 8日 (月)

雨後のキノコ

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 こんなに雨の多い夏は初めてでした。全国各地で大水や土砂崩れの被害にあわれた方々に、一日も早く平穏な日常生活が戻ることを祈っております。
 日照時間が短くて、月間雨量は平年の数倍。猛暑日もあまりなかった。これは典型的な冷夏で、お米の収量が少なくてタイヘンだろう、と考えていたけれど、そうでもないらしい。冷夏は西日本の話で、東日本は暑い日が多くて大豊作だという。日本も広い。

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 で、久しぶりに晴れた一日、六甲山に登ってみればもうすっかり秋でした。そこかしこにキノコがいっぱい生えているじゃないですか。まさに雨後のキノコ。タケノコのようにニョキニョキという感じではなく、音もなく一斉に出てきて、気が付けば山はキノコだらけになっている、そんな驚きがあります。キノコは毒のあるものが怖いので、鑑賞するだけにとどめておりますが、上質のアートのようで楽しめる。

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 キノコの仲間は陸上の動植物のなかでも一二を争うユニークなカタチをしていると思う。ちょうど水中のクラゲが変わっているように。どちらも地球外の星からやって来た生命体のようでしょ。基本形がマツタケのようなカサと軸とすると、バリエーションは球形や脳みそのような不定形。また色も変化に富んでいる。濃淡さまざまな茶色が多いものだと思っていたが、いまの時期は真っ白や真っ黄色や真っ赤や蛍光オレンジなど、薄暗い林のなかでハッとするほど目につく派手派手カラーが目につく。

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 ところで、六甲山のキノコは「ちょっとかじってみました」というようなものをよく見ますが、これはきっとイノシシの仕業に違いない。雨のあとはミミズを求めて土を掘りかえすだけではなく、何か食べられるものはないか、とおいしそうな色のキノコを試してみる。でもマズイのか毒があるのか、ちゃんとは食べない。そんな具合に見えるのですが、はたして真相はいかに。

 

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