2018年10月21日 (日)

オリーブオイルのヌーヴォー

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 10月20日、フィレンツェのCOOPさんでオリーブオイルのヌーヴォーが出ました。毎年10月下旬になると店内にコーナーが作られ、大きいのは3リットル入りから小さいのは250ミリリットル入りまで、ビン詰めや缶詰のオリーブオイルが並びます。どれもが今年収穫されたオリーブの搾りたて。

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 秋は収穫の季節。トスカーナ各地でワイン祭りやクリ祭りなどが開催され、実りの秋を祝う。日本でヌーヴォーと言えばワインだが、こちらではオリーブオイルも待ちわびる。グリーン色でフレッシュな香り、オリーブが果実なんだ、と再認識させられる。ちょっと舌先にピリッとする刺激がたまらない。

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 秋の味覚で気になるのが、柿。KAKIと書かれて、日本から入った果実だということががよくわかる。ただし完熟も完熟、柔らかくなってジュクジュクのものが店先に並ぶ。イタリアの人たちはこれを、デザートとしてスプーンですくって食べるそうだ。今回見つけたのは珍しく、硬い日本風の柿、カキ・メーラ。りんご柿あるいは柿りんごと言えばいいのか。リコッタチーズをからめて白和えのようにして食べたら、おいしかった。

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 リンゴもMELE FUJI と表記してあるのは、日本品種のフジに違いない。赤いリンゴ、黄色いリンゴ、緑のリンゴとさまざまな種類が並ぶ異国の地で、日本に関連したものを見つけるとなにか褒められたようでうれしいものです。豊かな食の宝庫イタリアで、気になった秋の話題でした。

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2018年10月18日 (木)

美味のプレゼンテーション

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 イタリアは美味しい。肉もプロシュートもサルシッチャもサラミも。野菜もキノコも卵も。パスタもピッツァもジェラートもケーキも。ワインもビールもコーヒーもフレッシュジュースも。

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 そのうえ見せ方がとてもオシャレだ。だからよけい食欲を刺激する。つまりそれは代謝が悪くなっている身には始末が悪い、ということだ。困ったことに。

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 トマト缶も種類がいっぱいあるし、こんなにきれいに並べられては一種類ずつ全部欲しくなる。とうぜん味はそれぞれちがうでしょうから、試してみたい。

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 ワインの種類の多さは信じられない。しかも驚くほど価格が安い。もしかしたらここは天国かしら、と思ってしまう。産地、ブドウの品種、収穫年、作り手。まぁ無数にあるということ。

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 チーズの種類の多さは信じられない。しかも驚くほど価格が安い。もしかしたらここは天国かしら、と思ってしまう。ヒツジ、ヤギ、牛はもちろん、カビや塩や風までいい仕事をしている。

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 ハム・ソーセージ類の種類の多さは信じられない。しかも驚くほど価格が安い。もしかしたらここは天国かしら、と思ってしまう。
 スローフード運動を始めた国。郷土の味に愛と誇りを持つ人々。イタリアではそれぞれの美味しさをどう見せるかについても、ハンパない情熱をかけています。
 

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2018年10月15日 (月)

ガウディが求める光

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 サグラダファミリアの生誕の門は朝日が当たる東に向いている。その東側の壁面は青を基調としたステンドグラスがはまっている。内部の壁や柱や床や天井が青い光に染まって、清新な気持ちに包まれる。

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 西側には受難の門。そちら側の壁面には夕日をイメージした赤を基調としたステンドグラス。十字架を背負い、ゴルゴだの丘へ向かい、磔刑にあうイエスの物語。一日の終わりと人生の終わりが重なる重厚な思いが満ちる。

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 コロニア・グエル教会のステンドグラスはシンプルな花。黄色は十字架を表しているのでしょう。小さな町の小さな礼拝堂にふさわしく、簡素でかわいらしい。半地下の薄暗いスペースにさす光がとても幻想的で、静かに祈りをささげる場を生み出している。

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 住宅建築でも、光に対するこだわりはとても強い。地中海の海をイメージしたとされるカサ・バトリョ。波打つ壁面には海の泡のようなパターンが濃いブルーや淡いブルーで表現されている。見物客は水の中を漂う魚の気分。

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 山の石切り場をイメージしたカサ・ミラには色ガラスは使われていない。でも曲面で構成された壁が彩色されたていたり、微妙なくぼみが作り出す光と影が深みを出したりで、光の効果を最大限に利用している。天才建築家ガウディは、光の扱いも天才でした。

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