2017年1月22日 (日)

横尾温泉に誘われて

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 「ようこそ!横尾温泉郷」という展覧会が開催されている。王子公園そばの横尾忠則現代美術館。頼まれもしないのに、高校生の頃1956年に描いた観光ポスターが2点(これは初めて見た)。そして横尾さんが有名になってからの、1973年から2016年までの78作品が展示されている。幼少時代に見た女湯の光景や、入浴にまつわるイメージをモチーフとして、変幻自在にかつユーモラスに描いたユニークな作品群を展示。シリーズ表現手法も油彩、アクリル、オフセット印刷、コラージュ、グワッシュと多種多様です。

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 浮世絵ふうの女性たちが身体を洗ったり、お湯につかったり、にぎやかにくつろぐ姿を描いた「銭湯シリーズ」。北から南まで国内の温泉地を巡りながら、その土地の歴史や遭遇した出来事などを盛り込みながら制作した「温泉シリーズ」。これら2つのユニークな連作は、横尾さんの個人的な古い記憶と独特な幻想をうまく調和させて表現する、とてもおもしろい切り口だと思う。観るものを幻惑するきらびやかなイメージに浸り、細かに配されたさまざまな仕掛けを発見する楽しさ。あなたもきっと温泉旅行へと誘われますよ。

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ようこそ!横尾温泉郷
2016年12月17日(土)~2017年3月26日(日)
Y+T MOCA
横尾忠則現代美術館

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2017年1月19日 (木)

皆がよろこぶ・コブサラダ

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 カテゴリーは、けいママ・クッキングですが、最近この記事の料理を作っている人は主にひろパパ? あっは!料理の面白さにすっかり目覚めたひろパパ、今回の我が家での新年会でも、その腕前を客の皆さまにご披露! やんやの喝采を浴びました。
 で、その日のメニューの最初を飾った料理がこのコブサラダであります。これ、なんでコブサラダって言うのでしょうか? ふ〜む、1937年にハリウッドのレストランのオーナー、ロバート・H・コブ氏によって発案されたそう。現在では世界中で食べられているそうな。
 とにかく簡単! 冷蔵庫の残り物、たとえばアボカド、トマト、ゆで卵、鶏肉などなど、お好みの食材をきれいに並べて、ドレッシングを添えれば出来上がり。お客はその美しい彩りに「まあ!きれい!」と感嘆の声を上げ、そのみずみずしさに食欲をそそられ、そして好きな具材を適当にお皿に取り、ドレッシングをかけて皆でワイワイと食べると言う・・・まさにホームパーティーには打ってつけのメニューでありますね。
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   和やかに新年会の幕開け! そして乾杯の後いそいそと次の料理に取りかかるひろパパ、一方で料理の写真を撮るけいママ。これぞ皆がよろこぶいい時間! 聞くところによるとコブサラダ・ドレッシングなるものも市販されているとか。でもこの日の我が家のコブサラダには手作りのドレッシングが登場しておりましたよ。作った人? ええ、ひろパパですとも。ただいまけいママはカメラに夢中でございまして・・・。う〜ん、まだまだ未熟ですな、この写真。
<この日の我が家のコブサラダの材料>
   アボカド
   ミニトマト
   種無しブラックオリーブ
   生ハム
   キドニービーンズ
   黄色パプリカ
<この日のコブサラダのドレッシング>
   マヨネーズ・・・大さじ1
   ケチャップ・・・大さじ1
   レモン汁 ・・・2分の1個分
   プレーンヨーグルト・・・大さじ2
   粒マスタード・・・小さじ1
      白ワインビネガー・・・小さじ1
   

 

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2017年1月16日 (月)

王国の創造者、聖アドルフ

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 アドルフ・ヴェルフリの作品中にはやたら自画像が出てくる。偉大なる王、神聖なる聖人、全能なる神として。彼が創造する世界は過剰なる自意識にあふれている。いや、「他人という視点がない」というのが正しいのかもしれません。観た人がどう感じるか、誰がどう評価するか、など意識の外。まさに自分だけの王国です。
 そして数字に対する異常な愛。100年ほど先まで利子を計算した数字を並べた作品を作ったり、億や兆などでは表せないとてつもない大きな数を表す架空の単位を創り出したり、とても執着が強かったようだ。音符にも同じことが言える。つまり彼は単なる画家ではなく、あらゆる分野に熱情をもってのぞむ総合芸術家なのだ。あるいは世界の創造者か。

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 それにしても世界中のヴェルフリ研究者たちの執念にも頭が下がる。彼が描くさまざまな図章や形体を分類し、意味づけ、彼の膨大な作品群を理解する指針を作っている。その情熱はまるでヴェルフリが乗り移ったかのようだ。そのおかげで私たちはこんな立派な展覧会を観ることができるのだ。しかも研究対象としては無限の可能性を秘めた広大な宇宙のようなもの。
 これからもますます評価が高まることが予想されるアドルフ・ヴェルフリ。次に観る展覧会はまた新しい発見がいろいろ反映されるでしょうが、今現在の最前線の研究の成果が活かされたいい展示だと思います。

アドルフ・ヴェルフリ
二萬五千頁の王国

2017年1月11日(水)~2月26日(日) 月曜休館
兵庫県立美術館

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